活動日誌−活動日誌

【12.03.10】 陳情はどうあるべきなのか。

今議会に一市民から「『市長公室長に倫理観』を求める陳情書」が出されたが、当局には文書を渡すが、議会としては聞き置きとなった。私はあくまでも、議会基本条例にある様に請願と同じように扱うべきだと主張したが、多数には負けた。

 私は本会議の代表質疑で市長公室長に、職員の倫理について質し、市長公室長は、以下の様に述べた。
 倫理という言葉を調べてみると、「人のみち」とか「社会秩序の原理」と表されており、それぞれの職業が果たすべき役割から生じる義務や社会の期待と信頼に応える行動のあり方として職業倫理という言葉がある。公務員はその職務がより大きく社会に影響するため、公務員に対する社会の期待や信頼に応える行動規範として高い職業倫理が求められており、これを公務員倫理と呼んでいる。
 公務員として求められている市政や心構えを身に付け、公務員倫理の保持、倫理意識を高めることに努め、市民の皆さんから信頼される行動をしていく必要があると思っている。
 そこで、市職員としての倫理意識を高めるためには、まず、慣習に流されず、感覚の麻痺を防ぎ、市民の目線による判断のできる職員となるための意識改革が必要です。職員の意識が高まれば、それがまた職場風土改革につながり、組織として違反を許さない健全な組織風土が構築され、業務手法の見直しにつながっていきます。倫理意識を高めることで、公正かつ円滑な職務遂行を心掛けてまいりたい。
 そして、陳情について感想を求めたが、市長公室長はその様な陳情が出ているのは聞いているが、受け取っておらず知らないとの答弁であった。
 議会に問題があるのか、嘘の答弁をしているのか正していかなければならない。ここでも桑名市議会、議会制民主主義の危機です。市議会無用論・議員少数論が出ても否定できなくなる。

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