活動日誌−活動日誌

【14.10.30】 昨日は、今任期、多分最後の全員協議会が行われた。

国保税の引き下げではなく、単なる税率の見直し(桑名市の姿勢)

1、 協議事項として「桑名市人権施策基本計画」(案)
2、 報告事項として、「桑名市国民健康保険税の税率等の見直し」の説明が行われた。
 市にはたくさんの計画がある。総合計画は議会の議決事項だが、他の計画は、行政が策定委員会を作り、パブコメなどをして議会に協議にかけ決定して行っている。今回もその一つで、私はパブコメを出しているが、誠意のない回答であった。
 今回、人権尊重は当然であるが、計画ばかり作っても仕方がないのではないか。他市はどうなっているのか。差別があるあると言っているが、具体的に示して欲しいと要望した。

 国保税の改定は、税の引き下げではなく、単なる税率の見直しである事が明らかになった。全体では1人当たり4000円下がるが誰がどの世帯が下がるのかは不明瞭である。12月議会に行って論議したい。(11月選挙での再選が条件です。)

パブコメの結果の再掲(寄せられたのは1名3件のみ)

【意見1】計画倒れになっていないか。効果を検証されているのか。
【回答】各課で実施計画にて事業を推進し、年度末には各課に対しヒアリングを行い効果を検証しています。
【感想】検証した効果のほどを都度公表して欲しいものです。

【意見2】同和問題が中心になっていないか。
【回答】全ての人権問題について正しく理解する事が大切であり、あらゆる場面において自分自身の問題であるという意識を高めてもらう基本方針、体系となっております。
【感想】それでは、何故同和問題が一番目にきているのですか。

【意見3】(1)成果は見られたが、依然として差別・偏見があるとはどういうことなのか。自ら差別を作り出しているのではないか。(2)目標指標に結婚問題を取り上げる意味は何か。(3)10年で4.5ポイントに意味はあるのか。(4)えせ同和行為とは何なのか。用語解説では分からない。(5)補助金を貰っている団体は正当なのか。
【回答】(1)実施計画の検証及び昨年度実施の市民意識調査、市民を対象とした人権についての意見交換会から依然として差別・偏見が存在しているのを認識しております。(2)目標指標に結婚問題を取り上げたのは、同和問題の解決に向け、重要であるととらえております。(3)目標数値については県が実施した意識調査の実績を参考に設定し、まずは10年間で4.5ポイント増を目標として取り組み、その後も同和問題の解決にむけ継続して取り組みます。(4)えせ同和行為は用語解説のとおりです。(5)補助金団体については、桑名市人権政策課関係事業補助金等交付要綱に基づき適正に処理しております。
【感想】全体的にまともに答えていない。
(1) 成果はどこにあり、差別があるとするならば、どこにあるのかはっきりすべきです。
(2) 「同和問題の解決に向け、重要であるととらえております。」とあるがその理由を問うているのです。
(3) 4.5ポイントの向上に有意差が認められるかを問うているのです。
(4) 用語解説では分からないから質問しているのにこの回答はふざけていませんか。
(5) 補助金を貰っている団体がまともな団体なのかを問うているのです。

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