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【18.01.11】 期限ぎりぎりで【パブコメ】三重県がん対策推進計画「第4期三重県がん対策戦略プラン」(中間案)への意見を提出しました。

上手にまとめきれず、25項目にわたりました。誠意ある回答を期待します。

三重県がん対策推進計画「第4期三重県がん対策戦略プラン」(中間案)への意見。

1、 全体的な意見
私は、昨年9月に胃がんのステージ4の宣告を受けたものです。手術ができず、現在、3週間に1日通院して、薬物療法を行っています。(第6クール目です。)この「戦略プラン」は、全体的にもっとがん患者の意見を入れて、分り易くするべきです。

2、プラン、計画の推進、推進体制
「三重県がん対策推進協議会」について、協議会は何処にあり、主体・構成はどうなっているのか。会議の内容は公開されていますか。さまざまな主体で取り組むがん対策です。県民、医療機関、行政等の役割を明確化にした一覧表を作成し、推進の状況が一目で分かるようにして下さい。「三重県がん対策推進協議会」の活躍に期待します。

3、現状
「年齢調整死亡率」について、もっと分り易い説明をお願いします。単位は率ではなく10万人に対する人数になる訳ですね。

4、罹患、登録の推進、医療
「地域がん登録事業」の状況は。三重県に現在がんで苦しんでいる方がどれ位いるか分るんですか。登録事業者数、がん登録の人数、がん登録の推進はどの様に行われていますか。他県の状況はどうなっていますか。法律については勉強中ですが、個人の了解のもとでの全数登録をすべきではないでしょうか。

5、 評価、全体目標、表中
① 「苦痛の軽減、生活の質の向上」と「緩和ケア研修を修了した医師の数」にはどの様な関
連があるのですか。②支援でセンター等への相談・情報提供の件数はどれ位ですか。

6、評価、分野別目標
①「予防」、「早期発見」、「予後」は評価が良かった。②「がん医療」では悪かった様ですが、原因の分析はどうなっていますか。

7、医療の達成状況
「がん医療」と「治療」の違いはどうなっていますか。病院別項目別の一覧表を作成し公開できませんか。

8、 基本的な考え方
「がんによる死亡者数の減少を実現するためには,がんに罹患する人を減らす事が重要です。」余りにも幼稚すぎる文言ではありませんか。①予防で避けられるがんを防ぐとは。科学的根拠に基くがん検診とは。②医療でチーム医療はどれ位行われ、費用はどうなりますか。③地域共生で「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」「がん患者の治療と仕事の両立」共に簡単に書かれていますが、不可能に近いのではありませんか。 (以下に、詳細の意見をお尋ねして行きます。)

9、予防
数値目標について(全体的に)。数値目標の一覧表を作成し、項目を明らかにすれば、トレースもし易く、一般の人でも分りやすくなるのではないでしょうか。
(個別に)数値目標について。肥満の人の割合が、何故29%に上がるのですか。
がん検診受診率で、子宮頸がんの検診目標は下がる事になりますが、一律50%とせずに、部位の検診別にきめ細かく設定すべきですではないでしょうか。
小・中学校におけるがん教育の実施回数について、76校とする意味は。(500校以上あるのにこの程度で良いのか。)すべての学校で実施してください。

10、予防
生活習慣の改善について、「高濃度の塩分摂取は胃がんの発症原因」とありますが、データはあるのでしょうか。あれば、掲載して下さい。

11、予防
早期発見のメリットは、是非、具体的・計画的に、広く住民に訴えて下さい。

12、医療
「がん治療を外来で受ける患者は増加していく」とあるが、これは日本の医療制度の問題(保険点数)と病院の経営上の問題で退院の強制(追い出し)があるのではないでしょうか。

13、医療
「ゲノム医療」の県下での状況はどうなっていますか。

14、医療
「三重医療安心ネットワーク」について、構成はどうなっていますか。数値目標における登録患者数について、22,400人はどの様な数字なのでしょうか。

15、医療
「免疫療法」の県下での状況について、どの病院でどの様な「免疫療法」が行われているのか一覧表を公開できないでしょうか。(保険適用の有無も)

16、共生
「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」「緩和ケアは、がんと診断された段階から、がん治療と一緒に受けるべき医療」この意識改革は、数値目標にもあるが、研修で行えるのでしょうか。

17、共生
「地域の医療機関や在宅でも、切れ目なく提供される」とあるが、誰が主となって行い、万が一の場合、責任は何処にあるのでしょうか。

18、共生
「地域緩和ケアネットワーク」の具体的な活動はどうなっていますか。

19、共生
「緩和ケア病棟」(8施設174床)の利用状況はどうなっているのか。「緩和ケア病棟」の充実の為に、数値目標(P57)に入れるべきではないでしょうか。

20、共生
数値目標の中で、病院名を明らかにして、推進すべきではないでしょうか。

21、共生
三重県がん相談支援センターなどの「相談員」の身分や待遇、資格などは、どうなっていますか。

22、共生
「患者必携 がんと向き合うために 三重県の療養情報」良い冊子です。誰もが手に出来るようにして下さい。

23、共生
交流の場の提供「がんサロン」について、ボランティア任せ良いのでしょうか。市町の行政が深く関わるべきではないでしょうか。
数値目標において、場所を明確にして下さい。

24、共生
在宅医療の推進について。「地域社会における『がんとの共生』が重要に」「在宅医療の充実」「在宅緩和ケアを提供できる診療所、看護ステーションの充実」そんなに病院から追い出したいのですか。病院での満足のいく治療を最優先にすべきではないでしょうか。
「三重県のがん患者の在宅死亡率は全国平均より高い」とあるが、数値目標で全国平均以上とあるのは可笑しいではないか。
「がん末期患者のうち40―64歳までの人は介護給付が可能」とあるが、三重県での実態はどうなっているか。

25、共生
就労支援等について。「就労可能年齢のがん患者数は増加」「がん患者又は『がん経験者』として長期生存し、社会で活躍しているものも多く」とあるが、なぜ働かなければならないのか。
「がん経験者」の定義はどうなっているのか。
治療を最優先にして労働を強要してはなら無い。(活躍の美談化は避けるべきです。)数値目標の1922社の根拠は何処にありますか。

(以上25項目です。)

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