活動日誌−活動日誌

【15.07.15】 日本共産党からの心から呼びかけ

日本共産党93周年 平和の岐路、いまこそ力合わせ(7月15日主張より)

 日本を「海外で戦争する国」につくりかえる「戦争法案」の国会審議が緊迫した局面を迎えるなか、日本共産党は今日、1922年(大正11年)7月15日の創立から93周年を迎えました。当時の日本は侵略戦争へ突き進む暗黒時代でしたが、日本共産党は命がけで反戦平和を掲げ、過酷な弾圧に屈せずたたかい抜きました。民意に逆らい暴走する安倍政権のもと、戦争か平和かの大きな歴史の岐路にあるいま、日本共産党は反戦平和を貫いてきた党の真価を発揮し、多くの人たちと手をたずさえ「戦争法案」阻止へ、力を尽くす決意です。
 「戦争法案」強行を狙う安倍政権への国民の怒りは日々高まり、反対行動は国会周辺だけでなく全国津々浦々で劇的な規模で広がっています。日本共産党は、国会内外で「戦争法案」阻止のたたかいの重要な一翼を担い、総力をあげています。
戦争への道を許さない―これは日本共産党創立の原点です。党は誕生とともに、天皇制政府によって「非合法」に置かれましたが、侵略戦争反対と国民主権の旗を敢然と掲げ、国民に訴え続けました。
 1931年9月、15年にわたる侵略戦争の発端となった日本軍国主義による中国東北部への侵略開始(満州事変)直後、党は「即時軍隊を撤退せよ!」「一人の兵士も戦線に送るな!」と声明を発表しました。すべての新聞が「守れ満蒙=帝国の生命線」などと侵略をあおるなか、党と「赤旗」は、日本の良心を示すものとなりました。日本軍のなかにも党組織がつくられ、そこの発行する新聞が軍艦内で回し読みされる状況も生まれ、天皇制政府を震え上がらせました。
 日本の敗戦まで、多くの先輩がすさまじい弾圧により逮捕・投獄され、命まで奪われましたが、党のたたかいは戦前史に深く刻まれています。その意義は、「最後の海軍大将」といわれた井上成美(しげよし)が戦後になり「いまでも悔やまれるのは、共産党を治安維持法で押さえつけたことだ。いまのように自由にしておくべきではなかったか。そうすれば戦争は起きなかったのではあるまいか」と悔恨の言葉を残したことからも明らかです。
 アジアの諸国民約2000万人、日本国民約310万人もが犠牲となった日本の侵略戦争への痛苦の反省のうえに制定された日本国憲法が、戦争放棄・主権在民を明記したことは、日本共産党の不屈のたたかいの大義を示すものです。
戦後70年の今年、侵略戦争の誤りを認めない安倍政権が憲法9条を破壊し、日本を再び「戦争する国」にする策動を加速させていることほど、アジアと世界の平和にとって危険なことはありません。安倍政権の歴史逆行の暴走を阻むために、反戦平和を貫き1世紀近い歴史をもつ日本共産党が果たす役割は決定的に重要です。
 安倍政権と正面対決する日本共産党に「暴走ストップへ中心的役割を果たして」と新たな期待と信頼が寄せられていることは、身が引き締まる思いです。いまこそともに力を合わせ、世論と運動を広げに広げ、「戦争法案」を必ず廃案に追い込もうではありませんか。
 戦争への道を許さず平和な未来をひらくために、一人でも多くの方にこの党に加わっていただくとともに、「赤旗」を購読していただくことを心から呼びかけます。

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