活動日誌−活動日誌

【16.05.05】 「こどもの日」各紙がいろいろ言及

「朝日」が、子どもの貧困に触れて充実している。「しんぶん赤旗」は、子どもたちの未来が、戦争法の強行、格差と貧困の拡大など、安倍政権のおし進める暴走政治のもとで脅かされていると。

【朝日】子どもの貧困 学び支え、連鎖断ち切ろう 
社会全体で子どもを支える。その合意と負担に向き合う覚悟が問われている。
カギとなるのは教育だ。
昨年4月に始まった生活困窮者自立支援制度で、厚生労働省は学習支援事業を貧困対策の柱の一つと位置づけ、自治体に実施を促している。しかし任意事業のため、「実施予定なし」の自治体が45%もある。
こうした取り組みをどう加速させるか。ヒントになりそうなのが、貧困の「見える化」だ。
大阪市も今年度、小・中学生らを対象に調査を予定する。地域ごとに実態をつかむことが、対策を前進させる大きな力になる。取り組みを急ぎたい。
「子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、必要な環境整備と教育の機会均等を図る」。2014年に施行された子どもの貧困対策法を受け、政府が閣議決定した大綱がうたう理念だ。
言葉だけで終わらせてはならない。社会保障と教育を両輪に、対策を充実させたい。とりわけ教育分野では、経済規模と比べた公的支出が先進諸国の中で最低水準にとどまる。予算を思い切って増やすべきだ。

【毎日】 助けての声が聞こえる 
子供の困窮対策は国政の最優先課題に位置づけるべきである。財源や人材を確保し、福祉や教育の支援を厚くしないといけない。官民を挙げた取り組みが求められている。

【日経】 若者と子を見捨てぬ世界と日本に 
持続可能な経済と社会の安定の実現には、若者や子どもを見捨てず、その健全な成長と自立を後押しする必要がある。世界と日本は支援を惜しんではならない。
日本の子ども・子育て支援などの家族関係支出は、先進国の中でも少ない。社会保障の歳出を組み替え、子ども・子育て支援にもっと予算を振り向けるべきだ。

【産経】 こどもの日 誰もが輝いてこそ祝える 
子を殴(う)ちしながき一瞬天の蝉(秋元不死男)。わが子に思わず手を上げてしまったときの後悔や自責の念などで茫然とした心境を象徴的に表現した名句である。子を持つ親なら誰しも思い当たるふしがあるはずだ。
きょうのこどもの日は、子供の人格を重んじ、子供の幸福を図る趣旨の祝日とされるが、あまりにもひどい虐待の現状に鑑みれば大人はまず、短い命を余儀なくされた子供らの悲痛を思いやり、薄幸の子が一人でも多く救われるよう祈る機会であってもよいのではなかろうか。

【中日】 こどもの日に考える それが希望 推進力だ 
こどもの日、大人は子どもの推進力に…と思いきや、子どもこそ、大人の<希望 推進力>ではないですか。
見上げれば、5月の風にこいのぼり。大きい真鯉も小さい緋鯉も、気持ちよさげに飛んでいます。

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