活動日誌−活動日誌

【16.08.03】 参議院選挙・東京都知事選が終わり、臨時国会があり、新しい安倍内閣の閣僚が決まったようです。

日本共産党議員団総会での志位委員長の挨拶よりーー「だまし討ち」の政治は長続きしないーー安倍暴走政治を止め、政治の転換を

参議院選挙で、安倍・自公政権は多数の議席を得たが、この議席は、自分たちのやろうとしていることを国民に正直に語って得た議席ではない。反対に、国政の大切な問題について、ことごとくやろうとしていることを国民に説明しない、隠し続ける、そうした不誠実な態度によって得た議席です。
重大なことは、選挙が終わると、手のひらを返したように、暴走を始めようとしていることです。
安倍首相は、徹底した「憲法隠し」で選挙をやりすごしました。ところが、選挙の翌日の記者会見で、「いかにわが党の案(自民党改憲案)をベースにしながら3分の2を構築していくか。これがまさに政治の技術」だと公言しました。改憲への暴走を開始しようとしていることは、断じて認める訳にはいきません。
安倍首相は、選挙中は「沖縄県と話し合う」といい続けました。「県民の心に寄り添う」ともいいました。ところが、選挙が終わって、やっていることは、高江のヘリパッド建設を強行する、話し合いを拒否して県を一方的に提訴する、法律を無視して辺野古工事を再開する――恐るべき強権をふるっております。絶対に許すわけにはいきません。
安倍首相は、選挙中は「アベノミクスのエンジンをふかす」というだけで、どう「ふかす」のか、その中身については語りませんでした。ところが選挙が終わりますと、事業規模28兆円の「経済対策」をぶち上げ、破綻した大型公共事業への「バラマキ」をおこなおうとしています。医療、介護、生活保護など社会保障のあらゆる分野での大改悪の計画づくりに乗り出そうとしております。

選挙のあいだは国民に語らない、大事なことはみんな隠す。そして選挙が終われば暴走を始める。これは「だまし討ち」の政治です。このような「だまし討ち」の政治は決して長続きしませんし、長続きさせてはなりません。あらゆる分野で安倍政権の暴走を止め、政治の転換をはかるたたかいに、新たな決意で臨みます。

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