活動日誌−活動日誌
【17.01.12】 今日（１月１２日）、平成２８年度第３回桑名市空家等対策協議会が行われた。
桑名市空家等対策計画ほぼ決定か。次は、指導要綱（案）のチェック。
議題は、以下の通りであった。
（１）桑名市空家等対策計画（案）について（パブコメを紹介し、決定予定）
（２）桑名市空家等指導要綱（案）について（今回初めて提示される）
（３）その他
私は傍聴したが、時間の都合で、（１）の委員の方全員の意見を聞いて退席した。後程確認したが、対策計画はほぼ決定。指導要綱については意見を聞いたそうです。改めてこれから精査してみたい。
空家等対策計画とは：適切な管理等が行われていない空家等から発生する防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に悪影響を及ぼしている問題について、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、対策を総合的かつ計画的に実現する。
基本理念は、「快適な暮らしを次世代にも誇れるまち、魅力ある住環境の推進に取り組みます。」で、取組方針は予防・流通・解消・活用の促進です。
この席で、桑名市空家等対策計画（案）に係るパブリックコメント実施結果が公表された。１つずつ、丁寧に委員に説明された。今の初めてだ。パブコメは２人から１３件、その内私の出したもの（１２件）に対する「市の考え」を掲載します。
つぶやき（１２番目）にも答えてもらった。
１、Ｐ１ １０行目「規定」しており、はっきりと「責務」と書くべきではないか。
【市の考え】法第４条の「市町村の責務」として第６条第１項の規定に基づき空家等対策計画を定めるものである旨を表記しています。
２、Ｐ１ ２８行目 用語の定義：ここに、まとめて「空家等」「特定空家等」「空き家」等々掲載して下さい。
【市の考え】本計画（案）で用いた各種資料の表記が異り、それぞれの意味をもつため、第1章の1-4で「用語の定義」を記載しています。
３、Ｐ３−４及びＰ９ 空き家の数 統計調査（6,560、3,430）、自治会調査（2,301）桑名市はどの数字を基本にするのか。
【市の考え】本計画（案）で用いた各種資料の表記が異り、それぞれの意味をもつため、本計画（案）では、それぞれの数値を記載しています。なお、自治会による状況調査の結果は現状として、国の住宅・土地統計調査の結果は抽出による推計数として考え、自治会の調査結果を踏まえた本市の空家等推定数を今後の対策の指標として、巻末資料に掲載する予定です。
【コメント】２７００だそうです。
４、Ｐ４ 自治会調査の結果は、個別に登録・データ化されており、閲覧（公開）
できるのか。
【市の考え】桑名市情報公開条例の規定に基づいた公文書開示請求での対応となります。
５、Ｐ４及びＰ１１ 住民による「空き家」の通報・報告制度はあるのか。相談体制：周辺住民からの空家の相談対象は登録されるのか。
【市の考え】第４章の4-3(3)による対応として、第3章の3-4(3)の調査フローにより、通報等相談対応を行いますので、別途、桑名市空家等指導要綱を作成し、住民による相談・通報の手続きを定める予定です。なお、相談・通報等対応案件は、当該手続きにより記録されます。
６、Ｐ７ ２６行目 所有者等の「苦慮」しており、この解決と周辺住民の被っている迷惑な解決が、この計画の最大の目的です。この計画に解決方法がありません。
【市の考え】本計画（案）を策定し、空家等対策に取り組む方向性を示し、解決に向けたサポート体制を公民連携して取り組みたいと考えています。
７、Ｐ８ １４行目及びＰ１０ 不動産（専門家団体） 不動産屋は不必要です。
【市の考え】法第７条第２項の規定により協議会の委員として専門家のご意見をいただくとともに、連携して流通の促進につながる情報提供などを行い、所有者等へのサポート体制を整備する必要があります。
【コメント】２人から何故不動産屋が不必要なのか言われたが、変に利益を追求する様な事が無いような話もあった。
８、Ｐ１１ 協議会のメンバー：何故、議会の議員、文化に関する学識経験者が入っていないのですか。
【市の考え】桑名市附属機関等の設置及び運営に関する指針（平成26年桑名市告示第21号）第５条第１項第２号アの規定により選任していません。また、文化に関する学識経験者は広範囲にわたるため、本市の文化や観光の視点から、地域の活力・まちの魅力の向上などにご意見をいただくための構成委員を選任しています。
９、Ｐ１２ �⇔�通の促進、今の社会で、市が率先して行う必要はないと考えます。
【市の考え】空家等が適正に管理されず放置されることにより老朽化し、倒壊、防犯、環境、衛生面など周辺環境に影響を及ぼします。国の指針に基づき、流通を促すことは、適正な管理や周辺に与える不安の解消とともに、地域コミュニティを維持するためにも必要な施策です。市民の安全・安心の確保、地域の活力や魅力の向上につながるものと考えています。
１０、Ｐ１３ 継続調査について、自治会調査（2,301）の全数調査をスケジュール化して至急実施し、公表して下さい。
【市の考え】本計画（案）の策定と並行して現地状況調査を実施しており、進捗状況により適宜公表いたします。
【コメント】消防から全数調査のスケジュールの質問が出された。今１０００件くらいで、１日２０−３０軒しか出来ない。
１１、Ｐ１４，１５，１６，１７ 具体的な施策について、（３）地域住民の役割は、削除すべきです。周辺の住民は市に通報し、市の調査結果を待って対応すべきです。
【市の考え】本市の考え方番号６とともに、本市が目指す「快適な暮らしを次世代にも誇れるまち」を築くためにも、公民連携した空家等対策への取り組みが不可欠です。空家等を増加させないよう地域コミュニティを維持し良好な住環境を形成していくためにも、本計画（案）で連携主体として地域住民への役割を記載しています。
１２、最後に、協議会では、必ず傍聴者にも、委員配布と同じ資料を配って下さい。
どれだけの思いで参加しているとお考えですか。
【市の考え】協議会の会議資料は、会議後の公表により傍聴者には配布していませんが、桑名市情報公開条例や協議会の運営等に関する要領に基づき、配布可能な資料は、退席時に回収することを前提に、配慮したいと考えています。
