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【16.10.05】 国会での論議 「リニア新幹線」は滅茶苦茶

今年度1.5兆円、来年度1.5兆円(合計3兆円)を財政投融資から貸し付け、30年後から10年間、3000億円ずつ返済

 2016年度「第2次補正予算案」が4日の衆院本会議で自民、公明、維新の各党などの賛成多数で可決され、参院に送付されました。日本共産党、民進、生活、社民の各党などは反対しました。
 「リニア新幹線」の開業前倒し(名古屋→大阪の開業を早める。)など新規大型事業に大盤振る舞いし、国の借金を莫大に増やすものです。
 「リニア新幹線」は、自然を破壊し、生活を破壊し、実験線では健康被害も出ている住民の声を聞かない、採算が取れない計画です。
 政府は、JR東海に今年度1・5兆円、来年度1・5兆円を財政投融資から貸し付け、30年後から10年間、3000億円ずつ返済を受けるとしています。
 「リニア新幹線」事業は、2013年にJR東海の山田社長(当時)が「絶対にペイしない」と述べたほど、赤字必至の事業です。
 「リニア新幹線」の建設費が膨れあがる問題を質したのに対し、麻生財務相は「時間がのびるというのは十分にありえます。私が生きていれば証明できるが、生きていられる保証がない」などと発言しています。
 「リニア新幹線」計画の工事認可は、JR東海の全額自己負担(当時松本社長)が前提でしたが、公的資金を入れる話で前提が変わっています。工事実施計画の認可を撤回すべきで、JR東海の関係者の国会への参考人招致が必要です。

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