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【14.03.16】 介護保険の保険証(介護保険被保険者証)が届いた。

介護保険は、見れば見るほどおかしな制度でもある。

 もうじき65歳に(3月に)なるのだ。老人の仲間入りなのかなあ。それならそれで、その様にいろんな面で扱って欲しいものだ(朝日町のあさひ湯は60歳からシルバーの特典が月に1度だけある)。
 介護保険は、見れば見るほどおかしな制度でもある。
 40歳以上のすべての人が加入しなければならない(以前、市の職員から40歳になったら大変だと言われた。介護保険料の負担が発生するのである。家のローンもあり、子どもの学費などで大変だと言う)。介護保険は、介護の負担を社会全体で連帯して支え合う社会保険制度ですと書いてある。介護保険料は第1号被保険者(64歳以上)も第2号被保険者(40歳から64歳)も介護の利用量が増える=支払われる金額が増えるとドンドン増えて行くシステムになっている。
 今までは国保税と同時に徴収されていたが、私の分が分離されて第1号被保険者として改めて所得に応じて決められる。国保の分は妻が残っており全体でどうなるのかよく分からない。
介護保険料を滞納すると保険給付が制限されると書いてある。当分の間介護保険にお世話になる予定はないから余計な心配だ。
 里見先生(佛教大教授)が言われていたように、介護保険も社会保険方式から公費負担方式(税方式)への抜本的転換が必要だ。

 それに、来年の4月から介護保険の大改悪が予定されている。
1、要支援1、2の高齢者が利用する訪問介護や通所介護を、国の基準とする介護保険サービスの対象から切り離し市町村ごとの事業に移します。
2、年金収入280万円以上の単身高齢者などのサービス利用料を1割負担から2割負担に引き上げます。
3、特別養護老人ホームの入所を「要介護3」以上に限定する。        

 この狙いは、「軽度者」の利用を削減・抑制して公的介護保険にかかるお金を抑え込むことです。しかし、サービスから締め出された「軽度者」の重度化は、公的費用をさらに膨張させます。目先の“費用抑制”による改悪は制度の将来も揺るがすものです。

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