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【13.01.11】 2012年12月議会一般質問 (1月18日午前11時)を行いました。

質問の内容、1、 伊藤徳宇(なるたか)新市長の市政運営の方針について

 おはようございます。日本共産党桑名市議団の星野公平です。
 まずは、伊藤徳宇(なるたか)市長、古い水谷体制を終わらせて頂いた事に敬意を表します。しかしながら、私たち日本共産党市議団の立場を明確にしておきたいと思います。
 立候補されるにあたって、私たちの作った7章100項目にわたる「桑名市政への提言」に対して、ご意見を伺いました。当時の伊藤市長候補者からは、人員削減を含む「行革プラン」(指定管理者制度、図書館PFIの容認)の推進の態度を言われておりました。また現在進められようとしている幼稚園の統廃合についても推進されるご意見でした。もう一つ、住民負担の問題について、近く予定されていると聞く上下水道料金の値上げや、多くの市民の要求である有料駐輪場の無料化、公共施設の利用料無料化には冷たい態度でした。
 不祥事が続いた水谷前市政を刷新するのには賛成です。協力できる所は協力して参ります。しかし、この様な「行革」や住民負担増の市民いじめには反対であることを、まず最初に、はっきりと表明しておきたいと思います。

 一問一答方式で質問を行います。
 

1、 伊藤徳宇(なるたか)新市長の市政運営の方針について、       
伊藤新市長ご自身に質問します。
市長以外の理事者の答弁は要りません。

(1) 水谷前市長からの交代について、

? 前市長と引き継ぎを行なわれたと聞きました。行われたのならば、引き継ぎの中で、今後重要と思われる事柄をいくつか紹介していただきたいと思います。引き継ぎ書の公開を求めていますが、遅れていますのでお願いします。特に前市長の十数年にわたる市政の思いと選挙戦終盤には、医療センターは自分の手で完成させたいと言っていたと聞こえてきました。新市長の思うところを答弁下さい。

? 所信表明の中で、「緊急に対処すべき課題が山積」といわれましたが、これから市政運営をしていく中で、これらの課題をオープンにして、問題点を市民等と共有すべきではないかと思います。如何ですか。
 ところで、先の議員の答弁あった市民の命を守るという大役もあるわけですが、1月2日午後に市民が赤尾地区での市道から用水路に転落した死亡事故に関して、道路管理者としての責任は感じられておられますか。何らかの対応を考えられましたか。答弁下さい。

? 一連の汚職・不正(不祥事)の究明は終わったのでしょうか。事実の究明はもう行わないのでしょうか。水道関連での上層部の関与や旧環境部の体質的な問題等、解決しなければならない問題がまだまだあるように思われます。そして、今後の入札のあり方について、入札制度の再検討・変更は考えておられますか。答弁下さい。

(2) 情報公開について、

? 所信表明で、「行政が持っている情報を出来る限りオープンに」といわれましたが、具体的に今までオープンしておらず、今後オープンにしようとしている情報は、どんな情報ですか。市長の答弁をお願いします。

? 私は事実を知りたいために情報公開をたびたび行っていますが、現在、情報公開されない理由のベスト3は、?個人情報だと言う事、?政策形成過程だという事、?存否を答えること自体行わない。だと思います。これからは、改めて、どんどん公開していくのでしょうか。予算の要求段階から作成過程・決定までの情報公開についてどう考えておられますか。

? 「市長自らが地域に出向いて市民の皆様と対話する『(仮称)どこでも市長室』、様々な活動をしている団体の皆様と市長が意見交換する『(仮称)市長カフェ』を早急に実施したいと思います。行政から積極的に情報を発信していきます。」と述べられ、今までにない(前市長には無い)積極的な市長の姿勢が伺われますが、毎月定例的に行われている部長会の公開、市民への市長の直接的な呼びかけ、市民の直接的な市長への意見具申は行えますか。一般市民が自由に市長に会って話し合える機会はつくられるのでしょうか。お忙しいと思いますが、時間の許す限り、頑張ってお願いしたいと思います。

(3) 住民負担の拡大について、

? 所信表明にある、「納税者の視点で次世代に責任ある財政」とはどういうことですか。特に、桑名市で今後一番費用がかかると思われるのは駅西土地区画整理事業です。これから200億円以上の支出が見込まれますが、桑名の財政はこれに耐えられますか。見直しを行う考えはありませんでしょうか。

? 所得(年金も含めて)が減る中、消費税増税も予定されております。来年度予定されていると聞く、上下水道料金の値上げについて予定通り実施して行くのですか。現在、莫大なお金をかけて水道の事業計画策定をしていますが、市長はご存知で理解されていますか。

? そして、有料駐輪場や公共施設利用の無料化について、市長は現在の姿勢を変えて、積極的に市民への福祉向上の意味からも無料化に踏み切る意思はお持ちではありませんか。

(4) 桑名の自然を守るために、

 市長は、4点目のビジョンの中で『こどもを3人育てられるまちに』を言われています。その中で、「桑名は、名古屋通勤圏の他の自治体と比べれば地価も安く、自然も多く、子育てするには最高のまちです。」と言っておられます。自然の多さを認識しておられますが、桑名の緑はどんどん減ってきているという報告が先の議会でありました。最後に、桑名の自然を守るために、質問します。これは以前より私が何度も前の市長に質問している事ですので内容は十分理解されている事と思いますが、新市長の見解を問いたいと思います。

? 桑名市に「都市計画」というものが、あると思われますか。

? 緑を破壊する土地開発や住環境を破壊する高層マンション等の建設は規制しませんか。

? 特に、リニア新幹線は最大の環境破壊です。桑名市の地下数十メートルのところを名古屋から亀山に走っていきます。桑名には一つもメリットがありません。考えられるのはデメリットだけです。推進する立場に立たれるのですか。三重県の首長等で作っている期成同盟をどう考えていますか。どっぷりとつかる予定ですか。

? 愛知県、名古屋市の首長が取り上げ、岐阜中心に運動が起こっている長良川河口堰の開門調査の実施について、伊藤新市長の考えを伺います。


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