活動日誌−活動日誌

【13.06.24】 曇り空の早朝宣伝、維新の会も

1、都議選の結果

お早うございます。
昨日は、東京都の都議会選挙が行われ、民主党が大敗し、自民・公明が全員当選し過半数以上を占めました。日本共産党は議席数を倍増し、民主党を抜いて第3党に躍進しました。

2、参議院選挙

いよいよ、参議院選挙が7月4日告示、21日投票で始まります。
日本共産党は、参議院選挙政策「安倍政権の暴走に立ち向かい、『国民が主人公』の新しい政治を――参院選で問われる大争点と日本共産党の改革提言」を発表し、三重選挙区では中川氏をたて、比例区で5名以上の当選を目指して頑張っています。
参院選改革提言の骨子は、
?、アベノミクスの暴走を許さず、消費税増税を中止し、国民の所得を増やす本格的な景気回復の道を
?、原発の再稼働と輸出を中止し、「即時ゼロ」の決断を――再生可能エネルギーに大胆に転換する
?、「アメリカいいなり」をやめ、国民の利益を守る外交に――基地も安保もない日本をめざし、自主外交でアジアと世界の平和に貢献する
TPP交渉参加を撤回し、日本農業の再生と食料主権、経済主権の確立を
食と農、雇用と地域経済に大打撃――「亡国への道」を許さない 
?、安倍政権の改憲への暴走と対決し、憲法を守り、生かす政治を
?、侵略戦争、植民地支配を肯定・美化する、歴史の改ざんと歴史への逆行を許さない
の5点です。

3、安倍内閣の「成長戦略」と「骨太の方針」 庶民に苦難押し付け大企業支援

安倍政権は、「アベノミクス」の第3の柱となる「成長戦略」と今後の財政運営の指針となる「骨太の方針」、規制改革実施計画を決定しました。
すでに実施の金融緩和や財政出動に「成長戦略」を加えて、アベノミクスの「三本の矢」がそろい、また「骨太の方針」で経済・財政政策の指針が示された格好です。
しかし、貫かれているのは国民の暮らしを顧みず、一握りの多国籍企業支援に向け、税制や予算、規制緩和を総動員する姿勢です。
「成長戦略」では、「世界で一番企業が活動しやすい」環境づくりとして、投機マネーも呼び込む「国家戦略特区」創設が掲げられました。また原発再稼働推進と合わせ、原発輸出を含む30兆円の海外・インフラ獲得が打ち出されました。さらに雇用に関して「多様な正社員」を普及・促進するとしていますが、その狙いが労働者の差別・選別や「使い捨て」を進め、解雇の自由化へと導くルールの破壊にあることは明らかです。
「アベノミクス」には消費者物価を2%上昇させる目標はあっても、国民の所得を増やす目標はありませんでしたが、新たな目標として、「一人当たりの名目国民総所得(GNI)を10年後に150万円以上増加」させるとしたのも、まったくのまやかしです。GNIとは、国内総生産(GDP)に海外での生産や投資による純受取額を加えた指標です。多国籍大企業などが内部留保を蓄えれば、賃金などが下落しても、GNIは上がるのです。
こうした中、「骨太の方針」では、社会保障支出を「聖域とせず、見直しに取り組む」ことや、地方財政のための支出を見直すなど、国民向けの支出を削減するものばかりです。高齢者医療や生活保護を名指しした社会保障改悪とともに、首都圏空港や国際コンテナ港湾を想定した12兆円規模のインフラ・集中投資が明記されました。同時に、見逃せないのは「成長戦略」の名で大企業への特権的減免税を拡充する方向を打ち出しつつ、期限を切って「財政健全化を着実に進める」としたことです。ここに史上最悪の消費税増税を断固強行しようとする姿勢が示されています。ただ、目前の参議院選挙での争点化を避けるべく、あいまいな表現にしているだけです。
「大企業は支援、庶民には苦難押し付け」を本性とする安倍政権の悪政を見破り、「増税中止で景気回復を」「国民の懐を豊かにし、地域循環型の経済を」の世論と運動を広げようではありませんか。
安倍政権がやろうとしているのは、経済と財政の再建を「両立」させるどころか、破綻させる道です。
経済と財政を再建するというなら、まず「アベノミクス」を中止すべきではないでしょうか。        

4、今週の国会

26日に会期末。
衆院小選挙区「0増5減」区割り改定法案。
 日本共産党は、投票価値の平等を保障する憲法の要請に応えず、民意をゆがめる小選挙区制を固定するものだと批判。選挙制度を党利党略でもてあそぶことは許されないと主張。
生活保護改悪法案。
 日本共産党は、窓口で申請をはねつける「水際作戦」を合法化するものだと批判し、廃案にするよう求めています。

5、桑名市議会

先週前に、代表質疑・議案質疑・一般質問の大半が終わり、
今日 6月24日(月)午前10時  本会議(一般質問残り2名が行う)
明日からは6月25日(火)―26日(水) 午前10時 常任委員会
6月27日(木) 午前10時  病院特別委員会

6月の市議会、私は勝手に請願市議会と言わさしてもらっていますが、4つの請願は、関連委員会に付託され、委員会での審査・討議が注目されます。
? TPPへの参加に反対する請願(農民連など9つの団体から)
教育産業 6月26日(水)
? 風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願(三重県保険医協会から)
福祉安全 6月25日(火)
県の助成が決まっていますが、桑名市の対応が注目されます。
? 新病院建設場所の検討と太陽の光を求める請願書(近隣住民5名から)
病院特別委員会 6月27日(木)
? 消費税増税中止意見書の採択を求める請願(桑名員弁民主商工会から)
総務政策 6月25日(火)
TPPと合わせ7月の参議院選挙の焦点ですが、桑名市議会の態度が注目されます。
  
そして、7月 2日(火)最終日です。
午後 1時  本会議(委員長報告、討論、採決)閉会

桑名市議会、団体での傍聴も増えてきています。是非ご注目下さい。

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