活動日誌−活動日誌

【15.06.13】 最近怒っている事の一つ。

条例の改正は、条例ができた経緯から見て行かなければいけません。(反省)

 名古屋市在住の方から6月の初めに手紙を頂きました。3月議会で、「桑名市市民農園条例」の一部が改正され、使用料の値上げが行われました。今まで年間1万円だった使用料が、突然3万円になったとの苦情でした。
 私共は、この議案に対しては、「土に親しみ、植物の成長を楽しんでおられる市民の方々の市民農園の使用料の値上げはすべきではありません」と反対しました。
 多度町にあります「アイリスパークふれあい農園」の経緯をたどってみますと、平成10年度の旧多度町時代に「農村構造改善事業費補助金」で「ふれあい体験農園整備事業」として行ったらしい。目的は条例に書かれている様に「遊休農地の有効活用と、都市住民の余暇の増加と安全な食材、風土や緑への志向に対応し、都市との交流の機会を創造すること」にあった。
 この目的を忘れて、桑名市は、財政状況を前面に出し、借地の返還と事業の廃止を検討したそうです。当局からの聞き取りでは、「高くて文句があるのなら借りてもらわなくても結構です」と言う発言まで出てきました。旧多度町では名古屋市内で農園利用のための応募のチラシの新聞折り込みまで行ったそうです。
 こんなことを考えている首長や職員はこの桑名市にはいらないのではないでしょうか。自治体の仕事は何処にあるのでしょうか。住民の福祉ではないですか。
 

 

 

 

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)