活動日誌−活動日誌
【15.05.27】 昨日の全協は、欠席しました。
「新病院建設事業」の検討内容がやっと報告された。
まるで「議案書」。
全員参加型と言いながらも、人の意見を聞こうとしない体質が表れている。
1、予定価格と入札額との差は、税抜きで30億円だった。(12月の入札結果)
億円(除く消費税) 予定価格 入札額 差額
建築 戸田建設 67.9 81.6 13.7
電気 東光・川瀬 13.1 18.3 5.2
機械 川崎・シブヤ 24.3 35.4 11.1
計 105.3 135.3 30.0
(消費税込みで32.4憶円)
2、総額は、174.6憶円から199.4憶円に、24.8億円増額。
(含む消費税)
この間、数ヵ月、事業者と仕様の変更など見直しを含めた事業費削減の協議を行ってきた。提案件数は、建築で90件、電気で15件、機械で33件だった。
(全ての公表を求める。)
金額は、22.9億円(含む消費税で24.8億円)。(百数十件の明細を求める。)
総額は、消費税を含んで、174.6憶円から199.4憶円になっています。
200億円を超えてない所に意味があるとか。(根拠なし)
3、増額分の財源は、4分の1は合併債(市)、4分の3は病院債で措置。
見直し前 見直し分 見直し後
国負担 地域医療交付金 28.7 1.5 30.3
市負担 合併債 33.5 5.5 39.0
一般財源 5.7 5.7
病院負担 病院債 100.6 16.4 116.9
一般財源 6.1 1.5 7.5
合計 174.6 24.8 199.4
*合併債の実質負担は30%と強調。(後年普通交付税の基準財政需要額に算定)
*今回初めて病院が返済する病院債の40%が交付税措置されることが明記される。
4、債務負担行為の設定額の変更(略、ただし議決事項)
5、スケジュール(予定)
2015年 7月 契約
8月 準備工事開始
11月 本工事開始
2018年 1月 竣工
4月 病院オープン
6、参考資料には、
病院債の償還計画(ピーク時年間6億円)と収支予想(2018年まで赤字、その後6―8億円の黒字)及びその要素と職員計画、人件費が付けられている。
*収支予想と職員計画・人件費は精査が必要です。
以上は、5月26日の全員協議会での報告内容。
今日の新聞報道から気になる点
【毎日】減予算を基本に設計変更などで削減する方針だったが、・・・
病院経営への影響が甚大、内規の特例を適用した。
【伊勢】大幅な設計変更をすれば、増額前の予算額での工事も可能だったが、
地方自治法 地方独立法人は適用外 極力、市民の負担を増やさず
【読売】設計の見直しなどについて話合った 現行の予算の中で収めようととすれば、さらに病院の開業が遅れ、
【朝日】臨時議会での審議を求めている。
【中日】新棟の開院後、既存棟を改修(予算はどうなっているのか)
これらも参考に、6月8日予定の臨時議会で質していきたい。