活動日誌−活動日誌
【15.12.11】 一般質問を行いました。
質問原稿より、後日答弁と再質問等を掲載します。
今日は、日本共産党桑名市議団の星野公平です。
平成２６年度決算報告の内容から、「財政状況が厳しい」、「財政が悪い」と言いますが、決算の内容は市長の１年間の成績表（通信簿）のようなものだと私は思います。
議会にも責任があるかもしれませんが、市民には責任はありません。情報の共有などとも言いますが、執行過程をほとんど公表せずに結果だけで結論付けて言うのは如何なものでしょうか。市民に我慢しろとはもっての外だと思います。こんな事を言っていて教育大綱で「子どもに夢を」なんて言えるのでしょうか。
そんな意味で、１２月号の「広報くわな」は、最悪です。
議会冒頭の提案説明で、市長は、主要施策の４つ（ふるさと納税、桑名七里の渡し公園、伊勢大橋架け替え工事、新病院整備）の進捗状況を言われました。
施策は沢山あるはずです。もっと市民の生活を良くする事に直結した事を（例えば桑名市の福祉や介護の状況とか）是非、述べて頂きたいと思います。
日本共産党は昨年の市議選の時以来３つの重点要求を出しています。
�� 県下一高い「国保税の引下げ」、
�� 近隣県では実施されているが三重県で遅れている「子どもの医療費の窓口無料化」、
�� 「小学校にエアコンの設置」です。
昨日の新聞（朝日）に「津市は２０２０年度までに市内の小中学校すべての普通教室にエアコンを整備」の記事がありました。その時、桑名市では、新しくつくる校舎に、職員室にはエアコンを設置するが普通教室には考えてないと議会で答弁がありました。津市長は、「負担は大きいが良好な学習環境には代えられない」と発言しています。
こんな状況で、総合戦略で「くらし」「インバウンド」といっても選ばれる市には縁遠いものではないでしょうか。
それでは、
一問一答で行います。答弁冒頭のオウム返しとなる所は省いて頂いて結構です。
１、予算について
（１）当初予算編成について
�〆鄒�時に市民の意見は（佐倉市の例）
（２）補正予算について
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�⊃融�院勧告についてどう対応するのか
（１）当初予算編成について
「先の議員」（伊藤研司）の一般質問の中で、副市長より、わかりやすい予算の編成、編成過程の公開に当たって、どの時期がいいのか、どの資料を公開するのか等々、もう少し時間を頂きたいという答弁があったかと思います。
市長、総務政策常任委員会で佐倉市へ行きましたね。私はその時にショックを受けました。佐倉市では、１２月に翌年度の予算案について市民に説明会をやっていました。予算案について市民の意見を直接聞けるという点では、市長の言う全員参加型ではないでしょうか。桑名市でも早急にやりませんか。今、桑名市では、予算編成時に市民の意見をどの様に反映していますか。
【答弁】
【再質問】
１、 総務部長段階、市長段階の査定状況を公表しているというが、金額だけだから内容が分かりません。
２、 最初から要求金額が減らされている中で、各部からの予算要求に、市民の意見や要求が盛り込まれていると思われますか。
３、 説明会をするのに、もう少し検証が必要だと言いますが、何を検証するのですか。
（２）補正予算について
�。昂酳篝気廼杁淹抉膰鯢婉發�ありました。インバウンド環境整備事業費です。
１８，０５９千円で、国庫支出金は１６，０５９千円になっています。ところが、国からの認定は８，０００千円の様ですが、残額はどうするのですか。こちらから伺う前にきちんと説明すべきではないでしょうか。
�⊃融�院勧告についてどう対応するのか。
「先の議員」（松田）に対する答弁では、来年の通常国会で勧告の実施が成立した後に組合と交渉して考えていくということだったと思いますが、もっと主体性を持って説明責任を慣例の１２月補正予算作成時に表明していくべきだと思いますが如何ですか。
【答弁】
【再質問】
１、答弁が良く分かりませんが、全額くるのですか。
２、桑名の社会保障について
（１）医療について
�〇堝發離戰奪豹瑤呂匹Δ覆襪里�
（２）介護について（現状、問題点、対策は）
�｜楼萓験莟�援会議について
��元気アップ交付金について
�４靄椒船Д奪�リストについて
日本の社会保障は、安倍政権になってから多くの法律によって改悪されてきました。本来の社会保障は、憲法第２５条で保障されている様に、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する（生存権）。と第２項の、国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない（国の社会的使命）。」です。
ところが、安倍政権はこの社会保障の解体を進めています。これが「社会保障・税一体改革」です。
２０１２年 ６月 三党合意（民主、自民、公明）がなされ、 ２０１２年 ８月 「社会保障制度改革推進法」で「基本的な考え方」｢基本方針｣ が書かれました。（社会保障・税一体改革関連８法）
２０１３年１２月 社会保障改革を進める工程を示した「プログラム法」
２０１４年 ６月 「医療・介護総合法」
２０１５年 ５月 「医療保険制度改革関連法」
現行の改革の方向性は費用抑制（給付抑制と利用者負担増）で一貫しています。その上、公的責任の後退を図るために、社会保障の理念・考え方の解釈変更を主張しています。（戦争法＝安保法制に似ています。）自助・互助の強調を行い、疾病・貧困・失業等の公的責任で対応すべき問題を、自己責任や家族・地域の助け合いに還流しようとしている。これは１９７０年代末に自民党が提唱した「日本型福祉社会論」のリメイクだと言われています。
医療の提供体制の再編は｢川上の改革｣と称して病床削減を図ると共に、「川下の改革」として介護保険の地域の受け皿として「地域包括ケアシステム」で自己責任と助け合いを強調して社会保障費の抑制を図っている。
このような流れです。
（１）医療は、都道府県単位で検討され、医療構想が考えられ、国保の広域化も今後行われます。現在検討されている三重県の医療構想の中で、桑名市内のベッド数がどうなるのか桑名としての意志を含めて伺います。既に新病院建設で多くのベッド数が減らされ４００床になっていますが、無理な病院からの追い出しはありませんか。
【答弁】
【再質問】
総合医療センターでは、現在４２６床が稼働しておるという事ですが、県外、他市への流出を戻すための医療を行うために４００床では、更なる病院からの追い出しが加速するのではないですか。桑名市内での必要ベッド数を桑名市は独自に試算し、県へ要求すべきではないですか。
（２）４月から介護保険の改悪が行われました。大きく３点で、１つは要支援１、２の介護はずしで総合事業へ、２つは利用者の２割負担導入、３つは特養の介護度３以上の限定でした。
桑名市では他市に先駆けて、「総合事業」で、寄ってたかっての「地域生活応援会議」を行い、「元気アップ交付金」で介護保険を強引に卒業させ、「基本チェックリスト」で介護保険に入学させずに安上がりな総合事業に導こうとしています。現状はどうなっているのか、問題はないのか、対策はどうなっているのか答弁願います。
【答弁】
【再質問】
１、 「地域生活応援会議」について、アンケート結果に基づく生の声を紹介する。
趣旨が担当職員の理念のみに偏っている
介護の現場の声が行政に届かない
提出書類が多すぎる
時間をかけた割には有効な意見交換ができない
もっと現場、利用者を見てほしい
利用者と面識がないのに何故助言できるのか
毎週あれだけの市・包括の職員を出席させて行うことはロスが多い
２、 「元気アップ交付金」について、監査委員からの意見にあるよう「インセンテ
ィブの付与が給付の抑制につながる事のないよう、制度の周知と共に適切に事業が運営される事を要望する。」
３、 「必要な方に必要なサービスを適正に提供する。」ここが問題なのです。
受け皿の問題と事故が起こった場合の責任の所在は（ボランティアー地域住民、自治会、民生委員など）
３、桑名の都市計画について
（１）土地の高度利用に対する基本的な考えは
（２）駅周辺に関する懇話会について
�々柔�と内容について
（３）駅西土地区画整理事業は１０年延長して見通しはあるのか
（住民説明会から、予算と理解）
まず、（１）桑名市の土地の高度利用に対する基本的な考えを伺います。
【答弁】
【再質問】
１、 小規模建築物の建築を抑制する
２、 高齢者の方は良いのですが、果たして子育て世帯の方にとって良いのでしょうか。
次に、（２）駅周辺に関する懇話会を設置するとの事ですが、人員構成と検討する内容について伺います。
【答弁】
【再質問】
１、最初から市民を入れるべきです。
この項最後に、（３）駅西土地区画整理事業について伺います。
区画整理事業は仮換地指定が終わればほとんど完了だとも言われています。
しかし、駅西の場合、１軒のみ拒否されて仮換地指定が終了して、数年たつのに目に見える伸展がありません。これは、国・市がお金を出さないのか、住民の方との本当の意味での合意がなされていないのではないでしょうか。
１０月に住民説明会が８回ほど行われ２００名以上の方が参加されました。私は全てに傍聴で参加させていただきました。
市からの説明の内容は、「突然に、国体の話を出してそれまでに重点的に駅周辺の整備を行う。集団移転として桑名市の土地に民間に無償でマンションを建てさせ一部を借り取る。本郷地区や馬道地区は後回しにする。そして、事業期間を１０年延伸し、総事業費２８５億円は変わらない。」だったと思います。
１０年延長して見通しはあるのか。予算と住民の皆さんの意見(特に本郷地区や馬道地区は後回しにする)・理解の点から答弁願います。本当にまじめに検討したのですか。建設費や補償費の増加が見込まれる中、事業費が同じなのは合点がいきません。
【答弁】
【再質問】
１、 計画変更と都計審はいつごろ予定しているのか。
２、 追加予算はどれくらい見込んでいるのか。
４、市長の教育に関する大綱について
（１）基本理念は「夢を持ち、その夢に向かって努力する子を育てます」のよう
ですが、子どもたちに努力義務を課すのは如何なものでしょうか。
市長の教育に対する姿勢は、何度か伺ってまいりました。今度いよいよ教育大綱を作るに当たって、改めて市長の教育に対する思いと教育大綱について全般的に伺いたいと思います。また、（１）基本理念は「夢を持ち、その夢に向かって努力する子を育てます」のようですが、子どもたちに努力義務を課すのは如何なものでしょうか。
【答弁】
【再質問】
１、市長、２回の総合教育会議を開催されて、何か感想はありますか。
