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【14.03.18】 STAP細胞について私見と新聞各社の社説等から

大学で生物学を学んだ一人として思うこと。

STAPとは「刺激惹起性多能性獲得(Stimulus―Triggered Acquisition of Pluripotency)」の略称である。
私は、植物生理に関心があり、ニンジンのカルスの培養から1個のニンジンの作成に興味を持っていた。TOTEpotency(全能力)と言ったのではないかな。
それともう一つは、ウニの単為発生です。ウニの卵は酪酸の液に浸けただけで受精したように細胞分裂を開始し個体を形成していきます。(1970年頃)
このような観点から、 STAP細胞は否定しません。
しかし、臨床的に利用されるかどうかは、ズーッと先の話です。期待するところまで行きません。
今回の結末的状況に新聞各社は社説で報道していますので、入手できるものを掲載します。

1、STAP細胞 科学への信頼を取り戻すために しんぶん赤旗 3月16日

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーたちが発表した新型万能細胞「STAP(スタップ細胞)」の論文の重大な誤りが明らかになりました。14日に理研の調査委員会の中間報告が行われ、会見した野依良治理事長たちから「極めてずさんな取り扱いをして、極めて遺憾」「画像を流用するなど、論文の体をなしていない」「科学の常道を逸している」などの発言が相次ぎました。
中間報告は、万能性を示す証拠として示された画像は小保方さんが博士論文に載せたもので、今回の研究とは違う方法で得られたものであること、遺伝子の働きを示す画像の一部を切り張りしていたことなどを認めました。小保方さんは画像の切り張りを「やってはいけないという認識がなかった」と語っているといいます。
小保方さんに研究者としての倫理観が育っていないことを示すものですが、問題はそれにとどまりません。会見では、論文の作成は主に小保方さんと小保方さんが所属する理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・副センター長の2人が行ったことが明らかにされました。
この研究には10人以上の研究者がかかわっており、たとえ小保方さんに研究者としての倫理観が育っていなかったとしても、それらの人たちが論文作成に責任をもって携わっていれば、画像の流用や切り張りは行えなかったかもしれません。
今回のできごとは、日本を代表する研究機関の一つである理研を中心に起こっており、日本の科学研究に対する世界の信頼を傷つけるとともに、一般の人に科学への疑念を生じさせかねない問題です。もちろん、多くの研究者は真摯に研究に取り組み、その成果を世に問おうとしています。
会見で理研の川合真紀・研究担当理事は「研究者にとって研究の自由度が何よりも重要」だと強調しました。今回の問題が研究者の自由な研究活動を妨げるような結果につながるとしたら本末転倒です。
中間報告では、論文作成にあたってどのようなことが行われ、それが不正だったのかどうか、いまだ解明されていません。科学研究の現場では成果主義がまん延し、研究者が追い詰められているといいます。今回の問題の背景にそうしたことがなかったのか検証が求められます。
全容を徹底的に解明し、それを公表していくことが、日本の科学に対する信頼回復に不可欠です。そのうえで、“生物学の常識を覆す世紀の大発見”といわれたSTAP細胞が本当にあるかどうか真摯な姿勢で研究に取り組んでもらうことを期待します。(間宮利夫)

STAP論文 不適切画像 理研調査委が中間報告 研究チームに撤回勧告 しんぶん赤旗 3月15日

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した「STAP細胞」の論文で画像の流用などが指摘されている問題をめぐって、理研が設置した調査委員会が14日、中間報告を発表しました。不適切な画像が使われていることや、他論文から文章をコピーしたことを一部認定。現時点では改ざんなどの研究不正にはあたらないが、調査を継続し、不正が認められれば厳正に処分するとしています。
小保方さんが所属する理研の発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長は論文の撤回を研究チームに勧告したことを明らかにしました。理研の主要著者は同意しているといいます。小保方さんは現在、研究を停止中。
調査は6項目。遺伝子の働きを示す画像の一部を切り貼りしたことや、博士論文の画像が使われていたことなどを認定しました。
一方、STAP細胞を作ったとする研究の根幹について理研は、これまで「揺るぎない」と説明してきたことを「楽観的だった」と認めました。
問題の論文は、科学誌『ネイチャー』1月30日付に掲載された2本です。著者は、理研のほか、東京女子医科大学、山梨大学、米ハーバード大学の計14人。論文の撤回には原則として著者全員の同意が必要ですが、現時点でチャールズ・バカンティ米ハーバード大学教授は撤回に反対しています。
理研の野依良治理事長は「未熟な研究者がデータをずさんに無責任に扱ってきた。あってはならないこと」と述べ、「理研の中で、氷山の一角かもしれない」と研究者倫理の徹底を強調しました。
STAP論文 疑念、次々と浮上
血液などの細胞に刺激を与えるだけでできる、新型の“万能細胞”を発見した―。1月末の発表で一躍、注目を集めたSTAP細胞の論文が問題だらけだったことを理化学研究所が認めました。
論文の発表後、早い段階からインターネット上で、▽実験条件が異なるマウスの胎盤の写真が酷似している▽遺伝子の働きを示すデータ画像に切り張りされた跡のような不自然な直線がある▽論文の補足情報に、独の大学チームの2005年の論文とほぼ同一の記述がある―といった指摘が相次ぎました。
これを受けて、理研や『ネイチャー』誌は調査を開始。しかし当初、理研は「研究成果については揺るぎない」と説明。研究チームの若山照彦・山梨大学教授も、単純ミスでマウスの写真を取り違えた可能性があるとしました。
しかし、STAP細胞の多能性(さまざまな種類の細胞に分化する能力)を示す証拠として論文に掲載された画像が、11年に小保方晴子さんが早稲田大学に提出した博士論文の画像に酷似している問題が発覚。若山さんも、自分が直接担当した部分以外の研究に疑念が生じたとして、論文の取り下げを提案しました。
日本分子生物学会(理事長・大隅典子東北大学教授)は、状況を「憂慮する」とした3日の声明からさらに踏み込んで、11日、「多くの作為的な改変は、単純なミスである可能性をはるかに超えている」と指摘した声明を改めて発表。迅速な生データの全面開示や論文の撤回を含む適切な対応、原因の検証などを求めました。
理研は11日、疑惑発覚後初めての記者会見を開き、論文の取り下げを視野に入れた検討に踏み出しました。
その後さらに、小保方さんの博士論文そのものについての疑惑も指摘されています。米国立衛生研究所の文書やバイオ企業のホームページの写真の盗用疑惑も持ち上がっており、早大が調査中です。
一方、論文の不正とは別に、STAP細胞が本当に存在するのかという研究の核心についても、謎となっています。理研は小保方さん以外の研究者もSTAP細胞の作製に成功していると説明していますが、科学的な正当性を証明するには、第三者による再現実験がカギとなります。
理研は5日にSTAP細胞の作製法について詳細な実験手順を公開したものの、現時点で研究チーム外からのSTAP細胞作製の報告はありません。
若山さんは、所有している「STAP幹細胞」について、第三者研究機関に分析を依頼する考えを明らかにしており、その結果も真相解明の重要な手がかりとなります。 (中村秀生)
「STAP細胞」問題の経緯
■1月30日…小保方さんらの研究チームが、STAP細胞の研究論文を科学誌『ネイチャー』に発表。
■2月13〜14日…論文について、「不自然な画像データが使われている」などの指摘をうけ、理研が小保方さんから聞き取りを実施。
■2月中旬…理研内外の専門家5人で構成する調査委員会が始動。ネイチャー誌も調査中と発表。
■3月5日…理研が、STAP細胞の作製法の実験手順を公開。
■3月9日…今回の論文に使われた細胞の画像が、小保方さんの早稲田大学での博士論文の画像と酷似している問題が発覚。
■3月10日…若山さんが、研究チームに論文の取り下げを提案。チームの一員、チャールズ・バカンティ米ハーバード大学教授は「ミスはあったが、結論に影響するものではない」と、論文取り下げに反対の態度を米紙に表明。
■3月11日…理研が、博士論文画像の流用疑惑について「重く受け止め」ると発表。論文の取り下げを視野に入れて検討していることを明らかに。
■3月14日…理研調査委が中間報告。
STAP(スタップ)細胞 マウスの皮膚や血液などの体細胞に、弱酸性の溶液に浸すなどの刺激を与えるだけでできると、小保方さんらが発表した新型の“万能細胞”。哺乳類では、いったん分化を終えた細胞が分化前の状態に戻る現象(初期化)は起こらないと考えられていたため、「生物学の常識を覆す発見」と世界中から注目を浴びました。「STAP」は、「刺激惹起性多能性獲得」を意味する英語の頭文字。

2、STAP細胞 徹底解明こそ信頼回復 中日新聞 3月15日

「STAP細胞」の論文撤回を理化学研究所(理研)が求め、主要著者たちも同意した。論文調査の中間報告では不正の有無は分からなかった。徹底した事実解明を行い結果を速やかに公表すべきだ。
理研の調査委員会が調査の中間報告を公表した。
調査委は英科学誌ネイチャー論文に、故意に人をだますための捏造、データを操作する改ざん、他の論文などからの盗用があるか調査した。
一部の画像に改ざんはあったと認めた。理研発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子さんの博士論文に掲載された写真とネイチャー論文の写真が酷似している点も同じものと認めた。ただ、故意による不正の有無については調査中とした。
肝心のSTAP細胞が作製できたかどうかについては、第三者の検証を待つしかないという。研究に携わった研究者に故意があったのか、STAP細胞は本当に存在するのか、最も知りたいことは分からないままだ。
万能細胞の研究は再生医療につながる重要な分野である。人工多能性幹細胞(iPS細胞)で大きな成果を収め、世界の注目を集めている。ネイチャー論文の撤回騒ぎは日本の研究全体への信頼を失うものだ。理研も研究者もこの責任を痛切に感じるべきだ。
「論文の体をなしていない」と竹市雅俊センター長がいうようなレベルの論文をなぜ認めたのか、理研の説明は不十分である。
研究員への教育や組織内の審査体制を見直すと表明したが当然である。研究論文は研究者に責任があるとの考えが研究の世界では一般的とされるが、理研はこの分野の国の拠点施設だ。厳しい審査体制や共同研究者同士の相互チェックルールなどを検討すべきだ。
小保方さんの博士論文にも疑問がでている。研究を指導した早稲田大も大学の威信のために経緯を調査し事実を明らかにすべきだ。
安倍政権は成長戦略の柱に女性の活躍推進を掲げる。女性が能力を発揮できる社会の実現は強く求められている。その動きに水を差しかねない。
野依良治理事長は「若い研究者の未熟としか言いようがない」と突き放した。理研のトップとして人ごとのようである。小保方さんに研究を任せたのは理研だということを忘れるべきでない。
今後、STAP細胞の存在有無を含め全容の徹底解明をしなければ、失った信用は回復しない。

3、STAP論文 「厳しさ」で信頼取り戻せ 産経新聞3.15 [主張]

生命科学の常識を覆す大発見とされた「STAP細胞」の論文について、理化学研究所は「重大な過誤があった」と認定した。英科学誌「ネイチャー」に発表した2本の論文の撤回を求めるとともに、研究の真偽を第三者による検証に委ねる意向を表明した。
STAP細胞は再生医療の可能性を広げる画期的な新型万能細胞として大きな期待を集めたが、研究成果は白紙に戻される。極めて残念な事態だ。
「科学の信頼」を取り戻すため、理研には事実関係の徹底調査と再発防止に向けた厳しい取り組みが求められる。
理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子・研究ユニットリーダーを中心とする日米の研究チームが、「ネイチャー」に発表した2本の論文は、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸して刺激すると、どんな細胞にも分化できる万能細胞に変化する、という内容である。
しかし、発表直後から実験画像の加工・流用や別の論文のコピーなどの疑いが指摘されていた。理研の調査委員会は中間報告で、小保方氏の博士論文からの画像の流用や他の論文のコピーを認定し「論文としての体をなしていない」との認識を示した。
それにしても、これほど杜撰(ずさん)な論文がなぜチェックできなかったのか。

4、理研は論文疑惑の究明急げ  日経新聞 2014/3/15付

理化学研究所の小保方晴子氏らが発表した「STAP細胞」の論文疑惑で、理研の調査委員会が中間報告を公表し、データの不適切な取り扱いがあったことなどを認めた。現時点では悪意をもった「研究不正」があったとは断定せず、調査を継続する。
小保方氏らの成果は発表時に世界から注目された。疑惑が長引けば、日本の科学界全体に海外から不審の目が向けられかねない。ずさんな内容を含む論文がなぜ発表されてしまったのか、理研は早期に真相を解明し公表すべきだ。
STAP細胞が本当に存在するかどうかについては「第三者の研究機関の再実験による検証を待つほかはない」と、理研は説明している。理研以外でSTAP細胞の作製に成功した報告は今のところなく、成果に対する疑念も日々増している。
理研は詳細な実験方法や試料などを積極的に提供し、内外の研究機関で再実験がなされるよう支援すべきだ。
不適切な論文発表について野依良治理事長は「あってはならないことだ」と陳謝した。実験結果を示す画像の修整や他の著作物からの文章の借用は、科学論文の執筆ルールを明らかに逸脱している。
研究成果の真偽は別にして、問題の論文はいったん撤回し、正しいデータをそろえた上で再提出するのが適切だ。
記者会見には小保方氏ら論文執筆者はひとりも出席しなかった。優れた業績をあげた科学者は社会から称賛を浴びるが、その栄誉は論文の内容に責任を負ったうえでのことだ。疑惑について自らの言葉で説明するのが望ましい。
科学技術振興機構の松沢孝明参事役によると、過去35年間に表ざたになった論文不正は114件。2000年以降、増加傾向にあると推定している。
世界的な研究競争のなかで研究者に早く多くの論文を出すよう求める圧力が高まっている。科学研究のありようにも問題がないか、考える必要があるだろう。

5、STAP問題 全容解明し説明尽くせ 毎日新聞 2014年03月15日 

なんとも残念な状況である。常識を覆す新万能細胞として注目されたSTAP細胞=刺激惹起性多能性獲得細胞=の論文にデータの切り張りなど改ざんがあったことがわかり、主な著者が所属する理化学研究所のセンター長が著者に「論文撤回」を求める事態になってしまった。
理研は調査委員会の中間報告を公表したが、まだ多くの疑問が残されている。疑問の全容解明に力を尽くし説明責任を果たしてほしい。
これまで指摘されてきた主な疑問は、画像の流用、データ画像の切り張り、他の論文からの文章の流用だ。中でも、STAP細胞の万能性を示す画像が小保方晴子・研究ユニットリーダーの博士論文にある別の細胞の画像と酷似している点は論文の共著者にも衝撃を与えた。STAP細胞を経て作るSTAP幹細胞がもともとどんな細胞からできたのか、証拠が不十分という指摘もある。
調査委は詳しく調査した6項目のうち2項目は不正に当たらないとし、残る4項目は継続調査とした。ただ、データ画像の切り張りや、異なる細胞の画像の使用を事実と認定した。小保方さんらもそれを認めているという。
たとえ悪意がなかったとしても、論文の「作法」に科学者の倫理に反する重大な問題があったことは間違いない。そして科学の世界では、論文の作法は、論文の中身の信頼性に直結している。論文の撤回は当然だろう。
それにしても、なぜ、これほど不備の多い論文が国内トップレベルの研究所から公表されてしまったのか。理研は小保方さんが「科学者として未熟だった」と指摘するが、論文の共著者のチェック機能が、なぜきちんと働かなかったのか。理研は検証を急ぐ必要がある。
理研の危機管理にも疑問が残る。成果発表は大々的に行いながら、疑問が生じた後の対応や説明が不十分だった。それが、不信感を拡大してしまった。共著者間のコミュニケーション不足も気になる。研究の重要部分を担った山梨大教授が単独会見で成果への疑問を語ったのもそのためではないか。
論文の信頼性は損なわれたが、STAP細胞の存在自体は、まだ、否定されていない。これに白黒つけるには、理研と無関係の第三者が別の場所で実験し、確かめる以外にない。理研はそのために必要な情報の公開も積極的に進めるべきだ。
理研の著者は調査中であることから、疑問について公に語ってこなかった。だが、調査委の説明だけでは納得できない部分もある。著者自らが詳しく語る機会も早い段階で設けるべきだろう。

6、STAP細胞 理研は徹底解明せよ 朝日新聞2014年3月15日

世紀の大発見と思われた新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」は本当に存在するのか。
それを証明したはずの論文は「常道を逸している」ずさんなものであることがわかった。
筆頭著者の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらが属する理化学研究所は、論文の撤回を勧めている。事実上、白紙に戻そうという苦渋の選択である。
主要著者4人のうち、全体の責任を負う小保方さんを含む3人が撤回に同意した。ここは潔くいったん取り下げ、出直しを考えるべきだろう。
理研は日本を代表する研究機関である。この混乱を招いた事態について、誠実かつ早急に問題を解明する責任がある。
その第一は、この万能細胞は実在するかどうかをはっきりさせる必要があることだ。それは世界の生命科学研究の流れに大きな影響を与えるからだ。
理研には、存在を確かめるための第三者機関による実験に全面的に協力する義務がある。そのためにも、実験手法を詳しく開示せねばならない。
理研自身も実験を重ねるべきなのは当然だ。論文の著者の1人は「ゼロから実験し直す」という。その際は外部研究者も検証できるようにし、「ここまで再現できた」「この点が再現できない」など進行状況を随時公表することが望ましい。
もし客観性のある実験で細胞作りが再現されれば、当初の論文の傷を差し引いても科学に貢献したことにはなるだろう。
もう一つは、理研自身が認めたように、「通常の科学者はしない」手法で「論文の体をなさない」ものが発表されたのはなぜなのかを探ることだ。
理研の理事長を務めるノーベル化学賞受賞者の野依良治氏は「科学社会の信頼性を揺るがしかねない」と謝罪した。
理研は、幹部には研究倫理の研修を施してきたとしているが、今回の論文にはベテラン研究者も名を連ねている。倫理教育のあり方そのものを抜本的に見直すしかあるまい。
今回の論文は4チーム14人の研究者による共著である。共同作業の死角はなかったのか。業績重視の競争が研究現場をゆがめていないか。
こうした点は理研にとどまらず、学界全体で洗い出すべき検討課題だ。文部科学省も加わって、倫理と信頼性を底上げする方策を練る必要があろう。
朝日新聞を含む報道機関にとっても重い事態である。検証の難しい最先端科学の報じ方はどうあるべきか。不断に見つめ直す努力を肝に銘じたい。

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