【18.04.04】 安倍政治の“毒”政権全体に（隠蔽、改竄、捏造）　反憲法的な実態隠す

公文書は「歴史的事実の記録」、安倍政権が隠蔽、改竄、捏造に走るのは、国民の目を恐れているから

公文書や資料を平気で隠蔽、改竄、捏造する。安倍政権の底知れない強権体質の“毒”が、一気に噴き出しています。
防衛省に陸上自衛隊のイラク派兵（２００４〜０６年）時の日報が存在していました。南スーダンＰＫＯ（国連平和維持活動）の日報隠蔽に続く新たな隠蔽です。
さらに日本共産党の穀田衆院議員が３月３０日の衆院外務委員会で暴露した防衛省統合幕僚監部作成の内部文書（「日米の『動的防衛協力』について」）に関連し、同名の２件の文書が存在することが判明。開示された文書と内容が異なっており、一部が隠蔽・改竄された疑惑がもたれています。
森友問題では国会に提出された決裁文書の改竄が明らかになり、交渉経緯を記した改竄前文書が出てきています。加計問題では、前川前文部科学事務次官らがメモ類の存在を証言し、内部告発も相次ぎました。
公文書は「歴史的事実の記録」であり、「国民共有の知的資源」（公文書管理法１条）です。その隠蔽・改竄は、民主主義の根幹を揺るがす重大問題です。同時に、文書の隠蔽や改竄は、政治の私物化や違憲の軍事活動など、国民に明らかにできない反国民的、反憲法的な活動実態を隠すのが目的です。
安倍政権が「働き方改革一括法案」で拡大を狙った、「裁量労働制」ではデータの捏造が判明。裁量労働制拡大の削除に追い込まれました。
安倍政権が隠蔽、改竄、捏造に走るのは、国民の目を恐れているからです。