活動日誌−活動日誌

【15.09.22】 昨日は、「敬老の日」だった。平和であってこその長寿社会です。

安倍さん、高齢者を冷たく扱う国に、未来はありません。

 日本の平均寿命は男性80.50歳、女性86.83歳と高水準記録を伸ばしました。世界に誇るべき長寿社会を築けたのは、戦後、日本国憲法の下で国民が積み重ねてきた努力の賜物です。「人生80年」時代の今、総ての高齢者がそれぞれの個性を輝かせ、人生を全うできる、平和で安心・安全な社会にしていくことが重要です。
 国内外におびただしい犠牲を出した侵略戦争に負けて70年。肉親はじめ親しい人たちを奪われ、自らも言葉に尽くせないような悲惨な体験をしてきた多くの高齢者は、「戦争だけは二度と繰り返してはならない」との誓いを新たにした節目でした。
 この不戦・平和への願いに、真っ向から逆らったのが安倍政権の「戦争法」の強行です。日本を再び「戦争できる国」につくりかえ、戦後の平和の歩みを逆転させる暴挙に、「黙ってはいられない」と幅広い高齢者が、若者と共に声をあげ、立ち上がりました。直接行動できなかった人もそれぞれの方法で自分の思いを発信しました。「殺し、殺される」戦争の真実を、身をもって知る人たちの痛切な訴えは、国民の心に浸みわたり、全国各地で「戦争法」反対の世論と運動を広げました。戦争体験者の痛恨の思いは、若い世代に確実に引き継がれ、証言は、侵略戦争への深い反省と不戦の誓いが刻まれた憲法9条の精神を体現するものとして社会に根をおろし、戦争の危機にブレーキをかけるかけがえのない存在にもなっています。
 敗戦直後の平均寿命が男女とも50歳程度だったことは、平和こそ長寿社会の基礎であることを浮き彫りにしています。戦後の国民の平和への努力を台無しにする「戦争法」を一刻も早く廃止するために、世代を超えた幅広い共同を更に広げましょう。
 安倍政権が、医療・介護の負担増や年金切り下げを容赦なく続けるもとで高齢者の暮らしは愈々深刻です。「下流老人」「老後破産」などの言葉まで飛び交う事態です。長年必死に働いてきた人が、老後になってまともに暮らすことができず、場合によっては「孤独死」「孤立死」に至る社会をこれ以上放置する事は許されません。
 高齢者を冷たく扱う国に、未来はありません。高齢者の生存と尊厳を脅かす安倍政治を根本から変えるため、すべての世代が力を合わせる事が愈々重要です。(しんぶん赤旗主張より引用)

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