活動日誌−活動日誌

【15.06.06】 昨日の夕方、来年のサミットが伊勢志摩で行われる事が報道された。

日本共産党桑名市議団は伊勢サミット誘致に反対

安倍首相は、「日本の美しい自然、豊かな文化、伝統を世界のリーダーたちに肌で感じてもらえる場所」と考え決定したと言う。もう一つ「日本の精神性」を言っている。皇国史観に繋がりかねない大きな問題がある。今国会では戦争法案が論議中である。恐ろしい方向に加速される可能性もある。心配するのは私だけだろうか。いち早く中日新聞の社説が歓迎の文を載せたのは解せない。
先の市議会では、日本共産党桑名市議団は伊勢サミット誘致に反対の討論をした。

伊勢志摩サミット 日本らしさを伝えたい 中日社説6月6日

来年、日本で開く主要国首脳会議の開催地が三重県志摩市に決まった。伊勢神宮に近く、日本文化への理解を深めてもらう絶好の機会となろう。自然との共生、歴史と平和を考える場としたい。
日本でのサミット開催は、来年の伊勢志摩で6回目となる。
これまで5回の開催地は、1979、1986、1993年と東京が続いた後、2000年が沖縄、前回2008年が北海道だった。地方での開催は、日本のさまざまな姿を世界に発信する好機ともなる。
伊勢志摩サミットの主会場は、風光明媚な英虞湾に浮かぶ賢島のホテルとなる見通しだ。
会場に選ばれた理由の一つは、警備のしやすさである。
欧米のリーダーが集結する場を狙ったテロを許すことは、絶対にあってはいけない。その点で、賢島は、出入りする手段が限られているため、人の動きを把握しやすい。警察庁は、警備上の観点から望ましい開催地として賢島を官邸に推薦していた。
こうした地の利を生かし、まずは、決して不測の事態を許さぬサミットとなるよう望みたい。
警備しやすい小島である、という以上に生かしたい地の利は、日本の歴史や文化を考える上で忘れることのできぬ伊勢神宮がすぐ近くにあることだ。
日本の文化、伝統は、再生される自然の力を生かし、自然と共生しながら築かれてきた。一昨年の式年遷宮で、わたしたちがあらためて感じたことである。
つまり、サミット開催地たる伊勢志摩は、日本屈指の観光地、保養地というだけではない。参加する各国首脳には、ぜひとも、伊勢神宮が伝えてきた日本らしさに触れてもらいたい。
国際社会には今、テロの脅威、揺れ動く国際秩序など主要国が知恵を出し合わねばならぬ課題は山積している。地球温暖化対策も避けては通れない。来年も、大きな流れは変わっていないだろう。
だからこそ、豊かな自然と深い伝統に包まれた伊勢志摩から、国際問題への新たな視点が生まれることを期待したい。
目先の経済対策ばかりに追われるのではなく、自然との共生、歴史の知恵などに議論を広げるにふさわしい舞台ではなかろうか。議長国である日本には、平和国家の名に恥じぬ議事運営を目指してほしい。
日本らしさに恵まれた伊勢志摩でのサミットである。実り多い議論を期待し、温かく迎えたい。

三重県でのサミット開催反対の理由(6月市議団ニュースより)

2016主要国首脳会議の県開催決議(三重県は福祉政策で遅れており、例えば子ども医療費の窓口での無料化など、他にするべき事がある事を指摘して反対。)が決められました。

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