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【15.01.23】 年金問題 物価の下落幅を上回る年金減に 厚労省が「マクロ経済スライド」改悪を提案

自公政権が2004年につくった「100年安心の年金」はどこへ行った。

 厚生労働省は21日の社会保障審議会の年金部会に年金制度を大改悪する報告書を示しました。年金支給額の伸びを物価上昇より低く抑える「マクロ経済スライド」について物価が下がるデフレ経済でも実施できるよう見直すことを盛り込みました。約30年間(政府試算・2014〜42年度)にわたり実質削減し続ける年金大改悪です。

中日社説では、「公的年金見直し、低所得者対策を急げ」 
 厚生労働省の審議会がまとめた公的年金制度の見直しに関する報告書は給付抑制の仕組み強化が柱で、高齢者に痛みを強いるものだ。高齢者の貧困が拡大する中、低所得者対策を急ぐべきだ。
 例えば、非正規労働者や自営業者らが加入している国民年金は基礎年金のみで、現在、40年間保険料を払った満額でも月6万4400円。平均だと同5万5000円で、同4万円未満が500万人余もいる。

産経社説では、「年金改革案―受給世代も『痛み』共有を」
 年金制度の足腰をより強固なものとするには、あらゆる世代が負担を分かち合うしかない。
 すでに年金を受け取っている高齢者にも、支給額の抑制という「痛み」を求めたことの意義は大きく、前進だといえよう。
 マクロ経済スライドのデフレ下での実施は、高齢者に多少我慢してもらうことで、将来世代の給付水準が下がり過ぎないようにするのが狙いだ。政府は導入を急ぐ必要がある。

 とんでもないことが続く!!!

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