活動日誌−活動日誌
【15.12.18】 一般質問に対する答弁ができました。
１、予算について
（１）当初予算編成について
【質問】１２月に翌年度の予算案について市民に説明会を実施しないか。
【答弁】予算編成状況を公開し、編成の段階で住民説明会を実施する事は、現在のような厳しい財政状況にあるときに、効果があるという認識は持っている。実施に当たってはいろんな検証が必要と考える。
【質問】予算編成時に市民の意見をどの様に反映しているのか。
【答弁】各部局からの予算要求の中に、市民の意見や要望が盛り込まれていると考えている。
（２）補正予算について
【質問】９月補正での「インバウンド環境整備事業費」は国からの緊急支援交付金が半減されているがどうするのか。
【答弁】半減された中で出来るようにする。
【質問】２０１５年度の「人事院勧告」（職員給与等の引き上げ）についてどうするのか。
【答弁】来年の通常国会で成立した後に対応していく。
２、桑名の社会保障について
（１）医療について
【質問】三重県の医療構想の中で、桑名市内のベッド数はどうなるのか。無理な病院からの追い出しにならないか。
【答弁】ベッド数について、平成２７年度末の策定に向けて検討中です。案が示されていないから桑名市からは言えない。追い出しではなく、その患者に適した切れ目のない医療・介護・福祉などのサービス提供体制へ繋ぐことで、在宅復帰を支援するものです。
（２）介護について（時間の関係で、質問ではなくて提案に変更）
【提案】４月から介護保険の改悪が行われた。大きく３点で、１つは要支援１、２の介護はずしで総合事業へ、２つは利用者の２割負担導入、３つは特養の介護度３以上の限定でした。桑名市では他市に先駆けて、「総合事業」で、寄ってたかっての「地域生活応援会議」を行い、「元気アップ交付金」で介護保険を強引に卒業させ、「基本チェックリスト」で介護保険に入学させずに安上がりな総合事業に導こうとしています。
�� 「地域生活応援会議」について、アンケート結果に基づく生の声を紹介すると、
趣旨が担当職員の理念のみに偏っている。介護の現場の声が行政に届かない。提出書類が多すぎる。時間をかけた割には有効な意見交換ができない。もっと現場、利用者を見てほしい。利用者と面識がないのに何故助言できるのか。どうして医師がいないのか。毎週あれだけの市・包括の職員を出席させて行うことはロスが多い。等々です。
意見を汲んでいただき、今後の参考にしてください。
�� 「元気アップ交付金」について、監査委員からの意見は「インセンティブの付与
が給付の抑制につながる事のないよう、制度の周知と共に適切に事業が運営される事を要望する。」です。肝に銘じて行ってください。
�� 「必要な方に必要なサービスを適正に提供する。」と言いますが、ここが問題なのです。受け皿があるのか。ボランティア（地域住民、自治会、民生委員など）が行い、事故が起こった場合の責任の所在はどうなるのか。
このようなことを考えて、「介護事業」の充実を行ってください。
３、桑名の都市計画について
【質問】桑名市の土地の高度利用に対する基本的な考えは。
【答弁】国が定める都市計画運用指針には、建築物の敷地等の統合を促進し、小規模建築を抑制するとともに建築物の敷地内に有効な空地を確保することにより、用途地域内の土地の高度利用と都市機能の更新を図ることを目指すとしています。
桑名市では、市の都市マスタープラン、まちづくり方針に基づき、交通結節点である駅周辺部、都市機能が集積する中心市街地の利便性を有効に活用し、人口の流入と定住化を促進するとともに、高齢者の方や子育て世帯の方々が歩ける範囲で様々な都市サービスを受けながら快適に暮らすことができるよう、利便性の高いコンパクトな市街地整備を推進する中、高度利用を図っていきます。
【質問】駅周辺に関する懇話会の人員構成と検討する内容について。
【答弁】メンバーは、都市計画・経済・観光・交通等の有識者及び関係機関を予定している。桑名駅周辺の土地利用及び機能導入等に関して幅広い分野から意見を頂き、中心拠点としてまちの活性化やにぎわいの創出を図りたい。
【質問】区画整理事業は仮換地指定が終わればほとんど完了だとも言われています。
１０年延長して見通しはあるのか。予算と住民の皆さんの意見(特に本郷地区や馬道地区は後回しにする)・理解の点から答弁願います。本当にまじめに検討したのですか。建設費や補償費の増加が見込まれる中、事業費が同じなのは合点がいきません。
【答弁】説明会で、平成３２年度までの早期整備内容や中断・集団移転方式の導入などを説明し、現在の進捗状況や予算配分等を考慮し平成３６年度末完了を１０年間の延伸を説明する。できる限り早期の完了をめざし、定期的な説明会や情報発信を行っていく。
【再質問】時間の関係で、都市経済委員会で再質問。計画変更の都計審はいつごろ予定しているのか。追加予算はどれくらい見込んでいるのか。等々。
【答弁】時期が来たらと言うだけで、無。
４、市長の教育に関する大綱について
【質問】基本理念は「夢を持ち、その夢に向かって努力する子を育てます」のよう
ですが、子どもたちに努力義務を課すのは如何なものでしょうか。
【答弁】そのような内容ではなく、子どもたちが自分の夢に向かって努力ができる環境を整える中で、しっかり頑張ってほしいという願いを込めて表現したものです。
【再質問】市長、２回の総合教育会議を開催され、５人の教育委員と熱心に議論されたようですが、何か思うところか感想はありますか。
【市長答弁】子供たちが夢を持てる環境を作りたい。
【提案】子供が夢を持てるよう、大人たちが「金がない金がない」と言わないように。
