活動日誌−活動日誌
【13.12.30】 高血圧学会の理事長・理事に 新薬メーカーが3億円(2007年−2011年)
アステラス製薬もミカルデイスで2900万円・2000万円提供。私の以前勤務していた会社(合併前は山之内製薬)で、高血圧のためにミカルデイスを1日1錠朝食後に服薬している。
今年、ノバルティス社の社員による降圧剤「ディオバン」の臨床データ捏造が発覚し話題になった。この薬と同じタイプの高血圧治療の新薬を製造する製薬企業が日本高血圧学会の理事長と理事をつとめる大学教授2人に5年間で総額3億円を超える「奨学寄付」をしていたことが、しんぶん赤旗の調査でわかったと12月29日のしんぶん赤旗で報道された。
「奨学寄付」は、企業や団体が、寄付先の教授を指定して大学経由で行われ、使い道について報告義務はありません。
「巨額寄付の背景には、有力研究者の発言を高薬価で高い収益が期待できる高血圧治療新薬の市場争いで利用する製薬業界のマーケティング戦略が浮かびあがります。」と述べている。
製薬会社は新薬が当たれば高収益が保障され、金で物を言わせる事ができる企業群に間違いない。