活動日誌−活動日誌

【14.06.17】 本会議再開

1、議案質疑(マイナンバー制度について)を行う。

安倍政権の暴走が止まりません。今行われている通常国会の会期は22日までですが、それまでにいくつの悪法を通そうとしているのでしょうか。
憲法9条改定の条件づくりをするための「改憲手続き法改定案」、教育への首長の介入に道を開く「教育委員会改悪法案」、農業の大規模化や企業参入を推進する「農政「改革」2法案」などの悪法を次々と強行成立させました。「医療・介護総合法案」の参院での審議が行われています。秘密保護法施行にむけ、国会を政府の秘密保全体制に組み込む「秘密会設置法案」の審議も参院で始まります。
「医療・介護総合法」と「教育委員会改悪法」については、一般質問の中で、後日質問します。
一問一答で行います。

1、議案第91号、第92号、第93号、第94号について質問します。
日本で暮らすすべての人に番号をつけ、個人情報を国が一元的に収集、利用する「マイナンバー法(国民総背番号制)」(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)は、昨年の5月24日に安倍政権で成立しました。
国民にさほどのメリットもない一方で、行政は全国民の個人情報を一元的に把握することができ、社会保障の締め付けと税・保険料の徴収強化に使えると言われています。                      
(1)これらの議案には、マイナンバー(国民総背番号)制度に関連して、社会保障・税番号制度システム整備費が計上されており、制度について伺います。
? 補正では、7,500万円余りの予算が計上されていますが、これでマイナンバー(国民総背番号)制度すべてが完成するのでしょうか。
? 国の事業に、何故市の負担が必要なのか。 
そして今後のスケジュール(個人の番号が何時決定するのか。実施予定日はいつからなのか)についても答弁願います。

次に、
(2) このマイナンバー(国民総背番号)制度で何が期待できるのか、また不安はな
いのか。です。                                 
この制度はもともと消費税増税と社会保障改悪を進めるために打ちだされたものです。しかも、個人情報やプライバシーの保護については実効性ある対策が何もない欠陥法であり、施行3年後をめどに民間拡大も狙われているようです。情報漏洩や犯罪が際限なく広がる危険性を抱えております。               
同じような制度を導入した、米国や韓国では情報漏洩や「なりすまし」犯罪が多発し、見直しを迫られています。イギリスでは同制度を廃止したと言われています。
? 実施のメリットは。
? 個人情報やプライバシーの保護、情報漏えいや犯罪が際限なく広がる危険性
にどう対応するのか。自治体職員に課せられている守秘義務は当然の事ですが、住民の同意がなくして他の部局への情報提供が可能になりますが、防止策は考えておられますか。 答弁願います。
 

請願(新病院建設の再検討を求める)の主旨説明を行う。

請願第3号「新病院建設の再検討を求める請願書」は、請願者は「新病院建設の再検討を求める市民の会」代表の清水達雄様他、署名を添えての請願であります。

市長の今議会の議案提案の冒頭挨拶の中での【新病院整備の状況】では、「桑名市総合医療センターでは、現在、新病院建設に係る事業者への意向調査を実施しています。 桑名市としても、桑名市総合医療センターと連携し、一日も早い新病院の開設に向けて全力で取り組む。」でした。

果して、これでいいのでしょうか。

以下、請願書の朗読をもって説明しますので、よく聞いて頂き、真剣な議論をお願いします。

【請願書の趣旨】
2回にわたる新病院の建設業者入札の不調を聞き、病院建設をもう一度見直す必要があると考えざるを得ません。とりわけ当初の建設費106億円が174.6憶円に膨れ上がっても業者が決まらないし、厳しい桑名市の財政状況をみても立止って再検討する必要があるのではないでしょうか。又、2011年3月の東北を襲った地震と津波の教訓をしっかり受け止め南海トラフの巨大地震による被害予想なども十分検討し、建設場所の変更を含めて再検討が必要と考えます。国も震災に備え高台への庁舎、消防署や基幹病院の移転を促進しています。
現在の建設予定地が南海トラフの巨大地震の想定では、水没する可能性もあり、そのため1,2階を駐車場にしたり、液状化対策のためにも特殊杭の使用など多くの費用を要することは明らかです。
又、新病院が地域の第2次医療・救急医療等を担う病院と位置付けられていますが一般外来の受診がどのようになるのか、健康診断の機能がどうなるのか(特定健診では、西医療センターでの健診受診数が市内で最も多くなっている)、新病院建設で今中止になっている休日診療所の再開はできるのか?小児科医療や、周産期医療が改善されるのか市民の切実な医療要求にどう答えていくのかの説明も不十分と言わざるを得ません。
以上の点を十分に考慮いただき新病院の建設をいったん中止し再検討される事を切に要望いたします。

【請願事項】
1、新病院建設の再検討を求めます。

議員の皆さん、以上であります。住民の声をよく聞いて下さい。
市長の言う「納税者の視点で次の世代に責任ある財政」とは何ですか。
借金を残すことは私たち議員の責任でもあります。
初心に戻った十分な議会での論議で、再検討できるよう宜しくお願い致します。

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