活動日誌−活動日誌

【15.10.26】 今日、桑名市人口ビジョン(仮称)中間案及び桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略(仮称)中間案に対する意見等(パブリックコメント)の回答があった。

桑名市人口ビジョン(仮称)中間案に対する意見と市の考え

1、2001−2003年の社会減、社会減の分析は、何があったのか。

【市の考え】2000年まで続いた住宅開発が一段落し、転入者の数が転出者の数に比して減ったためと推測します。

2、平日の昼間滞在人口を増やす事がどうして必要なのか。

【市の考え】今後、さらなる増加が期待される訪日外国人旅行客をはじめ、国内外のインバウンドによる交流人口の増加は、桑名での購買や宿泊の効果による地域産業の活性化や雇用創出につながると考えています。また、桑名の魅力が市内外から認められ、都市イメージが向上することで、定住人口増加につながっていくと考えています。よって、昼間の交流人口増加の対策が必要であると考えております。

3、「駅周辺の用途地域の緩和や中心市街地の高度利用」が述べられているが、桑名の都市計画上での市民の議論が必要ではないか。

【市の考え】今後の人口減少・超高齢社会に対応する集約型都市構造の実現を目指す上で、中心市街地である駅周辺部において、人口の増加・密度の確保を図ることが必要と考えるところであり、これらを実施していくにあたり、地域の皆さまとの懇話会の設置など検討してまいりたいと考えます。

4、どうして、ここから長期的政策と短期的施策を合わせて推進する必要性が出てくるのか理解できない。

【市の考え】戦略における「長期的に続けることで効果が緩やかに表れる政策(=「暮らす」)」と、「短期施策のくりかえしによる実績で効果が表れる施策(=「インバウンド」)」については、別々の施策のようではありますが、「暮らす」の施策は、子育て、学び、労働など日々の生活、活動をするうえでの、心地よさ、快適さを向上させることで、訪れたいまちとして「インバウンド」の施策へとつながっていきます。また、「インバウンド」の施策は、まずは、桑名市外からの誘客、交流人口に対する施策として捉えますが、将来的には地域の仕事を創造し、ひいては、外国人を含めた桑名市における「暮らす」の施策へつながっていきます。よって、2つの施策を組み合わせることによる相乗効果が期待できると考えております。

5、おわりに、「人口ビジョン」としては不必要だと思う。

【市の考え】桑名市人口ビジョン(仮称)中間案から削除し、桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略(仮称)中間案に記載することを検討します。

桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略(仮称)中間案に対する意見と市の考え

1、 ベッドタウンなら昼間人口が少ないのは当然であり、あえて昼間の滞在
人口を増やそうとする意味が分からない。

【市の考え】今後、さらなる増加が期待される訪日外国人旅行客をはじめ、国内外のインバウンドによる交流人口の増加は、桑名での購買や宿泊の効果による地域産業の活性化や雇用創出につながると考えています。また、桑名の魅力が市内外から認められ、都市イメージが向上することで、定住人口増加につながっていくと考えています。よって、昼間の交流人口増加の対策が必要であると考えております。

2、 桑名市地方創生会議、桑名市総合計画審議会委員の名前は公表して
下さい。(広報くわなに載せる。経歴を含めて)責任を持ってもらわなければなりません。

【市の考え】桑名市地方創生会議、桑名市総合計画審議会委員の氏名はホームページで公表しております。

3、 「バラマキ型の施策は採用せず」とあるが、そもそもこの国の言う「地方創生」
がバラマキであるのに意味が分からない。何がバラマキでバラマキでないのか説明して下さい。

【市の考え】3ページ5行目以降に記載してあるとおりです。

4、 何が桑名独自の視点なのか。「人口ビジョン」でも質問しているが、長期的政
策と短期的施策を合わせて推進する必要性は何処から出てきているのか。

【市の考え】戦略における「長期的に続けることで効果が緩やかに表れる政策(=「暮らす」)」と、「短期施策のくりかえしによる実績で効果が表れる施策(=「インバウンド」)」については、別々の施策のようではありますが、「暮らす」の施策は、子育て、学び、労働など日々の生活、活動をするうえでの、心地よさ、快適さを向上させることで、訪れたいまちとして「インバウンド」の施策へとつながっていきます。また、「インバウンド」の施策は、まずは、桑名市外からの誘客、交流人口に対する施策として捉えますが、将来的には地域の仕事を創造し、ひいては、外国人を含めた桑名市における「暮らす」の施策へつながっていきます。  よって、2つの施策を組み合わせることによる相乗効果が期待できると考えております。

5、 何故、心地よさ・快適さを向上させるが長期的で、桑名の魅力を発信し、桑名
に来る人を魅了するのが短期的政策になるのか。

【市の考え】子育て、学び、労働など日々の生活、活動をするうえで、心地よさ、快適さを向上させる目標ことは、時間をかけ一歩一歩確実に政策を進めていく必要がある分野と考えております。また、桑名に来る人(訪れる人を)を魅了することは、地域の特色に応じた取り組みの展開を積み重ねることによって効果の向上が表れる分野であると考えております。

6、「インバウンド」の解説を。市が「地方創生」としてメインに取り組むことではない。

【市の考え】海外・国内から本市への誘客を増やすことで、本市にとっての経済効果を期待するだけでなく、人口増加の一端となることを想定しています。また、桑名市総合計画の基本構想のひとつである「世界に向けて開かれたまち」を目指すものです。

7、「自主防災組織」の現況を把握しているのか。関係課に確認したら自治会で自主的にお願いしているので詳細は分からないと言う返事です。これで新しい政策が打てるのですか。

【市の考え】自主防災組織は市民の皆さんが主体となって「自助・共助」を担っていただくために地域で結成するもので、地域の実情によってさまざまなあり方があると考えております。

8、「消防団員の確保」について、具体的に政策を明らかにして下さい。

【市の考え】7ページ9行目に記載のとおりです。なお、具体的な施策については、今後作成する実施計画で検討してまいります。

9、「景観が美しく保たれ」ている、魅力ある住環境の具体的内容は何なのか。駅前の乱開発による高層マンション建設は規制すべきではありませんか。ドミノマンションの建設も始まろうとしているが、桑名市としての見解を問います。

【市の考え】「魅力ある住環境の推進」の具体的内容については、次の行の記載にあるとおりです。

10、「公開できる情報は、情報公開条例にも基づく開示請求手続きを経なくても入手できるような体制整備を行います。」とあるが、総合計画にも書いてあったような記憶があります。未だに出来ない理由は何処にありますか。なお、資料は無料提供にして下さい。(コピー代請求は公開の阻害になります。)

【市の考え】具体的な施策については、今後作成する実施計画で検討してまいります。

11、新病院の整備促進は、安心して子を産み、育て、老後の生活を送る事ができるようになるとありますが、特に、入院患者の早期地域への追い出しがあり、安心して老後を送れる保障にはなりません。

【市の考え】新病院は急性期医療を担う病院として整備を進めています。  病院から入院患者を追い出すということではなく、患者の病気やケガの治癒状況から判断し、急性期医療に係る治療を終えた患者について、地域の医療機関や、介護・福祉施設などとの連携を図り、切れ目のない医療・介護・福祉などのサービス提供体制へ繋ぐものです。

12、人口10万人あたりの医師数を増やしますと書かれていますが、方法を教えて下さい。

【市の考え】桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、今年度からスタートした桑名市総合計画の中から、地方創生に資する施策や事業を中心に作成しております。「人口10万人あたり医師数」は、桑名市総合計画に定めた基本計画「地域医療・健康づくり」の指標となっております。

13、小中一貫教育を進めるとありますが、議論の最中であり、弊害もたくさんあります。止めて下さい。

【市の考え】ご意見としてお伺いします。

14、「放課後子供教室」の整備をとりあげているが、「放課後児童クラブ」との関係をどうしていくのですか。

【市の考え】桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、今年度からスタートした桑名市総合計画の中から、地方創生に資する施策や事業を中心に作成しております。「放課後子ども教室小学校区の設置数」は、桑名市総合計画に定めた基本計画「生涯学習」の指標となっております。

15、漁業交流センター利用者の数値が書かれているが、利用者の訪問目的は何なのか、基準値はどの様にして出されたのか。

【市の考え】桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、今年度からスタートした桑名市総合計画の中から、地方創生に資する施策や事業を中心に作成しております。「漁業交流者数」は毎月のはまぐりプラザ事業報告書に基づき、はまぐりプラザの年間利用者を算出し、基準値としております。

16、全体的に。「地方創生」で、観光・国際化に力を入れるのではなく、今後の高齢社会に対して介護の充実を図るのが重要です。介護労働者への金銭的補助を行うなど桑名の介護事業を日本一にしましょう。(今の桑名で行われている介護保険事業は間違っています。)昼間人口も増えるのではないですか。

【市の考え】桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、短期的な施策で「インバウンド」を基本目標とするとともに、長期的な施策として「暮らす」を基本目標に、防災・福祉・医療・商業等の事業を推進します。それらの相乗効果により将来的な人口減少社会の中でも魅力ある桑名市の実現に取り組んでいきます。

私以外の意見は1人で1つだけでした。

桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略(仮称)中間案に対する意見と市の考え

【意見】「災害発生時に〜高めます」、「自主防災活動〜進めます」についてですが、2番目の「防災リーダーとなる人材の育成」は1番目の「防災教育」とかぶるような気がします。そこで次のように変えてみました。「・災害発生時に、市民が自らの安全確保や地域防災の初動対応がおこなえるよう、学校などで防災教育を実施すると同時に地域の防災リーダーとなる人材の育成などを進めます」「・企画展示などを通して防災意識を高めると同時に自主防災組織育成補助金などにより自主防災組織活動を支援します」ポイントとしては「防災教育、人材育成」と「防災意識の向上、啓発、自主防災組織の支援」という2つの柱に変えてみました

【市の考え】桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、今年度からスタートした桑名市総合計画の中から、地方創生に資する施策や事業を中心に作成しております。ご指摘いただきました「災害発生時に〜高めます」、「自主防災活動〜進めます」は桑名市総合計画の基本事業を位置付けたものとなっております。

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