活動日誌−活動日誌

【14.12.16】 議案質疑と一般質問を行いました。

1、議案質疑

お早うございます。日本共産党の星野公平です。

私たちは、今回の市会議員選挙で、一番に「高すぎる国保税の1人1万円の引下げ」を公約にしてきました。高すぎる国保税が払えず、滞納が続き、税務課から財産の差押えの脅迫じみた通知が届く方がたくさんおり、多くの相談が寄せられています。

「国保税の改正」について質問しますが、まず、「国民健康保険(国保)」とは何なのかを確認しておきたいと思います。
国保は「(国民健康保険)法」に書かれているように社会保障です。賢明なる特命の副市長は充分ご存知の事と思います。
そして、国保は、公的医療保険の一つで、住民の医療を受ける権利を公的責任で保障するものであり、日本の社会保障の優れた特徴である「国民皆保険体制」を下支えする役割りを果たしています。
国保加入者は、全国的に40%が無職、35%が非正規雇用と言われ、多くの人は、他の被用者保険の方に比べて、保険税の負担能力が低く、国保の保険税は非常に高い保険税になっています。これには、はっきりとした理由があります。
従って、国保事業を運営する自治体は、加入者のみに国保財政の責任を負わせる事のないよう留意し、慎重な対応を行う事が求められている。

それでは、具体的に今回の改正について、1問ですが、一問一答方式で質問します。

1、議案第141号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正について

(1) 改正のあらましに「財政健全化計画に基づき、法令に則った適正な税率にな
るよう改正を行う」とありますが、「財政健全化計画」と適正賦課、基金について質問します。

① 今年の3月につくられた第2期「財政健全化計画」では何が述べられているのか。

② 今度の改正で「保険税」はどうなるのか。

③ 国の進める「応能、応益50対50」に問題点はないのか。

④ 何故、医療分は下げられ、後期分・介護分が引き上げられるのか。又、金額の根
拠は。

⑤ 13億円近い基金が減少して行くが、何に使われて行くのか。

⑥ 基金の使われ方として、「財政健全化計画」には「激変緩和策として有効に活用」
とあるが、どういう事なのか。

⑦ 私たちが要求している「基金を活用して1人1万円の引下げ」は出来ないのか。
検討されたのなら報告して下さい。

以上です。
 

2、一般質問

今日は、日本共産党の星野公平です。

今年の6月に成立した「医療・介護総合推進法」にもとづき、来年の4月から、介護保険が改悪されて大きく変わります。同時期から始まる「第6期介護保険事業計画」の作成が桑名でも急がれています。

桑名市は10月に、「地域生活応援会議」なるものを発足させて、要支援・要介護の認定率の低減と介護保険料の抑制を目的とし、新規に要支援と認定されてサービスを利用しようとする全ての被保険者に、介護保険を「卒業」させ、地域活動に参加させようとしています。(誰もが介護保険を受けられる受給権の侵害の恐れ)

「地域包括ケアシステムの構築」への特命副市長の強引な推進が目立ち、全国から注視されていると共に、更に全国に拡散させています。市内からは不安や不満の声も上がっています。

「地域包括ケア計画(第6期介護保険事業計画・第7期老人福祉計画―平成27〜29年度)について」出発からの問題、現在進行中の内容、次期介護保険事業計画について6項目にわたって、1問ですが1問1答で質問します。

1、 地域包括ケア計画について
(1) 出発点の問題、現在進行中の内容、次期介護保険事業計画について

① と
② 昨年の12月に「桑名市地域包括ケアシステム推進協議会条例」が制定さ
れました。出発は、看取りの場所であったかと思います。病院にいる患者さん、施設にいる高齢者の方々は「家に帰りたい」という桑名市のアンケートをもとに進めて来られました。しかしながら、最近の厚労省のデータによると介護保険関係で退所後の行き先として「家族の1割弱」しか自宅を望んでいません。
「第6期介護保険事業計画」(案)総論の最初のページには、ゆでガエルの絵が描かれ、桑名と四日市を比較した死亡場所別死亡者数が載せられ(自宅は桑名が11.7%、四日市は18.5%、病院は桑名が70.7%、四日市は68.6%です。)、環境変化に鈍感で、ゆでガエルにならないように警告し、医療機関が最後の場になることの困難さを訴えているようです。この事と施設にいる高齢者は家に帰りたがっていると言う2点の桑名市の認識を伺います。
③ 現在、桑名は「地域包括ケアシステム」の問題で、全国から注目されてい
ます。何をやっているからだと認識・理解されておられますか。
④ 埼玉県和光市などに習ってか「地域生活応援会議」を始めました。今、起
こっている問題をどのように認識していますか。
(誰もが介護保険を受けられる受給権の侵害の恐れ)
⑤ 最後に、介護保険の要支援から外される「新しい総合事業」の内容につい
て詳細はどうなっているのですか。桑名市は来年4月からの開始を公言していますが、事業者への説明、市民への理解は徹底できるのでしょうか。
⑥ 次期介護保険事業計画作成への強引さが目立ちます。パブコメの期日が限
定され、多くの点で、決まっていないところを「会長一任」で出されるようですが、これでいいのでしょうか。
以上、答弁願います。

消化不良

15分ではやはり駄目だ。
改めて再質問や消化不良分を掲載します。

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