活動日誌−活動日誌
【14.01.15】 ストップのかからないリニア建設
1、リニア山梨県駅、五輪前に開設検討
2027年に品川―名古屋で開業を目指すリニア中央新幹線で、JR東海は、甲府市につくる山梨県駅を20年の東京五輪開催前に開設することを検討。五輪で訪日する観光客らが、時速500キロを体験しやすくする狙いがある。
山梨リニア実験線(42・8キロ)を新駅まで約6キロ延伸。実験線の途中にある実験センター(山梨県都留市)と、新駅の両方で乗り降りできるようにする。同社は今年10月の着工に合わせ、実験線を使った有料の体験乗車を始める。新駅でも乗り降りできれば、利用者を増やせる利点がある。
リニアをめぐっては、東京五輪に合わせた開業を求める声があるが、品川―名古屋の8割以上がトンネルや地下のため、JR東海は「物理的に難しい」(山田佳臣社長)としてきた。ただ、五輪はリニアを国内外にアピールできる舞台との意見も根強い。山梨の新駅は地上駅で区間にトンネルもなく、工事を進めやすい。
今後は、用地の取得などがスムーズに進むかどうかを見極めながら、実際に新駅を五輪前に開設できるかどうかを最終的に判断する。(1月15日朝日新聞)
2、各県、各地で公聴会 反対意見続出
1、神奈川県 リニア新幹線公聴会 15人全員が建設反対意見(1月14日朝日新聞)
リニア中央新幹線について市民の意見を聴く県主催の公聴会が相模原市緑区で13日開かれ、15人の公述人全員が建設反対の意見を述べた。10年以上も続く大工事に地元住民から、怒りの声や懸念が出された。
JR東海は緑区の橋本駅そばの地下に中間駅、鳥屋地区に関東車両基地の建設を予定している。住民から騒音や振動、大気汚染などを心配する声が相次いだ。
中間駅について男性は「想像してください。自分が通勤する駅、すぐ近くに住んでいるところで10年以上も工事が続くことを」と訴えた。中間駅予定地のため移転予定の県立相原高校について女性は「緑豊かな高校は数少ない市民のオアシスで広域避難場所でもある。納得できない」。
2、リニア計画 愛知県公聴会(1月11日) (1.15しんぶん赤旗)
懸念続出 公述人、見直し求める 地下水や電磁波心配
9兆円を超える巨大プロジェクトを国民的議論も無いまま進めるのに反対
必要なのか(大量の電力を使用)、20年間利用者は横ばい、新路線の社会的要請はない
東海道新幹線の耐震強化・津波対策・複線化ではだめなのか
地盤沈下、地下水は大丈夫か
電磁波の発生で長期に浴びたらどうなるのか
上下線がすれ違った時のデータは
3、1月18日には名古屋市の公聴会が行われる
市長が県知事に意見を提出し、3月25日までにJR東海へ「知事意見」を提出する