活動日誌−活動日誌

【14.09.05】 総合計画案に対する意見(パブコメ)の桑名市の考え方が公表された。

恥ずかしいのか、こっそりと市政のパブリックコメントの項に追加された。

星野公平の意見、63項目の市の考えを掲載します。

1、総論 (コメントを付けました。)

(1)今までの総合計画(最近では後期計画)に対する総括がない。
【市の考え方】今回の計画では、庁内の策定本部やワーキンググループにおいて、現在の総合計画のもとで進める施策の課題の抽出や検証を行いながら計画原案の策定を進めてきました。
【コメント】初めに7つのビジョンがあったのではないか。

(2)「中央集権型の市政」でなく「全員参加型の市政」と謳っているが、「市が考え、取り組むこと」「市民が受け止め、行動すること」は、国・県からの干渉は阻止しようとしているが、市内部では桑名市の中央集権の確立ではないか。
【市の考え方】「全員参加型の市政」とは、市民の皆様をはじめ、桑名市に関わる全ての方に桑名のまちづくりに参加していただき、市が持つ課題を共有し、みんなで問題の解決に取り組もうという考え方です。

(3)7つのビジョンは、伊藤市長の選挙時の公約であり、市民が認めたものではない。これを強制的に展開させるのは市長の横暴である。市民は、選挙で伊藤市長を選んだが、7つのビジョンをすべて認めた訳ではない。謙虚さがない。
【市の考え方】新しい総合計画は、市の進める政策と市長の政策(ビジョン)との整合をとるために策定するものです。本市が持つ主要な課題を明らかにしながら、施策の大綱(7つのビジョン)のもと、それぞれの基本計画に基づき施策を展開していきます。

(4)「どこでも市長室」「市長カフェ」は、対象が限定されており、公平・公開性に欠けるのではないか。市長の思いつきと前市長の行っていた事の名称変更に過ぎない。
【市の考え方】本計画の策定にあたっては「どこでも市長室」「市長カフェ」のほか、市民の自由参加による「地域会議」や「市民満足度調査」など、市民の皆様のニーズを出来る限り幅広く取り組むよう努めました。

(5)全員参加型で策定してきたと言うが、実質何名の市民が参加してきているのか(のべ数ではなく)。
【市の考え方】総合計画審議会、地域会議、中学生・高校生を対象とした地域会議(学生セミナー)、フィールドワーク等多くの方の意見をお聞きしてまいりました。
【コメント】数字を明らかにされたい。

(6)総合計画案が作成されたと言う市民認知度はどれ位か。
【市の考え方】ホームページを利用した総合計画審議会委員の公募をはじめとして、審議会の概要(主な意見)の公開をおこなうなど、総合計画の策定段階から、市民の方の認知を高めるように進めてきました。
【コメント】市民認知度は具体的な数値を公表されたい。公募の状況や審議会の傍聴人数も公表すべきです。

(7)総合計画案の段階で市民説明会は行わないのか。
【市の考え方】桑名・多度・長島3地区で、傍聴ができる地域審議会を開催してきました。また、7月28日には、桑名ブランドキックオフイベント「桑名の本物について考える」も開催しました。
【コメント】傍聴人数や参加者数を明らかに。傍聴・参加しても意見が言えない。

2、各論への道筋(1)

(1)実施計画の作成スケジュール・内容・形式等はどうなっているのか。
【市の考え方】実施計画につきましては、9月議会終了後、作成に向けてのスケジュール等精査していきます。

(2)歴史認識と評価をどう捉えるのか。
①織田信長との闘いをどう評価するのか。
②朝敵に対する見解は。
③米相場で繁栄したと言うが、痛めつけられた人々はどうなっているのか。
【市の考え方】歴史認識と評価につきましては、さまざまな見解があるかと思われます。

(3)鉄砲製造の歴史はあるのか。
【市の考え方】桑名市史の鋳物の記載の中に、鉄砲の鋳造についての記述があります。

(4)グラフの数値が間違っている。(お粗末である)H.24の人口
【市の考え方】グラフの誤りについては訂正して改めて表示します。

(5)このグラフは前頁のグラフと重複しており不必要。
【市の考え方】桑名のまちの特性を語る上で人口・将来人口の表示とともに、世帯数、将来世帯数の分析についてもお知らせする必要があると考え、2種類のグラフを掲載します。

(6)歳出、歳入についても分かりやすいグラフを入れるべきです。
【市の考え方】財政推計等については、別途「資料編」に掲載します。

(7)①基金残高の推移の中でH.20急増にコメントを(多分ガス事業売却)
②築年別公共施設整備量の図は場所が違う。(P−12)かつ説明不足。
【市の考え方】①H19〜H20の急増要因は、注釈をつけて説明します。②公共施設の老朽化の状況を表すためにこの位置で掲載しています。

(8)市政の信頼のない事を指摘し、スケジュールの必要性を訴えており、「自治会を通じて」と言っているが、地域の中でも自治会は1つの組織にしか過ぎず、他の方法やルートも考慮にいれる必要があるのではないか。
【市の考え方】「自治体を通じて・・・」は、市民満足度調査の項目内容の一つです。全員参加型市政の実現に向けて桑名市に関係する全ての方が、まちづくりに参加できる方法やルートも検討が必要と考えております。

(9)防犯の説明が抜けているのではないか。
【市の考え方】防犯についての記載を追加します。

(10)①新たな歳入確保とは。(住民負担・犠牲にならないか。)         ②P−8の図をここに挿入。
【市の考え方】①この項は、主要な課題について記載しているためこのような文章となっています。行政改革大綱ー基本計画(行財政改革)の中で、取り組みについて述べています。②公共施設の老朽化の状況を表すため、こちらのページに掲載しています。

(11)公民連携問題を言う前に、もっと自分(市が)で考える必要があると思う。他人任せは駄目だ。
【市の考え方】今後、財政の健全化を図るとともに、効率的な行政運営を進めていくには民間の経営資源のノウハウ、アイデアを活用しながら、互いに協力しあえる関係づくりが必要です。

3、各論への道筋(2)

(1)①本物・桑名力の概念の明解な説明を。
②基本理念を一言で言うと何になるのか。
【市の考え方】①「本物」とは、桑名がこれまでつくり、育ててきた質の高い価値を持つ、歴史や文化、生活などを言います。「桑名力」とは、上記の「本物」を見つけ出し、磨き上げ、大きくしていく力をいいます。②“本物”であふれる桑名市へ−「本物力」こそが、まさにこれからの桑名の力であるということです。

(2)住宅開発(マンション建設や土地開発)で住環境の破壊が続いているが、快適な住環境の維持をどの様にするのか。担保・保障する政策や条例が存在するのか。
【市の考え方】基本計画、実施計画において展開する、さまざまな事業等により、快適な住環境の維持に努めていきます。

(3)基本視点は、対話に協働それに責任か。責任を押し付ける事により、結局何もしない(公共サービス・福祉を減らす)事になるのではないか。
【市の考え方】市民、企業、関係企業など、市政に関わる全ての皆様と行政とのパートナーシップで、市が抱えるさまざまな課題の解決を目指します。

(4)「行政が持つ情報はオープンにし」と言うが意思形成過程と言う事で多くの事例が非公開にされている。今後変更はあるのか。新病院建設に関しては如何か。
【市の考え方】桑名市情報公開条例をはじめ、関係法令等にも留意しながら可能な限りの情報のオープン化に努めていきます。

(5)「逃げる意識の向上」は基本計画上で出てきてないが、どの様に何処で取り組むのか。
【市の考え方】基本事業(地域防災力の向上)の中で取り組んでいきたいと考えております。

(0)子育てしやすいまち、子育てをしたいまちの必要条件は「医療費の窓口無料化」である。何処でどの様に取り組むのか。(3の基本計画16にもあります。)
【市の考え方】「こどもを3人育てられるまち」の具体的な取組みについては、基本計画や次世代育成支援行動計画など関係する各計画の考え方をもとに進めていきます。

(6)多くの外国人と言うが、国はどこなのか。国籍の構成から考えられることは何か。国際友好都市の提携は必要なし。
【市の考え方】たくさんの国籍の外国人が桑名市で生活しています。さまざまな国籍の方も地域を支えていく一員として活躍できるような環境づくりが必要です。

(7)①リニア中央新幹線は、建設中止です。
②ハブシティを目指せば、開発が進み、自然の破壊に繋がる。利益を優先してこんな事で良いのか。
【市の考え方】①ご意見として承ります。②地理的優位性を活かし、都市構造の環境整備をおこないながら、地域の魅力向上に取り組む中で、自然環境の保全にも十分留意していきます。

(8)①桑名をまちごとブランド化する意味も必要性も無い。
②市の言う、まちの景観や良好な住環境の整備は、かえって自然破壊に繋がる。
【市の考え方】①②ご意見として承ります。

(9)行革問題は、最後の第3章第7節で述べる。
【市の考え方】桑名市の将来像を実現するための7つのビジョンには、行財政改革の視点は必要と考えております。

4、各論(基本計画)

(1)市民と行政のパートナーシップ
市民活動センターの利用者数がまちづくりの指標になるとは思えない。どの様にカウントしているのか。
【市の考え方】市民活動センターの利用者数につきましては集計しております。また、指標を見直し「自治会への加入率」を指標として追加いたします。

(2)男女共同参画
女性委員の登用だけで男女の共同が進んでいるとは考えられない。家庭からだというなら見本を示すべきではないか。
【市の考え方】男女共同参画社会の実現のためには、男女がともに政策・方針決定過程に参画し、それぞれの視点を反映させることが重要で、国においても、あらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合が尐なくとも30%程度になるよう期待するという目標があり、審議会等における女性委員登用率はその目標に沿うものであります。また、家庭や地域は社会を構築する基礎です。男女一人ひとりの生き方が多様化する中で、社会の最小単位としての家庭から男女共同参画を進めていくことが重要として「家庭から」としましたが、家庭だけではなく、さまざまな分野において必要であり、ご意見を踏まえて『すすめよう いろんな分野で 共同参画』と修正します。

(3)コミュニケーション活動
①情報公開の請求件数増が市政への関心の高まりとは思えない。逆に不信の高まりである。非公開の状況を明らかにすべきです。
②公開できる情報は請求がなくても入手できるとは、どう言うことなのか。
【市の考え方】①総合計画の中では、具体的な数値は記述しておりませんが、情報公開制度の請求件数、開示・非開示決定状況等は広報くわなにてお知らせしております。②個人情報などの非公開情報が含まれていない情報については、広報、ホームページ、パンフレット等で積極的に情報提供に努め、市民と情報共有できるよう進めていくことを示すものです。

(4)地域福祉
地域包括ケア、地域福祉の活動の拠点作りについて詳しく説明して下さい。
【市の考え方】基本計画(地域福祉)基本事業(地域をつなげる場づくり)の文章を修正します。

(5)人権政策
インターネットの掲示板に書き込みがあるとかかれているが、見たことがありません。このことが差別を作り出し差別を生んでいるのではないですか。
【市の考え方】インターネットの掲示板への悪質な書込みはあり、社会問題の一つと考えています。

(6)防 災
防災行政無線なんて分からない人が多いのではないでしょうか。同報系のデジタル化とは。どんなメリットがあるのですか。土砂災害情報システムとはどんなもんですか。
【市の考え方】ご指摘がありましたことを検討し、防災行政無線、同報系防災行政無線、デジタル化、土砂災害情報システムについての注釈を追加します。

(7)防犯・交通安全
防犯は犯罪を防ぐではないでしょうか。ここではどの様に捉えていますか。自転車が悪になっているようです。自転車に優しいまちにして下さい。無料駐輪場を増やすとか。
【市の考え方】安心・安全に暮らせる快適なまちづくりを全員参加型でおこなっていきたいと考えています。

(8)消防・救急
消防団員の現在の待遇・処遇はどうなっているのですか。
【市の考え方】消防団員は特別職の地方公務員で、団員年報酬、費用弁償(出動手当)、退職報償金が支給されます。また、公務災害補償制度、被服支給、表彰制度があります。詳細については、桑名市ホームページをご覧ください。

(9)環境・廃棄物対策
①クルクル工房を充実と在りますが、止めるのではないですか。
②新焼却場建設については、市民に充分説明を行ってください。何故大型が必要なのでしょうか。長島、木曽岬にもコンパクトなものを建設すべきです。
③公共施設のCO2排出量は簡単に出るのですか。
【市の考え方】①現在、桑名市直営で運営しています。②ご意見として承ります。③エネルギー使用量の報告から算出しています。

(10)介護保険・高齢者福祉
①介護が必要となっても質の高い介護サービスが安心して受けられるとあるが、その保障はあるのか。
②介護保険制度の持続性を高めるための取り組みを行うとあるが、具体的に何をするのか。
【市の考え方】①10年後の目指す姿として目標としていきます。②「第6期介護保険事業計画」において、持続性を高める計画を策定していきます。

(11)障害者(児)福祉
障害者総合相談支援センターはどこにあるのか明記して下さい。
【市の考え方】広報くわな、市ホームページに開催し、周知を図ります。

(12)医療保険・生活保護
①市民すべてが医療保険制度に加入して、とあるが現在皆保険制度であるので可笑しい。
②国保の充実が何故財政の健全化なのか。国保の本来の事業目的(社会保障)を行政はすべきです。
【市の考え方】①ご指摘のご意見を受け「市民すべてが安心して医療が受けられる国民皆保険制度が維持されています。」と修正します。②ご指摘のご意見を受け「国民健康保険事業の財政安定化、健全化に努めます。」と修正します。

(13)地域医療・健康づくり
①かかりつけ医の普及への施策は。桑名医師会の本当の考えは。
②応急診療所は充実されるのか。
【市の考え方】①講演会、ホームページ、広報で啓発を行っています。また、桑名医師会においても、ホームページで啓発を行っています。②当面は現状を維持したいと考えます。

(14)河 川
河川環境整備とあるが、長良川河口堰に関する環境調査をしっかりと行って欲しい。後期計画には葦原を守るとある。
【市の考え方】河口堰に関する環境調査や葦原に係る内容は、河川環境整備・保全の要望に含まれています。

(15)上下水道
①水道給水区域の統合は、何のために行うのか。
②下水道整備の100%までの青写真を。
③まちづくりの指標は、下水道整備率にすべきです。
④何故、下水道につながない人がいるのか行政は真摯に考えるべきです。
【市の考え方】①わかりやすい表現に修正しました。②各種汚水処理施設の特性を踏まえ、経済比較を基本としつつ、整備区域の適切な見直しを行い、下水道整備の取り組みを順次進めていきます。③下水道普及率を指標に追加します。④下水道事業では、生活環境の改善と公共水域の水質保全を図るため、個別訪問など、より一層普及啓発に努めていきます。

(16)子ども・子育て支援
①まずは、医療費の窓口無料化から考えるべきです。
②幼保一元化=認定子ども園の問題は決定済みなのか。
【市の考え方】①三重県福祉医療費改革検討会の中で、検討課題として議論していく予定であります。実施するのであれば桑名市単独で行なうよりは、三重県下市町同じ時期に実施したほうが効率的であるなどから、統一的な方向性をだせるよう三重県にも働きかけていきます。②桑名市就学前施設再編実施計画の方針に基づき、財政状況も考慮して検討していきます。

(17)学校教育
くわなっこ育成方針や学校評議員制度などを市民に徹底して下さい。知らない人、分からない人が沢山います。
【市の考え方】ご指摘のとおり、くわなっ子育成方針や学校評議員制度などを市民の皆様に周知するよう努めていきます。

(18)人権教育
まちづくりの指標の「差別をなくすとする意識」は、無理やり差別の存在を認めさせ、差別をなくすようさせるものです。もともと差別の存在を感じていない人に差別があるんだとするのは可笑しいではないか。
【市の考え方】差別は、まだ現存しています。まず、差別に気付くことがなければ、なくしていく行動にはつながりません。そのため、このような指標とさせていただきました。

(19)国際理解教育
①国際理解教育とは何か。
②桑名市内の外国人の国籍比率はどうなっているのか。何故英語教育が指標に上げられるのか。
【市の考え方】①国際理解教育とは文化・習慣・価値観の違いを受入れ、互いに理解し合う態度を育んでいくことと考えています。②日本語指導が必要な外国籍者については、平成26年5月1日現在で、小・中80名(日本語が話せる子どもは入っていない。)。何故英語教育が指標に上げられるのかについては、国際社会で活躍できる人材の育成に向けては、英語によるコミュニケーション能力の育成が不可欠であるため、今回の指標にさせていただきました。

(20)国内・国際交流
海外の都市と友好都市提携を行う意義・必要性は低いと思うが、何故行うのか。
【市の考え方】国際化が進む現代社会におきましては、国際感覚を身につけることや異文化への理解を深めることが、非常に重要であり、海外の都市と姉妹都市提携をすることは、そのための有効な手段であると考えています。

(21)中心市街地
①JR・近鉄に橋上駅舎化の具体的予定はあるのか。
②コンパクトシティとは何なのか。
③ここに、桑名全体を見ての都市計画が必要です。
④指標にある六華苑利用者数と中心市街地とは関係ないと思われます。
【市の考え方】① JR・近鉄の橋上駅舎化につきましては、現在、桑名駅東西自由通路とともに事業化を目指しています。② これまで住宅や店舗等が郊外立地したこと等により、市街地が拡散し、低密度な市街地が形成されてきていることが、桑名市をはじめとする地方都市の現状と課題です。そこで、桑名市としても、今後急速な人口減尐と超高齢社会を向えるにあたって、医療・福祉・商業施設等、暮らしていくための都市機能を集約し、コンパクトなまちを形成して住み慣れた街で今後も住み続けることができるよう都市全体の再構築に取り組みたいと考えているところです。③ 桑名市としましても桑名駅を交通結節点と捉え、また、その周辺を市の中心拠点として位置づけしていることから最重要施策と考えますので、ご理解いただきますようお願いします。④ 桑名市の中心市街地としましては、桑名駅から旧城下町をふくめた地区として捉えていることから、中心市街地における歴史・文化的資源を活用した代表的観光施設である六華苑の利用者数を指標とさせていただきました。

(22)道 路
安心して歩くことができる道路とあるが、これに対する施策はあるのか。
【市の考え方】基本計画(防災・交通安全)や基本計画(道路)の中で記載し、取り組みを進めていきたいと考えています。

(23)公共交通
北勢線・養老線はどうするのか。
【市の考え方】沿線市町と一緒にあらゆる運営形態を検討し、北勢線、養老線の維持、確保に努めます。

(24)文化・スポーツ
①文化とスポーツは分けるべきではないか。
②シティマラソンは今後どうなるのか。止めるときは、ちゃんと次の別のものを用意しておくべきです。
【市の考え方】①総合計画審議会や庁内会議のなかで検討した結果、現在の体系とさせていただきました。②市が主催する「シティマラソン」としては現時点では計画はありませんが、今年11月に木曽三川カルチャービレッジをスタート・ゴールとする「木曽三川ウルトラマラソン」が開催されます。今年度の大会は60kmとフルマラソンの2種目だけですが、次回から距離の短いコースも取り入れていく予定です。

(25)生涯学習
①公民館(設立の目的)・図書館(PFIでいいのか)は基本に返って再構築すべきです。
②指標に学童保育所も入れるべきです。
【市の考え方】①ご意見として承ります。②子ども・子育て支援の基本計画で学童保育について盛り込んでいます。

(26)農林業
有害鳥獣対策は根本(何故害となったのか)から考えるべきです。
【市の考え方】人的被害、農産物の被害が出ているので対策を講じていきます。

(27)水産
①地元の水産物をたくさん食べろというが、どれだけあるのか。
②漁業交流者の数は何の数字か。
【市の考え方】①ハマグリ、シジミ、海苔などが挙げられます。②現場確認漁業交流センターの展示室や会議室などの利用者数です。

(28)商 業
①大規模小売店を規制し、小規模事業者を守るのか、はっきりとした態度が必要です。
②商工会議所ってなあに。役割は。一部の人たちのものなの。
【市の考え方】①ご意見として承ります。②商工会議所は法律に基づいて設立・運営されている公益性の強い法人で、その地区内における商工業を営む経営者の会員組織として、商工業の総合的な改善発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的に事業活動を行う地域総合経済団体です。

(29)工 業
①地場産業は鋳物とサンダルなの。
②「企業誘致の必要性を理解しよう」などとんでもないことです。市民が納得できる理由を明確にして下さい。
【市の考え方】①地場産業などと記載しています。②土地利用構想で示しています。

(30)都市デザイン
①統一デザインは必要なし。
②ユニバーサルデザインとは。
③市に残された緑の保全をどうやって行うのか。誰が協力するのか。(市自らが緑を売って宅地開発を応援しているではないか)
【市の考え方】①ご意見として承ります。②年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることです。③土地利用構想の中で示しています。

(31)プロモーション活動
海外観光客へのアピールは必要ありません。
【市の考え方】ご意見として承ります。

5、結論(行革)

(1)
①納税者の視点は一部の見方であり、その他の視点も多く取り入れ
るべきではないか。
②民間の視点からの見直しの結論に公民連携があるのは結論ありきだ。
【市の考え方】①「納税者の視点で…」については、納税者の立場に立ってという意味で、一部の見方ではありません。②「納税者の視点で次の世代に責任ある財政に」するためには、民間の経営資源やノウハウ、アイデアを積極的に活用した市民サービスの実現を目指す公民連携の考え方が必要と考えます。

(2)
①職員の意識改革は期待できない。新規採用時に考えて採用すべき
ではないか。試用期間も含めて。
②職員定員の適正化は職員ヘらしである。第三者に業務委託せず自ら市民と共に必要数を算定すべきです。
【市の考え方】①②行政改革大綱において、全員参加型市政に向けた組織力と職員力の向上を目指し、組織の見直しと職員の能力向上に努めます。

(3)
①公共施設と公共施設等の違いが良く分からない。
②量の見直しをして質の見直しをすると言うが、結論は総量削減とサービスの低下ではないか。
【市の考え方】①公共施設(ハコモノ)、公共施設等(ハコモノ・インフラ系・プラント系などすべての市保有施設)と記述しています。②施設ニーズが減尐する公共施設について、統廃合や機能転換等を図り、市有施設全体の総量を削減(量の見直し)し、量の見直しにより、保有すべき公共施設は、保全・長寿命化するとともに、維持管理費用等のコストを縮減(質の見直し)します。

(4)
①出資法人とは具体的に。総合医療センターも含まれるのか。
②新たな資源の活用とは。具体的に。
③すべての事業について民間委託・民営化の可能性について、民間から提案を募集とあるが、まず市が何をするのかを明確にすべきです。なんでも民間ではあなた達市長はじめ職員は不要になります。
【市の考え方】①地方独立行政法人桑名市総合医療センターは出資法人に含みます。②地域のブランド化を活用したふるさと納税による増収に取組みます。③「納税者の視点で次の世代に責任ある財政に」するためには、民間の経営資源やノウハウ、アイデアを積極的に活用した市民サービスの実現を目指す公民連携の考え方が必要と考えます。

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