活動日誌−活動日誌
【13.06.27】 今日は、新病院の整備等に関する特別委員会
委員会の内容は概ね下記の通りでした。
1、 開催と同時に動議の提出
本会議での議案質疑・一般質問の中で新病院の建設関係で総額予算(解体等含めて)を明示しない当局のいい加減な姿勢に対して、委員会として当局に明らかにするように申し入れることを提案する。賛同者私の他1名で否決。
2、 現地視察(桑名東医療センター周辺)
近隣の住民の方にも視察状況を見てもらった。議会の不誠実さを訴えられる。(市・病院側と同様)
それに先だって、意味のわからない桑名医療センター側の説明と1委員の質問と答弁があった。
3、 委員会を再開して、付託議案の審査
昼食中断後、市長も出席して再度再開。星野の質疑、桑名の中高層建築物の紛争予防条例の規則変更で住民に充分な説明ができるのか。
反対討論 議案52号(一般会計補正予算)
新病院建設には反対ではありません。全体像のわからない病院建設、これからも、いくらお金がかかるかわかりません。?債務負担行為に反対?出資に反対
議案54号(医療センター貸付特会)
? 債務負担行為増に反対です。? 返ってくるか分からない貸付金。理由がわからない交付金に反対。
4、 請願審査
星野の補足説明(本会議の内容を再読)
請願第3号です。
「新病院建設場所の検討と太陽の光を求める請願書」が、新病院建設予定地の寿町の住民5名から出されました。
新病院建設について、建設予算の変更・見直しが行われ、多額の追加の予算・税金が必要と、今議会でも多く議員から質問が集中しています。いずれも、市民が納得できる答弁が得られているとは思えません。
当初予算の30%を超える支出の拡大は、「基本構想・基本計画」からの再検討の必要を提起しているのが、国・県・市でも決められている「設計変更に伴う契約変更の取り扱い」の30%ルールの思想であります。
おりしも、「内閣府は、5月28日「南海トラフ」を震源域とする巨大地震への対策をまとめました。この中で、津波被害を避けるために、学校・病院など子どもや患者、高齢者ら災害弱者が集まる施設について、配置を見直すとして、国や自治体に、高台など安全な場所への事前移転を提言しています。」
市長、否、議会の皆さん、市民の皆さん。新病院建設に特急列車(リニア新幹線)に乗ってきました。地下走行で周りが見えません。安全性も確保されていません。今こそ立ち止まって病院建設・地域医療(ハード面・ソフト面)を市民の皆さんと共に考え直す時ではありませんか。
請願書からですが、「私たちが長年住んでいる寿町に、大きな病院をつくる具体的な話を3月末に初めて聞きました。これからの老後をのんびりとこの生まれ育った地で過ごしたいと思っていた矢先に、高層の病院が建設されて、健康の源である太陽の光が奪われようとしています。
聞くところによりますと、病院建設費用がこの海抜0メートルのところに建てるために、35−50億円追加になり100億円くらい掛かるようです。思い切って国が提言しているように高台(西医療センター付近の地元住民の方々も要望されています)に変更してはいかがでしょうか。
何とかこの地で健康に住み続ける事ができるために、貴議会で私たちの意見を十分検討され、市に提言していただけるようお願い致します。
私たちから太陽を奪わないでください。」
もう一つの問題が、ここで述べられている住民から太陽を奪ってしまう問題です。このことについて、市も医療センター側もちゃんと説明しておらず、対策も取っていません。病院が公共施設だからと言って、また本来病気を治す施設が、近隣住民から太陽を奪い、病気にさせて良いのでしょうか。
請願事項は、
「1、新病院建設場所を再検討して下さい。
2、強行する場合、私たち住民から太陽の光を奪わない方策を取って下さい。」
の2点です。
委員の皆さん、ご審議よろしくお願いします。
5、 委員の意見開陳
A氏 今場所を変えるのは大変。日照権は最大の配慮を。
B氏 ここまで進んできている。日照権は最大の配慮を。アンケート調査も重視
C氏 心情は分かるが、日照は法を守って。
D氏 再検討は難しい。設計の中で日照は配慮を。
E氏 情は分かる。執行部と話をうまくして欲しい。
F氏 請願の趣旨が良く分からない。日照権については良く分かる。
I氏 ・・・
G氏 場所はどうも
採決、賛成は1名のみで、不採択。
委員長報告の中で、開陳の内容について是非触れさせたい。
視察の模様の写真を後日掲載します。