活動日誌−活動日誌

【16.07.26】 この夏の生活保護の私の課題(8月末には富山の研修会にも参加)

三重「生活扶助基準引下げ違憲訴訟」の報告

7月25日(月)15時から第10回口頭弁論が行われました。
その後、「生存権がみえる会」主催で弁護団の方から当日の裁判の内容について報告がありました。
今回は、「判断過程審査」として、日光太郎杉事件など4件の判例を示して書面提出を行った。裁判は長期戦になる。全国二十数箇所で行われている中で埼玉県が進んでいるようで、勝てそうな裁判所で先に勝っていく方針だそうです。
今後の予定は、10月13日(木)13時30分〜、第11回口頭弁論期日
来年1月16日(月)13時30分〜、第12回口頭弁論期日
12月17日(土)には、3周年企画を予定。ここで裁判ダイジェストも合わせて行う。他企画、場所等は未定。

兵庫「生存権裁判」・最高裁勝利 中央キャラバン

このキャラバンは、「政府・厚生労働省が、生活保護を利用している高齢者に支給されていた『老齢加算』を2006年度に廃止したことに対し、『老齢加算』廃止は生活保護法と憲法の理念に違反すると、2005年から9都府県100人以上が“生存権裁判”として提訴している中で、2010年6月に福岡生存権裁判で福岡高裁は、『老齢加算は正当な理由がなく廃止されたから生活保護法に違反する』として原告勝訴の判決を言い渡しましたが、最高裁は、東京、京都、福岡事件については原告敗訴を言い渡し、広島、新潟、秋田、さらに青森、熊本の事件についても上告棄却・上告不受理とする決定をしました。何ら実質的な判断を示さない門前払いの決定をした最高裁は、違憲審査権を放棄するものに等しく、国民の裁判を受ける権利すら踏みにじるものであり、到底、法の番人とは言い難く、最高裁は、上告している兵庫生存権裁判を直ちに受理し、大法廷に回付して口頭弁論を開くよう求めるものです。」               
7月27日に兵庫・神戸を出発し、大阪、京都、滋賀、三重、愛知、静岡、神奈川、東京(8月31日終結決起集会)へ引き継ぐものです。

三重県では、8月8日(月)18時〜、アスト津3階交流スペース(津駅前)で、
小久保哲郎弁護士(生活保護問題対策全国会議事務局長)による記念講演「生活保護基準引下げ違憲訴訟の論点と動向」を実施し、生存権裁判を支援する全国連絡会会長、井上英夫金沢大名誉教授の挨拶も予定しています。
8月10日(水)には10時〜、桑名市長へ要請行動も行います。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)