活動日誌−活動日誌

【16.03.04】 87年前 右翼の凶刃に倒れた山本宣治

何年か前に、宇治市にある墓に行ってきました。

日本が戦争に突き進んだあの暗黒の時代にも、ひるまずに声を上げ続けた人たちがいました。「山宣ひとり孤塁を守る だが私は淋しくない 背後には大衆が支持しているから」。墓碑にそう刻まれた山本宣治もその一人です
87年前のきょう、山宣は大阪で開かれた全国農民組合大会の演壇に立ちました。翌5日、治安維持法改悪に反対する国会発言を封じられ、その夜、右翼の凶刃に倒れます。墓碑銘は彼の最後の演説からとったものです
「喉を絞められて声が出なくなるまでやる」。凶暴な弾圧にさらされながら、信念をもって反戦平和を貫いた生涯。その人となりは、東京の山宣会が最近発行したブックレット『“我らのやません”と東京』に分かりやすく
いま私たちの喉を直接絞めるような手はありません。しかし黙していれば、それは真綿でじわじわと。巨大な権力に臆せず立ち向かった山宣の生き方を今に受け継ぐ。過去から現在、そして未来へ。逆流とたたかい、平和を紡いでいく人びとを結びつけています。 (今日のしんぶん赤旗「潮流」より)

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