活動日誌−活動日誌

【16.08.11】 今日は、新祝日「山の日」

海、山の次は、川か。

 今年から8月11日が、新しい祝日「山の日」になりました。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として定められました。
 山の自然は国民共有の財産といえます。山の日制定を機に、山の持つ値打ちを改めて考えてみることが必要です。美しく豊かな自然を守り、次世代へ引き継ぐことは私たちの責務です。
 日本は国土の7割を山が占める山国です。山は古くから日本人の生活や文化と密接に結びついた場でした。獣や魚、山菜やキノコ、薪、温泉は山がもたらしてくれる恵みです。
 山はまた、スポーツやレジャーの場であるとともに富士山や立山、白山のように信仰の対象になっているところもあります。登るだけでなく、山に接して豊かな自然を身近に感じようというのが山の日を設立した趣旨です。
 開発や過疎化も、山にかかわる問題です。南アルプスの地下をトンネルで貫くリニア中央新幹線のような、大規模に山の環境を破壊する計画が推し進められています。山里に住む人が少なくなれば、山は荒れます。国や自治体の政策づくりをはじめ、国民的なレベルでも、どのように山と付き合い、山岳自然環境を守っていくかを議論し、合意をつくっていくことが求められます。
 リニア中央新幹線は何としてもストップさせなければなりません。

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