活動日誌−活動日誌

【13.07.02】 6月議会最終日、朝から各派代表者会議、議会運営委員会オブザーバー、委員外委員として参加

最終日、議案の採決、私は請願に賛成討論

今日は、日本共産党の星野公平です。
今議会、提出されている4つの請願のうち、3つの請願に対して賛成討論をします。

1、 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願
この請願を出された団体は、三重県の保険医協会、民主商工会、農民連、三重労連、年金者組合、生活と健康を守る会、新日本婦人の会、自治労連、民医連の9つの団体からです。いずれの団体も私たちの切実な要求を取り上げ、私たちの命と暮らしを守っています。
TPP参加は、日本を亡国の道へと進ませます。
日本の農業が成り立たなくなると全国の農協の人たちも反対しています。農業だけでなく、TPPというのは、人・モノ・金の移動を国境なく自由にしていくもので、アメリカ型のルールを日本に押し付けるという枠組みです。医療では自由診療が導入され、日本の世界に誇れる国民皆保険が(お金がなければ医療を受けられなくなる)、崩されようとしています。雇用のルールの破壊も強く危惧されます。
委員会での審査では、各委員(委員長を除いて7名)から意見開陳が行われました。
請願に賛成2名、棄権1名、
請願に反対は4名で、参加すべきだと思っている方1名、他の委員ははっきりと意見を述べられませんでした。採決の結果は、賛成2名の賛成少数のため採択されませんでした。
私たちは、この請願に反対する大きな理由はないと思います。
是非、この請願に賛成していただき、TPP参加をストップさせて、日本の農業を医療を商売を守って行こうではありませんか。

2、 新病院建設場所の検討と太陽の光を求める請願書
この請願は、病院が寿町の1号館跡にできると、高さ45メートルの高層であり、昼間の太陽が奪われ、健康が害される恐れのある近隣住民5名からだされています。
委員会当日、建設現場の視察をした際に、近隣住民の方が来られ、悲痛な訴えをされました。
莫大な借金(当初予定より50億円以上ともいわれる)を更に市民に負担させようとしています。新病院の建設にどれだけのお金がかかるのか当局は明らかにしません。安上がりの病院を作れとは言っていません。混雑した狭い土地、一部市道の上空も占拠する、海抜ゼロメーター地帯につくるのではなく、南海トラフの地震でも安心な広大な高台に建設を見直した方が、長い目で見た場合、得策ではありませんか。
委員の皆さんの意見開陳では、
心情は分かるが、ここまで進んできている、今場所を変えるのは大変、再検討は難しい、でした。日照権については設計の中で最大の配慮をするようにとの意見がほとんどの委員から出されました。
採決の結果は、委員長報告にありましたように、賛成は1名のみで、不採択でした。
将来に大きな借金と禍根を残さないために議員の皆さまの賢明なる判断をお願いします。

3、 消費税増税中止意見書の採択を求める請願
この請願は、商売をやっておられる中小零細の団体である「桑名員弁民主商工会」から出されています。
そもそも税金は能力に応じて負担すべきものです。消費税は、収入のない子どもから年金暮らしの老人まで一律に負担させる酷税(残酷で苛酷な)です。
中小の商売をやっておられる方は、消費税分を消費者に転嫁できず、3月の納税の時期になると、借金をしてまで納めている状況もあります。かたや輸出大企業では多額の戻し税があります。
委員会では、各委員(委員長を除いて6名)から意見開陳が行われ採決が取られました。
請願に賛成1名。
請願に反対5名でした。理由は、これからの高齢化社会、社会保障費が増えてくる。少子化で税収が増えないから、消費税増税は必要。やむをえない。しかたない。消費税増税に賛成。付帯事項(経済状況を見てこの秋に判断)がついている。消費税は公平だと思っている。自分の生活の中で、生活に直結していない物を上げれば。
採決の結果は、賛成1名の賛成少数で不採択となりました。
もっと消費税の本質を知る必要があるのではないでしょうか。今度の増税が実施されたら、アベノミクスで一部の金持ちは潤っているようですが、ほとんどの人の所得や年金、更には生活保護費も下げられ、物価は上がる一方です。市民の生活は破壊されていきます。
議会の力で消費税増税にストップをかけ、市民の皆さんのくらしを守って行こうではありませんか。

以上であります。議員各位の請願3件へのご賛同よろしくお願いします。

教育長予定の教育委員候補者の経歴等について何点か質問

?高校教員と県教委事務局の勤務があるようですが、桑名市の就学前の問題とか小中学校の教育についての見識はどのような方なのですか。教育現場に対する認識は。

?高田短期大学、東海学園大学に勤められていたそうですが、何をされていたのですか。
特に、東海学園大学の肩書は。

?どういう方かを知るには、「歴史に対する認識」をお尋ねするのが一番です。この事無くして大事な教育長にふさわしいか判断できません。答弁願います。

答弁等の詳細は、あらためて紹介します。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)