活動日誌−活動日誌

【13.06.16】 リニア新幹線を考えるシンポジウムに岐阜県中津川市ちこり村へ行ってきました。

市長が三重県の期成同盟でこちょこちょやっている中に、桑名市内でも考える会を早急に立ち上げる必要がある。

報告
1、 リニアを生かしたまちづくり
中津川市リニア推進課長 渡辺卓
現在パブコメ中の「リニアのまちづくりビジョン」について、理念・基本方針・戦略・取り組み方策について説明。
車両基地ができるためにかなりの雇用・定住者が見込める。広域の観光拠点ものぞめる。名古屋から10分であり、医師不足の解消も。
開発一辺倒ではない。駅の整備は高層の建物は避ける。

2、 必要か、リニア新幹線
千葉商科大学大学院客員教授 橋山禮治郎
この計画は、「誰が」が重要。国民なのかJR東海なのか。
建設目的について、輸送力の限界、新幹線の老朽化、更なる高速化の3つの目的の観点から、必要性を分析・解析する。
市長と期成同盟は住民の声を聞いているかどうかがポイント。

3、 リニア新幹線に対する日本共産党の考え
衆議院議員佐々木憲昭(4月15日の衆議院予算委員会で質問)
? 初めての乗り物として計画が拙速すぎる。法律がない。
? 国民が求めているのか。(大半が要らない。)
? 必要性が感じられない。(利用率、老朽化、需要は増えない)
? 安全の保証がない。
? エネルギー問題(多量の電力を消費し、原発稼働が前提)
その他、人体への影響が明らかになっていない。
以上の事から、今やるべき事は、この建設計画をまずは凍結して、リニア建設に利害の関係がない専門家を含む第三者機関を設置して、様々な角度から評価・検証を行うべきです。

4、 笛吹市を視察したスライド報告
現場の水枯れと車体は筒に囲まれ実際は見えない事が分かった。
土地の買収は、橋脚部分のみとか。

会場からの質問等(橋山、佐々木氏へ)
質問に応えて、橋山禮治郎先生から本の「必要か、リニア新幹線」に出ている内容の事柄が紹介された。


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