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【17.05.26】 G7て何だ

かって、日本の首相は日替わりだったが、今じゃ古狸だそうだ

トランプ氏初参加のG7ー価値観の共有が試されるー今日の毎日社説が論評 

今日から始まる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)で最も注目されるのは、初参加する米国のトランプ大統領だ。
40年以上続いたサミットを変質させるかもしれない。
今のG7は、自由と民主主義、人権、法の支配といった共通の価値観によって世界を主導し、米国はこれまでその先頭に立ってきた。
だが「米国第一主義」のトランプ氏は違う。自国産業保護のため自由貿易の制限もいとわず、イスラム圏からの入国を規制し、隣国メキシコとの国境に壁を築こうとしている。
発足当初、G7の国内総生産(GDP)は世界全体の約7割を占めていた。中国など新興国の台頭で相対的な経済力が低下し、存在意義が問われるようになってきた中で、G7が前面に打ち出し始めたのが普遍的な価値観の共有だ。
この基盤を重視しないトランプ氏の米国は、G7の存在意義を突き崩す恐れがある。
トランプ政権幹部からは、中国とロシアが参加しないG7の枠組みを疑問視する声も上がり始めている。
むろん、シリアや北朝鮮など国際問題の解決に中国やロシアの協力は欠かせない。だが、G7が一線を画してきたのには理由がある。
G7はソ連崩壊後、民主化へ歩み出したロシアを加えて一時はG8になったが、2014年にウクライナ南部クリミア半島の一方的な編入という国際法に反する行動に出たため「除名」した。中国は、自由選挙のない共産党1党独裁体制だ。
米国が、中露を加えて新しい枠組みに変えようと考えているなら論外だ。中露は米英仏とともに国連安保理の常任理事国である。もう一つ同じような枠組みを作る意味はない。
日本にとってG7は、欧米主導の国際政治に参画する重要な足がかりになってきた。それが変質するのであれば看過できない。
経済格差の広がりが生む反グローバリズムの潮流を押しとどめ、国際協調に基づく解決策を探るのがG7に求められる役割のはずだ。
価値観では必ずしも相いれないトランプ氏の米国をG7にどう取り込むのか。それともG7が米国によって変質させられていくのか。
今回のサミットが重要な試金石になるだろう。

サミットの役割て何なの。
僅か7カ国で世界をある方向に持って行こうなんて可笑しいよ。
100何カ国が参加している国連重視で行くべきです。

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