活動日誌−活動日誌
【16.12.14】 今日午後から代表質疑の予定です。
これからの伊藤市長の市政運営を１０項目にわたって質問予定。
（１） 桑名を｢選ばれるまち｣とは、社会保障から
桑名市内で発生した「高齢者虐待事件」の真相は
（２）｢全員参加型市政｣とは、｢学校教育あり方検討会｣から
小中一貫校推進問題と何故多度地区でモデル校を実施なのか
（３）学力テスト結果の公表について
突然出された市長公約、市長と教育委員会の見解の違いは
（４）小学校の普通教室にエアコン
日本共産党の３大要求「国保税の引下げ」、「子どもの医療費の窓口無料化」、「小学校にエアコンの設置」、やろうと思えば出来るはず
（５）「立地適正化計画」と桑名駅及び周辺整備
桑部･久米地区はどうなるのか、自由通路･駅舎はどうなるのか、駅前保育所・ホテル誘致・駅から医療Ｃへの安全交通とは
（６）産業振興について
観光業と他産業の融和とは、地場産業の育成策について
（７）「まちづくり協議会」
議会・議員の関わりは
（８）災害対策について
活断層の直下型地震に対する対策と要援護者台帳は共有されているか
（９）各種の使用料、手数料について
受益者負担の基準は
（１０） 上下水道料金の値上げについて
値上げ案の住民説明会の予定は、経営審議会の中味は、値上げありきではないか、負担の状況は
伊藤市長自らの答弁を求めていきます。
質問原稿
今日は、日本共産党の星野公平です。
今日で延長されていた臨時国会が終わります。幾つかの悪法の行方が気になります。
仲間の筈だったアメリカが拒否しているのに「ＴＰＰ」の批准。老後を不安に追いやる「年金切り下げ法案」。刑法が禁じる賭博を合法化する「カジノ法案」。
安倍政権の暴走は止まりません。
臨時国会終了後、安倍首相はロシアのプーチン大統領と北方領土問題、アメリカのオバマ大統領と真珠湾で会談するようです。是非、核兵器廃絶、戦争をしない世界にするよう話し合ってもらいたいものです。
市長選挙がありました。伊藤市長が有権者の４分の１（２６％）の３万余の票を得て、再選されました。所信表明がありましたが、「１１の重点プロジェクト」、「基本施策２４０項目」が総て支持された訳ではない事を是非、謙虚に認識して頂きたいと思います。
今度の選挙戦は、争点を出さずに（隠して）行われた様に思えてなりません。
小中一貫の教育問題や駅周辺整備の都市計画について、市長は市民の声を聞くべきです。
今回の追加補正もそうでありますが、余りにも独断で進められる政策が目立ちます。
それでは、１０項目ほどにわたって、一問一答で行います。
代表質疑であります、是非、市長自らお答え下さい。
１、社会保障について 【質問１】
（１）高齢者の虐待事件の例から市長に問う
� 〃�名を｢選ばれるまち｣について
介護保険で桑名市内で起こっている実例を話し、こんな状況で桑名市が｢選ばれるまち｣になるのか、市長に問います。（これは、桑名市中央包括支援センターによる拉致・監禁事件です。）
１１月１７日付け中日新聞＜介護か虐待か 苦悩する家族＞（下）で「支援センター頼って密室の危うさ」という記事が掲載されました。
桑名市内に住むパート女性（４５）は、自宅で介護していた母親（７６）への虐待を疑われ、９月から母親が自治体に保護されている。「母と会えなくなって２カ月以上たつ。心配で仕事も手に付かない」と悩む。
母親は２年前、レビー小体型認知症の診断を受けた。
今年に入り、母親は自室で着替えようとして転んだり、玄関でふらついて、げた箱に頭を打ったりして、あざができるようになった。８月、女性が夕食を作っていると、母親が外に出て行こうとした。女性は「母を止めようと玄関でもみ合いになり、母のおでこに私の頭がぶつかったため、母親の額にはこぶができ、後に内出血で黒くなった」。
その２週間後、母親は通っていたデイサービス施設で自治体に保護（拉致・監禁）された。女性には直接の連絡はなく、岡崎市に住む姉に自治体担当者から電話があり、「お母さんは他の施設に移られます」と説明された。女性は「母は細かい状況説明ができず、二人暮らしでは虐待ではないと証明もできない。住み慣れた地域で暮らしたいという母の思いを優先したのに…」。
母親を保護した自治体は「個人情報には答えられない」とした上で、「一般的には、法に基づいて高齢者の身体と生命に危険があると判断した場合に保護する」としている。（以上です。）
桑名市は、この事件について、弁護士に委託している・個人情報だという事で、一切答えない。文書でやりとりとも言う。しかし、この弁護士は、即時抗告で後見人の資格はありません。
母親にあざ等があるのは事実のようです。でも、原因は明らかになっていない。市は、「（同居していた娘が、）虐待したとは言っていない。」と最近では言う。では、誰が母親に傷を負わしたのか（虐待したのか）。
すべてが、曖昧のうちに進められ、母親は桑名市によって拉致・監禁されたままだ。おまけに、預貯金は沢山あるが、使用できる現金がないという事で、ほとんど調査もなく異常に短期間に生活保護を受給させられている。（一般に生活保護の申請をすると、家族調査や資産調査をするために２週間ほどかかる）凍結されている預金等が戻されると、かかった費用が返金請求されるらしい。
１１月ＸＸ日、やっと面会を許され、市側の弁護士と父・母・長女と家族の弁護士が面会する。
会話の中で、「介護認定受けたお陰でえらい目にあった。」「薬とかさ、病院さんすら行かせてもらえんなんてことはさ、地獄やんね？ほんとに。」「今の意向はですよ、もう桑名には住みません。」「妹は連れて行きます。そんな生き地獄な所に一人で」
「そんな妹さんのあるかどうかも分からない虐待防ぐために、今軟禁状態でお母さんテレビも見られない状態が本当にいいかどうか」「桑名市の職員の論文（パワーポイント）見ると、なんか行き過ぎない失敗なら行き過ぎた失敗が良いって書いてあるけど」「岡崎と桑名は違いますから」 等々話されました。
介護保険で、この様な事が起こっている桑名市が｢選ばれるまち｣になると思われるのか。市長の答弁を求めます。
２、教育問題について 【質問２】
（１）｢全員参加型の市政｣とは、｢学校教育あり方検討委員会｣について市長に問う
� ‐�中一貫教育の推進について
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先の議会で、「小中一貫教育の導入」について、審議のやり直しを求める請願がありましたが、これは、｢桑名市学校教育あり方検討委員会｣と９月に「中間とりまとめ」が行われた内容が、余りにも酷いからでありました。
｢桑名市学校教育あり方検討委員会｣の問題点は、教育委員会事務局（教育長）の筋書きどおりに進められる運営。１回も出席されたことのない委員もいる。委員会の経過は略します。重要問題が詳細論議はされていない（委員長いわくグループ討議を最初からすればよかった）。私は検討委員会は小学校の児童会以下と評価しています。これが「全員参加型」でしょうか。
「中間とりまとめ」の問題点は、このような｢桑名市学校教育あり方検討委員会｣が出したものですが、案は事務局がつくって、検討委員会に報告している状況です。
市長は、「小中一貫教育の導入」を「子どもたちの学習面や生活面の不安を取り除くため、小学校から中学校へスムーズな接続を行う」ためだと言われましたが、それだけですか。
「中間とりまとめや、今後出される答申を参考に」と言われながら、「施設一体型小中一貫校のモデル校を多度地区に新設」すると言っています。これは矛盾していませんか。既に補正予算まで用意しているとは何事ですか。
市長の答弁を求めます。
（２）学力テスト結果の公表について市長に問う【質問３】
市長の基本施策２４０項目の中に、「学力向上・体力向上の一環として、学力テストの結果を公表することを検討します。」とあります。教育委員会は、以前から絶対に公表しないと言っていましたが、教育委員会を説き伏せるのですか。
市長の答弁を求めます。
（３）小学校の普通教室のエアコンについて【質問４】
私達は、桑名市に３つの大きな要求をしています。多分、市長の耳には届いていないと思いますが、
１つは、高すぎる国保税の値下げ、
２つは、福祉医療費（特に子どもの医療費）窓口無料化、
そして、３つ目が、小学校の普通教室にエアコンを設置、です。
桑名は、日本で何番目かに暑い地点だと話題になりました。近隣市町の小学校では、計画性を持ってエアコンが設置されつつあります。職員が国からの色んな補助金を探してやろうとしている訳です。桑名では検討させますか。
市長の答弁を求めます。
３、都市計画について 【質問５】
（１）｢立地適正化計画｣と桑名駅周辺整備について市長に問う
� ‥貔昭�由通路について
�◆￣愾以欅藹蠅寮鞍�について
�� ホテルの誘致について
�ぁ￣悗�ら医療センターへの安全通行について
桑名市か委託業者作成か知りませんが、｢立地適正化計画｣が段々見えてきました。
「桑名市『立地適正化計画』検討会議」（第１回）が先週５日に開催され、１２月下旬から１ヶ月間、「立地適正化計画（都市機能誘導区域）（案）」のパブリックコメントが実施されるそうです。
この検討会議は、突然行われ、要綱（１１月１８日作成）を見ると、「計画の策定にあたり、総合的かつ専門的な見地から意見を聴取するために設置する」となっていました。委員は１５名以内となっていますが、１０名で、公募委員も書かれていますが、いませんでした。（来年度から入れるという説明）
検討会議は市長が必要に応じて開催するとなっていますが、市長も部長も参加なし。
結論は委託業者から発表があり、拠点を６つ選びそれぞれに保育所、商業施設の誘導を決めたい様です。中心拠点は、桑名駅周辺（保育所、商業施設）で、地域拠点は、多度駅周辺（商業施設）・長島駅周辺（保育所）・星川駅周辺（商業施設）で、地域生活拠点は、大山田地区（保育所）・新西方（保育所）になっています。
員弁川の南側、桑部・久米地区は入っていません。どうなるのでしょうか。
「駅周辺土地利用構想懇話会」の内容も早く明らかにして欲しいものです。
桑名駅の東西を自由に行き来できる道の新設は、駅のエレベーター同様に地域住民の長年の要望でした。駅舎と一体にする訳ですが、桑名のシンボルとなる駅が見えてきません。鉄道事業者任せなのか、口出しできないのか、市長の描く絵があれば見せて下さい。出来なければ今からでも広く市民に公募して下さい。
「駅前保育所の整備」、「ホテルの誘致」、「駅から医療センターへの安全通行」は、何なのか、必要性を含めて説明下さい。
市長の公約でありますので、市長からの答弁を求めます。
４、地方創生について
（１）産業振興について市長に問う 【質問６】
� ヾ儻�業と他産業の融和について（「カジノ法案」に対しての市長の見解は）
�� 地場産業の育成策について
観光業と他産業の融和により、新たに稼げる仕組みとは何なのですか。
臨時国会で刑法が禁じる賭博を合法化し、国際観光振興・地域振興・税収に資すると「カジノ法案」が騒がれています。大阪や中部空港のある近隣市や愛知県ではとばく場の解説を求めているようです。桑名にも集客施設がある訳ですが「カジノ法案」に対しての市長の見解を求めます。
日本企業の９９％を占め、雇用の７割を支えるのが中小企業です。地域振興策を、大企業誘致などによる「呼び込み」型から、地域にある産業や企業などを支援し伸ばすいわゆる「内発」型に転換すべきです。公共事業を大型開発から、地域循環・生活密着型に転換し、地場産業を育成していくべきです。
中小企業の商品開発、販路開拓、技術支援などの“振興策”が必要です。
地場産業の育成策について伺います。
（２）「（仮称）まちづくり協議会」について市長に問う 【質問７】
全員参加型の市政、市民との協働のまちづくり、新しい地域のコミュニティ組織「（仮称）まちづくり協議会」の形成、様々な地域コミュニティを一体化、地域全体が大家族のように、公共施設の機能転換を図る
議会との関係はどうなるのか。議員の参加は。
５、災害対策について 【質問８】
（１）直下型地震への対策について
南海トラフ巨大地震や台風・局所的豪雨に対する対策は述べられていますが、
直下型地震への対策はどうなっていますか。
要援護者台帳は地域で共有されていますか。現状の報告をお願いします。
６、使用料、手数料について
（１） 受益者負担の考えと各種事業の使用料、手数料について 【質問９】
前の議会で、受益者負担の市の基本的な考え方を伺いました。
（総てを税金で賄うとサービスを受ける方と受けない方との不公平が生じることから、その利益を受ける特定の方に、受益の範囲内で一部の負担をいただく。事業によって内容も様々であり、事業を安定的な持続可能なものとする事が重要である。）
事業ごと、施設ごとに受益者負担の対象となる経費を明らかにしたうえで、経費のうちのどれだけを受益者が負担するのが妥当か検討し、他市町との比較や経済状況等総合的な観点から定める必要があるという事でした。改めて、他市町で作成されている様な基準を作るのかどうかだけを伺います。
（２） 上下水道料金の値上げについて 【質問１０】
値上げ案を議会に提出する前に、住民説明会を行う事を聞いています。いつ頃の予定ですか。経営審議会では、どんな意見が出ていますか、中味を報告下さい。料金改定は、まず、値上げありきではないか。負担の状況は、貧乏人から取るのですか。
