活動日誌−活動日誌
【16.10.31】 「望ましい学校教育のあり方について」中間とりまとめの概要（星野作成）
１０月中旬に、教育委員会事務局主導で作られたもの。
「望ましい学校教育のあり方について」中間とりまとめの概要（星野作成）
今後、諮問事項(以下の３つ)の「（３）中学校区を基本とした地域毎の学校施設の具体的な形態について」を検討していくにあたり、諮問事項の（１）桑名市における小中一貫教育について、（２）小規模校への対応についての基本的な方向性について、中間とりまとめを行います。
１、桑名市教育委員会が示す５つの教育課題
�� 学力・学習意欲の向上、�� 小学校から中学校への滑らかな接続、�� 小規模校への対策、�� 老朽化の進む学校施設への対応、�� 教員の意識改革と指導力向上
２、全国の小中一貫教育と「学校教育あり方検討委員会」の実施状況について
小中一貫教育を桑名市に合った形で推進するため、桑名市の教育課題とされる小規模校の視察や小中一貫教育を推進していく上で、どのような施設形態が望ましいかについて先進地視察を行う中で実施調査を行ってきました。 更に、小学校６年生や中学校１年生、教職員、市民に対してアンケート調査を実施し、小中一貫教育や各中学校ブロックで実施されている小中連携の成果や課題等について把握に努めてきました。今後、アンケート調査の結果については各種協議における参考資料としていきたいと考えています。
３．本市における小中一貫教育について
（１）小中一貫教育の推進とその施設形態について
桑名市では平成１９年度より「義務教育９年間の学びの連続性の保障や地域の子どもに共通する課題の解決」を目的に、各小中学校が小中連携に取り組み、多くの成果を得ています。桑名市においてもこれまで培ってきた小中連携をベースにし、本市に合った形で小中一貫教育を本格的に取り組むべきであると考えます。
桑名市における小中一貫教育では、他市町の事例にもあるように、教科担任制、乗り入れ授業（特定の授業で小学校教員が中学校で授業をしたり、中学校教員が小学校で授業をしたりすること）等の学力・学習意欲の向上の取組や異学年交流等、子どもたちの自尊感情を育むための取組等を行うことが考えられます。
このことから、小中一貫教育をより円滑で効果的な取り組みが行いやすいよう、施設形態については、施設一体型小中一貫校の設置が望ましいと考えます。
そこで、桑名市に合った形で小中一貫教育を推進するため、施設一体型小中一貫校のモデル校を設置し、得られた効果や課題を検証した上で、教育の機会均等の観点からも将来的には各中学校ブロックに施設一体型小中一貫校の小中一貫教育を拡げていくことが望まれます。
（２）施設一体型小中一貫校の設置に向けた配慮事項
基準例
○ １学年２学級〜３学級が望ましい。（７００〜１，０００人程度）
○ 児童生徒数の減少、複式学級等の小規模化が進む中学校区、施設の老朽化 が進む中学校区、分散進学の割合の高い中学校区等を考慮する。
○ 通学距離は小学生４�辧�中学生６�劼隆霆燹文�立小学校・中学校の適正規 模・適正配置等に関する手引）をもとに徒歩通学を推奨する。自転車通学 は、現中学校の基準を参考にする。この基準を越える際には、スクールバスの導入など、適切な手立てを講じる必要がある。
○ 通学路を新たに設定する際には、市長部局の関連部局や県警等とも連携して、スクールゾーンの再設定を行うとともに、カーブミラー、街灯、横断 歩道や信号機、防犯カメラなどについても必要に応じて整備を行う必要がある。
４．課題となること
（１）地域住民等への理解促進について
（２）分散進学について
（３）施設一体型小中一貫校に取り込む施設及び機能等について(公立幼稚園施設)
（４）教職員の負担感・多忙感について
【感想】この文章は教育委員会事務局が作ったものです。
各回の議事録を見ていただくと、「学校教育あり方検討委員会」が何をしているのかよくわかります。
視察は何のためにしたのか不明です。
アンケートも何のためなのか分かりません。
すべて、市長・教育長の描いた線路の上を走っているだけです。
