活動日誌−活動日誌

【13.10.01】 9月議会最終日 1

2013年9月 反対討論

  こんにちは。日本共産党の星野公平です。
日本共産党桑名市議団を代表して、本会議に上程されました17議案中5議案に反対の討論をいたします。

1、議案第70号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第2号)。
計画性の無い駅西土地区画整理事業の6月に次ぐ追加補正3億3千6百万円は認められません。

次に決算認定の3議案ですが、先ほど決算特別委員会委員長からも反対者の報告がありましたが、改めて指摘させていただきます。

2、議案第73号 平成24年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について。
 一昨年の予算の段階で前市長は、予算について、地域医療、防災・減災、子育て支援に重点を置くと言われましたが、地域医療については、新病院構想・建設が不明確であり、これからお金がどれだけかかるのかも不明な点。防災・減災については、住民がどうすればいいのか具体性に欠けている点。子育て支援は、箱物中心になっている点などを指摘して反対しました。
一般会計については、全般的に行政改革という名において市民サービスの低下や福祉予算減の執行、正職員の削減や指定管理制度やPFI事業を含め業務の外部委託が進んでいます。又各所に同和関連予算が有り、この様な予算の執行は認められません。
 各部門別に、個別に何点か挙げさせていただきますと、総務関係では、行政改革推進費、戦争する国に邁進する自衛官募集事務費、滞納金を厳しく取り立てる三重地方税管理回収機構への負担金、福祉安全部門では、逆に差別を生み出す同和関連予算、保育料の多度、長島地区での負担増、保育所の給食業務の委託、独法病院会計への繰出し。教育経済部門においては、図書館のPFIの事業、小学校給食の業務委託、中学校給食のデリバリー方式、ごみ収集業務の民間委託。建設部門では、緊急性のない道路の建設、改良住宅は一般住宅と統一すべきである事、駅西土地区画整理事業は計画性も無く進められているという問題、以上を指摘して、一般会計に反対します。
 それから、特別会計でが、
国民健康保険事業。県下一高い保険税の問題と多額の基金の活用で保険税の値下げを求めて反対です。
住宅新築資金等貸付事業。国の特別措置法が失効しており、一般会計からの繰り入れは認められません。
市営駐車場事業。指定管理者制度が導入されていますので反対します。
介護保険事業。高い介護保険料と利用料、介護度の認定のあり方を指摘し反対です。
後期高齢者医療事業。医療を年齢で区別する後期高齢者医療制度そのものに反対です。
地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業。勝手に地方独立行政法人化し、貸付金を求めてくる会計は容認できません。

3、議案第74号 平成24年度桑名市水道事業会計決算の認定について。
 水の購入の不明朗の問題と検針業務等の県外企業への委託を指摘し反対です。

4、議案第75号 平成24年度桑名市下水道事業会計決算の認定について。
 いつまでも普及される見込みがない地域がそのままにされているという問題を指摘し反対です。

5、議案第86号 市道の認定、廃止及び変更について。
額田地区の開発は、法の抜け目を突いた大型開発で、桑名市のマスタープランにも反するもので、市道の認定には反対です。

以上が反対する理由です。議員各位の御賛同を求め、討論といたします。
ありがとうございました。

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