活動日誌−活動日誌
【14.04.14】 我が初めての吉野行きは何だったのか。
桑名の年金組合で吉野の花見に行った。
吉野川に沿って山に入る橋まで渋滞だ。一般車はパークアンドシャトルバスで上まで行けない。土曜日には駐車場まで行けずに桜を見ずに帰った人もいたとか。バスの駐車場をおりて、参道らしきところを歩くと人人人だ。桜を見に来たと言うより人を見に来たようなものだ。1キロほどを歩いた。吉水神社の前で「十字の詩」を知った。同僚はよく知っていた。皇国史観への後戻りは許されないが、五(ご)言(ごん)絶(ぜっ)句(く)の半分を記しておく。
天莫空勾践 時非無范蠡
意味は、天は姑(こ)蘇(そ)城に幽閉された越王勾践(こうせん)のような囚われの後醍醐天皇を空しく殺し奉ってはならぬ。時に越王を助けて会稽(かいけい)の恥を雪いだ范(はん)蠡(れい)のような忠臣がないこともない。(岩波『日本古典文学大系』)
最後に折角だから写真を数枚撮った。