活動日誌−活動日誌

【15.12.09】 請願第7号「桑名市の住環境を守る請願書」の補足説明を行う。

市の職員(公務員)は、住民・市民の全体の奉仕者です。桑名のまちづくりを考えよう。

今日は、日本共産党桑名市議団の星野公平です。
只今議題となりました、請願第7号「桑名市の住環境を守る請願書」について、まず、朗読させていただきます。

桑名市の住環境を守る請願書  2015年11月24日
桑名市議会議長
渡邉 清司 様
請願者住所氏名
桑名市桑栄町1−1
サンマンションアトレ桑名全体管理組合
理事長 水谷 新左衛門

最近の桑名駅周辺の高層マンションの建設はひときわ目立つものがあります。
桑名市では更に土地の高度利用ということで高層建築物を推奨されているようです。建築基準法に合っていればいいと放置すると駅周辺の景観は崩れ、住環境が破壊されます。今般、サンファーレ東側に隣接していわゆる「ドミノマンション」の建設が進められています。マンション住民から太陽を奪い、資産価値も下がれば、住む人もいなくなります。以前の様な幽霊ビルが再現される可能性も高まってきます。市として、市民の住環境を守る立場から下記の対策を検討して下さい。
     記
請願事項
1、 市は、駅周辺の高度利用に対して住環境を守る住民中心のルールを作る。
2、 市は、建設業者に近隣住民の意見を尊重するよう指導する。 

請願書にも書かれています様に、桑名駅の東側は、雨後のタケノコのように高層マンションがどんどん建てられています。それだけ需要があるのでしょう。
しかし、以前に、都市計画審議会の会長も言っておられましたが、電車で名古屋からきて長島から旧桑名に入るところ(ちょうど伊勢大橋あたり)からみる桑名の景観は異常だと。あのマンションの林立は住みたくなるまち(都市)とは言えない事なのでしょう。
それだけではありません。最近建てられた駅前の高層ののっぽマンションによる影響は、すぐ西側に住む2階建て住民から、完全に朝と午前中の太陽を奪い、風害に悩まされる毎日だそうです。商業地だと言うだけで我慢をしなければならないのでしょうか。桑名駅周辺の戸建てに住む方々にも生活権・生存権があります。
これらの方に対して、市は住民の意見を聞かず、よそから来た自分たちの利益だけを目的としたマンション業者(ゼネコン)だけの意見を聞いて、住民とまともに会話しようとしません。黙っています。
市の職員(公務員)は、住民・市民の全体の奉仕者の筈ではないでしょうか。私は、関係職員の皆さんに熟考を求める意味でこの請願の紹介議員として署名しました。
マンション管理組合の方々の請願と一連の行為は自分たちの利益の為だけではなく、桑名のまちづくりを考えてのものだと理解しています。
付け加えさせて頂きますが、ドミノマンションとはドミノ倒しのように重なって立っているマンションを言い、業者側の日影図でも10時まで10階以下の部屋に太陽の光は入らず、7階以下の北側の2室は1日中太陽の光が差し込みません。埼玉県のさいたま市浦和では駅西地区にこのようなマンションが広がっており有名です。
議員各位の賢明なる判断をお願いして、請願の追加説明を終わります。
ありがとうございました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)