活動日誌−活動日誌

【12.01.10】 今日の「しんぶん赤旗」は、1面と14面の2か所で日本の薬価(医療機関で使われている薬の価格)が高いことを批判しています。

元製薬企業(現アステラス製薬、旧山之内製薬)の労働者として痛いところですが事実です。

 全国保険医団体連合会(保団連)などの調査で、日本の薬価が先進諸国と比べて高く、医療保険財政を圧迫していることが、改めて明らかになりました。製薬大企業は全産業平均の3倍近い利益をあげ、巨額な内部留保を貯め込んでいます。また、2010年の人口1人あたりの薬剤費をみると、日本は英国の4.1倍で、薬価が高いうえに薬剤使用量も多い傾向が推察された、としています。国民は高薬価と高い窓口負担によって、安心して薬物療法を継続できない実態があります。窓口負担増が検討されていますが本末転倒です。高すぎる薬の価格を患者が払える範囲まで大幅に引き下げる(薬価は、政府が決めています。)ことこそ急がれます。
 3面の生活保護費削減の特集欄で、保護受給者に国が後発医薬品の使用強制を批判しているところが共産党的で面白い。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)