活動日誌−活動日誌

【14.07.12】 集団的自衛権に関して安倍首相の国内外での発言が違う

信頼に値しない人間だ。(二枚舌野郎)

 集団的自衛権に関して安倍首相の国内外での発言が違う(二枚舌だ)
 外国では「法基盤一新」、国内では「変わらない」
 オーストラリアなど3カ国を外遊中の安倍首相は各国で、自らが掲げる「積極的平和主義」と集団的自衛権行使容認に向けた「閣議決定」について説明を重ね、「安全保障の法的基盤を一新した」などと発信しています。国内での発言とは大きく違っています。
 7日には、ニュージーランドのキー首相と会談し、集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」の考え方を説明。8日のアボット豪首相らとの会談でも同様の説明。
 安倍首相は8日のオーストラリア連邦議会での演説で、「なるべくたくさんのことを諸外国と共同してできるように、日本は安全保障の法的基盤を一新しようとしている。法の支配を守る秩序や、地域と世界の平和を進んでつくる一助となる国にしたい」と語り、集団的自衛権の行使にむけた憲法解釈変更の「閣議決定」を誇示しました。
 ところが、安倍首相は1日の日本での記者会見では、「現行の憲法解釈の基本的考えは、今回の『閣議決定』でも何ら変わることはない」と強調していました。政府・内閣官房の「一問一答」(5日発表)も「閣議決定」について「いわゆる解釈改憲ではない」と主張しています。
 安倍政権による「閣議決定」は、集団的自衛権の行使や海外での武力行使は許されないという従来の政府の憲法解釈を根底から覆す、まさに“安全保障の法的基盤の一新”であり、「海外で戦争する国」づくりがその真相です。
 国内では、うそとごまかしに終始する。国外では“安全保障の法的基盤の一新”とその事実を認める。安倍政権の姑息な姿勢がみえます。  (しんぶん赤旗より)

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)