活動日誌−活動日誌
【17.05.13】 ｢多度地区小中一貫校多機能複合化事業基本構想・基本計画策定支援業務｣の優先交渉権者の決定に意義あり
５人の委員の点数に開きがあり。
｢多度地区小中一貫校多機能複合化事業基本構想・基本計画策定支援業務｣の優先交渉権者が決定。
３月１６日(木曜日)に開催した、公募型プロポーザルの審査委員会において、参加表明のあった４事業者のうち、「共同設計・教育環境研究所設計共同体」を最優秀提案者に選定し、優先交渉権者に決定した。
１、業務の目的
桑名市では「多度地区での小中一貫モデル校の整備」を考えるにあたり、まちづくりの観点から義務教育施設である小中一貫校に、行政窓口・社会教育・福祉・スポーツ等といった機能を複合的に有する多世代が交流できるような施設の整備を目指しています。
今後の本格的な整備・運営の実現に向けて、専門知識や経験・ノウハウを有する民間事業者の的確な助言のもとで、立地要件、施設が有するべき機能及び最適な運営手法等を具体的に示す基本構想を策定するために、策定を支援する事業者の募集を行いました。
２、審査方法
1次審査（提出書類）において要件を満たした4事業者に対し、事業に関連する市職員５名（教育長、総務部長、市民安全部長、保健福祉部長、都市整備部長）で構成する「本業務公募型プロポーザルの審査委員会」による2次審査を実施し、「本業務公募型プロポーザル選定基準」に基づき、得点の合計点による総合評価方式で審査を行った。
多度地区小中一貫校多機能複合化事業基本構想・基本計画策定支援業務（以下、本事業という）にあたっては、価格面のみならず、専門的な知識や経験、能力を有することが求められるため、選定にあたっては、プロポーザル方式を採用し、選定基準を公表する。
（１）審査について
応募者の審査は、書類審査及び審査委員会により、プレゼンテーションとその内容についてのヒアリングを実施する。
（２）審査の視点
�）椹�業を安定して行うことができる実績及び能力を有していること。
�∨椹�業を遂行するための十分な人員体制が整っていること。
��事業者の考え方が桑名市の方向性と一致していること。
�に楸般骸損椶坊犬觚‘い亮衙 ∪催抖擇咼好吋献紂璽襪�優れていること。
�セ�業者の受託への意欲及び熱意が見られ、業務内容の趣旨をよく理解していること。
�δ鶲堂然�
（３）配点の考え方
審査における評価項目と配点は次のとおり。
�〆療世蓮⊂�項目ごとに５段階で評価する。
・非常に良い：５点、良い：４点、普通：３点、あまり良くない：２点、良くない：１点、該当なし：０点
��得点は、次の算式による。
・得点率（Ａ）×採点（Ｂ）＝得点
�Ｄ鶲堂然覆瞭静世錬誼奮�評価ではなく、次の算式によって得点を決定する。
・20×（最低提案価格／当該提案価格）＝得点
�ぞ�数点２位未満の端数は四捨五入とする。
審査項目と配点審査項目 配点 得点
１、業務体制 人員配置 本業務を遂行するに十分な人員配置となっているか １０
２、業務体制 担当職員 知識、経験を十分有する職員が担当しているか １０
３、過去の同種、類似業務実績 小中一貫校の基本構想・基本計画策定(支援)実績 １０
４、複合的公共施設の基本構想・基本計画策定(支援)実績 １５
５、公共と民間複合施設の基本構想・基本計画策定(支援)実績 ５
６、基本的な考え方 本業務実施における方針・考え方 １０
７、検討方法 本業務内容を検討する方法、スケジュール １０
８、自社ＰＲ 本業務に活かせると考える自社の強みなど １０
９、提案価格 得点＝20×（最低提案価格／当該提案価格） ２０
３、審査結果
２次審査の結果、４事業者の中から最も得点の高かった、「共同設計・教育環境研究所設計共同体」を最優秀提案者に選定し、優先交渉権者に決定しました。
【中味】
情報公開で、市職員５名（教育長、総務部長、市民安全部長、保健福祉部長、都市整備部長）の委員の評価内容を入手しました。
問題の１つは、提案内容が非公開でわからない事。決まったのだから提案内容を公表すべきです。
最優秀提案者（優先交渉権者）の５人の点数は次の通りです。
Ａ委員 ８４、Ｂ委員 ５８、Ｃ委員 ９５、Ｄ委員 ９６、Ｅ委員 ８８
なお、Ｂ委員は３項目で良くない（１点）と評価しているのに、他の委員は複数で非常に良い（５点）と評価している。
これだけの開きは、何故発生するのか、委員全員集まって、論議すべきではないでしょうか。
