活動日誌−活動日誌

【13.10.31】 議論をしない議員はいらない。

昨日の臨時市議会では、「特定秘密保護法」の制定に反対する意見書の上程が議題にはなったが、採決の結果、賛成少数で上程されなかった。

準備していた賛成討論を掲載します。

議員提出議案第  号
「特定秘密保護法」の制定に反対する意見書に対する賛成討論。

 日本共産党の星野公平です。私はこの議員提出議案に賛成の立場で討論します。
 私は、「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見書を9月市議会開催中の9月17日に内閣官房内閣情報調査室「意見募集」係に提出しました。もちろん法案の制定に反対です。応募期間は、詳細が発表になって2週間という異例の短さでした。女優の藤原紀香さんの訴えに触発されて出しました。
 内容は、
私はこの法案に反対です。
地域紛争やテロ事件などが起こっていますが,これらの問題の背景には、経済格差による深刻な貧困や、情報不足により相互理解が十分にできていないことなどがあります。
法案は、防衛、外交、外国の利益を図る目的で行われる安全脅威活動の防止、テロ活動防止の4分野を秘密情報の対象として,これまで以上に情報の秘密の壁を強固にしようとしています。
?「特定秘密」に指定できる情報の範囲が広範過ぎる。?人的管理はプライバシー侵害である。?罰則が過剰である点を指摘しこの法案に反対です。
原発の問題についても、安全性に関わる問題が、テロ活動防止の観点から特定秘密に指定される可能性があります。また、今でも不透明なTPP交渉に関する情報も、外交に関する情報として「特定秘密」に指定される可能性があります。これらの情報が「特定秘密」に指定され、その漏洩や取得、つまり内部告発や取材活動が処罰されることになれば、私たちはこれらの生活に関わる重要な情報も知ることができなくなってしまいます。
現在でも、私たちの生活に関わる問題について政府が十分に情報公開をしている訳ではありません。この法案が制定されれば、益々私たちにとって必要な情報が得にくくなることは明らかです。今すべきは、徹底した情報公開であり、刑罰等による秘密の保護ではありません。
再び、あの戦争前夜のような時代に戻してはなりません。
 私たちは憲法で戦争放棄を宣言しました。
もっと国民的論議の場所も補償して下さい。(パブコメの期間が短いです。)
私はこの法案に絶対反対です。
以上が国に送った文章です。
従いまして、日本国憲法のめざしている精神にも相反する「特定秘密保護法」を制定しないよう強く求めるこの意見書提出には大賛成です。
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。

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