活動日誌−活動日誌

【16.12.28】 12月議会最終日(2)

教育委員候補者 松香(まつか)洋子 氏に対する質疑

教育委員は、各世代・階層から、桑名の事をよく知り、人を育てる事の広い見識を持った人を選ぶべきです。出来れば、戦後発足の時の様に、公選制が一番望ましいものです。
候補者は、立派な方の様ですが、桑名市の教育委員として相応しいかどうかの観点で、いくつか質問します。
1、 心身の状況
桑名市では、新規に委員等になられる方の年齢を65歳と線引きをしています。公募委員の募集にはこの事が明記されていますが、最近は、自ら決めた規則を無視して、なし崩し的に高齢者の採用があります。
人それぞれ、年齢だけでは判断できない若さ・元気さを持っておられる方も見えます。74歳は国が定める後期高齢者を翌年に控えています。候補者の心身両面での健康状態を伺います。

2、 小学校からの「英語教育」推進の必要性
学習指導要領の改定に向けて中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の答申を出しました。小学校「英語」の教科化などを打ち出しています。飽和状態にある小学3〜6年生の授業が週1時間増えることも、子どもに疲労をもたらす深刻な問題です。英語を早く学んだほうが上達するという学問的根拠やデータはありません。日本学術会議が英語教育の提言で「早期から目標言語(習得対象の言語)に触れる機会をつくればよいと考えるのは適切ではない」とし、専門家が「英語嫌いを増やすだけ」と反対しています。小学校からの「英語教育」推進の必要性は何処にあるのか、英語教育研究の知見に耳を傾け、見直す事が重要です。

3、 会社 「株式会社mpi松香フォニックス」について
候補者は、「株式会社mpi松香フォニックス」の会長さんです。
幼児・子供の為の英語教材、英語教室の会社のようですが、株式会社ですので利益の追求は当然やっています。会社の経営状況(売上金額、取引先と件数、従業員数)を教えてください。今後、桑名市も候補者の会社の教材を使うことになる可能性が大きいと思いますが、その場合の費用はどれくらい見込んでおられるのですか。

4、「英語教育の実践の為」だけに、桑名を知らない人が何故、必要なのか。

以上、答弁お願いします。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)