活動日誌−活動日誌
【15.08.12】 桑名広域清掃事業組合のごみ処理施設整備計画（案）のパブリックコメント結果が８月６日付けで公表されていた。
予想通りの回答です。私の意見のみ記載します。（全文は、ダウンロードより見て下さい。）
意見等提出数 ７名２５件だったそうです。
１、 まず、今後の運営として「ごみの減量問題」にどう取り組んでいくのか。
【回答】ごみの減量については、各構成市町が廃棄物の減量及び適正処理に関する条例等を制定し、排出の抑制や再生利用の促進を行っています。
今後とも、3Ｒ＝発生の抑制（Reduce）、再使用（Reuse）、再生利用（Recycle）の推進について、各構成市町の施策に則り、情報を共有しながら、啓発に努めてまいります。
２、 住民説明会（近隣と広域で）はどうなっているのか。
【回答】今後、事業者が決定し、工事に着手する段階では、工事に関する地元説明会を開催する予定です。整備計画についての説明会は現在のところ開催の予定はありません。このパブリックコメントと同様に、今後とも事業の進捗に併せて、情報の公表に努めてまいります。
３、 何故、施設は大型で１ヵ所なのか。（鉄橋が落ちるとか災害を考えた場合、長
島、木曽岬にも設置を考えないのか。）
【回答】ダイオキシン類削減対策、焼却残渣の高度処理対策、マテリアルリサイクルの推進、サーマルリサイクルの推進、公共事業のコスト縮減等の理由から、ごみ処理は広域的に対応することが必要であると考えています。また、災害発生時は各構成市町の災害廃棄物処理計画に基づき、災害廃棄物の発生量に応じて対応することとしています。
４、発想の原点は、補助金問題（少しでも多く貰いたい。）なのか。
【回答】施設整備の基本方針では、�＾多粥Π汰瓦膿�頼される施設、��地球環境に配慮した施設、�Ｌね�用エネルギーの有効活用、�し从兩�に優れた施設、�ッ楼茲某討靴泙譴觧楡澆箸靴動銘嵒佞院△海譴蕕鳳茲辰浸楡濱鞍�を目指しています。一方で、ごみ処理施設の整備には、膨大な財政支出が伴うことから、国の交付金が支給される計画とすることは、財政計画上必須であると考えています。
５、 余熱利用について、何故ごみ発電なのか。（ＲＤＦ発電機は再利用できないの
か。）プールや温水施設の建設は考えないのか。（桑名市にＰＦＩ神話を聞いてみれば良い知恵が出るかも。）
【回答】余熱利用としてプールや温水施設へ温水・熱供給を行う方法もありますが、組合としては、発電により施設に必要な電力を自力で賄うと伴に、売電で得た収入をごみ処理に必要な費用に充てることで、構成市町の住民の皆様の負担を少しでも軽減することが優先すべき方法であると考えています。また、県のＲＤＦ焼却発電施設を活用することは出来ません。
６、 焼却灰の処理後の行くえは。（有害物質が溶け出すことはないのか。）
【回答】焼却に伴い発生する灰については、「普通セメント化」、「焼成」、「溶融」等の方法により、資源化することとしています。また、資源化できず、最終的に埋立て処分するものについては、適正に処理を施し、重金属等の有害物質の安定化、不溶化、無害化を図ります。
７、 施設までの一部狭い道路は何とかならないのか。
【回答】必要に応じて関係機関と調整してまいります。
