活動日誌−活動日誌

【14.07.22】 昨日の「しんぶん赤旗」の潮流から

亡国の政治との決別(現実を述べ、子どもの貧困率にも言及)


 街道沿いのスタンドにガソリンを入れに行くと、長蛇の列ができていました。そこは比較的安いと評判のスタンド。止まらないガソリンの高騰に、1円でも安く、というのが消費者の心理でしょう。
連休から夏休みへ。海や山をはじめ、子どもらと出かける機会も多くなる行楽シーズンの到来です。増える出費に追い打ちをかけているのが、燃油値上がりと消費税増税。家計を直撃し、楽しみなお出かけを控える動きも。
 子どもの喜ぶ顔は見たいが、くらしも厳しい。親たちのそんな悩みや苦しみは日常のなかにもあるでしょう。先日、厚労省が発表した国民生活基礎調査によると、2012年の子どもの貧困率は最悪を記録しました。
 これは、平均的な所得の半分を下回る世帯でくらす18歳未満の割合です。過去最悪だった前回09年を更新し、16・3%までひろがっています。同省は、母子世帯が増えて働く母親の多くが非正規雇用に置かれている影響を指摘します。
 生活意識の調査でもほとんどの母子世帯が「苦しい」と答える現状。困窮がつづき、死に至る事件も後を絶ちません。困難な状況にある子どもや親を支援しようと、自主的なグループや組織が立ち上がっています。
 貧困の連鎖を断つために政治の責任は重い。ところが、大企業や金持ちばかりに優しく、日々の生活に困っている人々には冷たい仕打ちの安倍政権です。自己責任と突き放し、生活保護や子どもを抱えて貧苦にあえぐ国民を追いつめる。亡国の政治との決別は切実です。

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