活動日誌−活動日誌
【16.03.26】 突然、「地方創生加速化交付金」という名目で、補正予算を提出
「国際観光まちづくり推進事業費」、「桑名竹取プロジェクト推進事業費」
日本共産党の星野公平です。
１、議案第４７号 平成２７年度桑名市一般会計補正予算（第８号）
（１） 「国際観光まちづくり推進事業費」、「桑名竹取プロジェクト推進事業費」について、いくつか質問します。
その前に、一言。
「地方創生加速化交付金」て一体何なのですか。
市長は、提案説明の中で、官民協働、地域間連携、政策官連携と言われました。
総合戦略は人口ビジョンを実現するための戦略です。
雇用の創出、人の流れ、子育て支援、地域つくり（地域連携）が目的です。
現状では地方創生は困難（実現困難な目標、自治体丸投げ）です。地方創生の枠組みを再検討すべきです。
そもそも地方創生とは何か。まず国が役割を明確にすべき（少子化対策、雇用の確保）です。地方創生は市民づくり、地域経済対策・地域循環、行政の効率化（参加と分権）、自治体間連携、新たな地域づくりで、両面作戦が重要です。
私はこの３月議会の一般質問で「地方創生」について幾つか質しました。
その中で「総合戦略」について、� ＿燭魴茲瓩燭里�。具体的に国にどのような事業を提案（申請）しているのですか。国からの交付金をどれ位期待しているのですか。�◆，海譴如嵜邑�ビジョン」の実現は可能なのか。
に対して、【答弁】「暮らす」と「インバウンド」の２つを定めた。（略）
総合戦略は５年間の計画、人口ビジョンは２０６０年までの人口を推計したもの。５年間の取組みのみで、４５年後の人口１２３，３８５人になるものではない。
【再質問】（メニューを）国に申請してあるのか。【答弁】（現在）募集期間中。でした。
このような事を踏まえ、いくつか質問をさせていただきます。
�� 何故担当課が政策経営課なのか
�� ８８％が委託料だが、何を新たに調査分析するのか。お金の流れはどうなのか（８千万円は市内で費やすべきではないか。）
�� 人口ビジョンにどう貢献するのか。ＫＰＩはどうなっているのか
�� （観光）講座・セミナーは対象はどれ位で何回するのか。
�� （竹取）竹林の所有者数と竹の子の生産高は。竹林所有者の理解は。
�� 補助金が出たからする事業なのか。（ちゃんと当初予算に計上すべきでは。）
分からない答弁が続き、分かったのは竹林の所有者数（農家）５００軒と竹の子の生産高１億５００万円（年間）だけ。
反対討論
予算の使われ方が、委託が主体であり、桑名市と職員の能力のアップにつながりません。せっかくの予算が元の中央、東京に戻されてしまいます。８０００万円がこの地域で有効に使われる事こそ必要です。
あの増田レポートにより加速させられた地方都市消滅の危機感から地方創生が出てきてる訳ですが、短期的政策で、地方の自治体間競争に煽られる事なく、長期的視野に立って、桑名の住みよさの充実・発展を目指すべきです。
私達は、３大要求「子どもの医療費の窓口無料化」、「小学校の普通教室にエアコンの設置」「国保税の引下げ」、をお願いしています。
３人の子どもを育てられる町ではなく、１人から安全・安心して育てられるように子どもの医療費は窓口で無料にし、教育環境の整備として、全国で１−２番目に暑い地域になっており小学校の普通教室にはエアコンを設置する事が求められています。高齢者は、安心して介護保険にかかれる事が必要です。
「総合事業」を他市より先駆けてするのではなく、介護に携わる人たちの環境の整備が先です。介護を充実させれば昼間の人口も増えます。
福祉のまち桑名、福祉で日本一を目指しましょう。
この補正予算には、必要性も緊急性も感じられませんので反対です。
