活動日誌−活動日誌

【11.09.23】 野田首相の訪米、国連での演説やオバマ米大統領との会談

今日の日刊「しんぶん赤旗」は、この記事が満載(自民党と全く同じ、2年前の鳩山さんの方が少しまし)

1、首相が原発推進表明
野田首相は22日、国連本部で開かれた原子力安全に関する首脳会議で演説し、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故について「事故当初に比べれば、放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている」として、年内の原子炉の「冷温停止」を目指す考えを表明。さらに、「日本は原子力利用を模索する国々の関心にこたえる」として、「新興諸国」への原発輸出を念頭に置いた「原子力安全の向上」を進める考えを示しました。
原発の廃止・縮小を求める国民世論に真っ向から反するものです。
      
2、新基地建設やTPP                          
ニューヨークの国連本部でオバマ米大統領と初めて会談しました。会談は約35分間。懸案の米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)「移設」問題について大統領は「結果が必要だ」と強調し、同県名護市辺野古に新基地を建設するとした日米合意の履行を迫りました。首相は「全力を尽くしていく」と約束しました。
環太平洋連携協定(TPP)への日本の交渉参加について首相は「しっかり議論を積み重ね、できるだけ早い時期に結論を出したい」と表明。大統領は「(日本が)議論していることを歓迎している」と評価しました。
TPPは、日本の農林水産業に壊滅的な打撃を与え、食品の安全や医療・公共事業など国民生活のあらゆる分野に被害をもたらすもので、広範な国民から反対の声があがっています。                       
米国産牛肉に対する日本の輸入制限については「進展が必要だ」と制限緩和を要求。 北朝鮮の核開発問題では、日米韓3カ国の緊密な連携の継続を確認。    

3、派遣表明 南スーダンへPKO                   
国連本部で潘基文事務総長と会談し、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への自衛隊参加について「司令部要員2人を派遣する用意を進めている」と表明しました。自衛隊部隊の派兵にあたっては武器使用権限の拡大を求める声が強まっています。南スーダンへ陸自部隊を派兵することになれば、憲法違反の海外派兵の危険な拡大につながります。
                       
4、野田首相の訪米と前後してアメリカを訪問した仲井真弘多沖縄県知事は、県内に「移設」を受け入れるところはないと述べ、基地をつくったときのように「銃剣とブルドーザー」で押し付けるつもりかと発言しました。

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