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【16.02.11】 国保税(料)引き下げ「今が勝負だ」

先週の金曜日(5日)津市で、国民健康保険の学習会が開かれました。(「しんぶん赤旗」2016年2月10日付け東海・北陸信越のページより)

 三重県津市で2月5日(金)、国民健康保険の学習会が三重地方自治研究会の主催で開かれ、地方議員や県社会保障推進協議会の会員ら約40人が、寺内順子・大阪社保協事務局長の講義を聴きました。(私は「桑名市地域包括ケアシステム推進協議会」傍聴のため参加できませんでした。)
 寺内氏は、市町の国保特別会計の分析法を解説し、三重県内の市町はほとんどがずっと黒字であり、多くの市町で原資なく保険料引き下げができることを明らかにしました。
 更に寺内氏は、2018年度からの国保保険者の都道府県単位化に向けて、低所得者対策の保険者支援金として1700億円が国から交付されていることを指摘し、この支援金を使えば1人当たり5000円程度の保険料引き下げが可能な事、大阪の千早赤阪村ではすでに平均26%の大幅引き下げが実施されている事を紹介し、都道府県化までの今が保険料引き下げの勝負だとして社保協などの運動を激励しました。
 国保都道府県化について寺内氏は、「国保を医療費削減の道具に」しようという狙いがあることを解明し、保険料が高い問題などを除けば国保はいい制度だと指摘し、都道府県国保の運営方針策定が進む中で、各地域の国保の歴史や住民の命を守る自治体をどう守っていくかが今問われていると強調しました。(「しんぶん赤旗」2016年2月10日付けより)

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