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【11.10.18】 日本共産党桑名市議団ニュース40号を発行

16日の中日新聞としんぶん赤旗の日刊紙におり込みました。日曜版には次週です。

私の記事は、概ね以下の通りです。

職員逮捕は3人目  市長の責任は重大
決算の認定、来年からの後期計画に理由を述べて反対


2011年9月議会は9月7日から10月6日まで行われました。当初9議案(補正予算3、決算の認定3、条例改正2、後期基本計画の策定)と6つの請願(教育関係4、議員定数等削減、子ども・子育て新システムに反対)が上程されました。本会議では、石田議員が議案質疑と一般質問を行い、星野議員は一般質問を行いました。今定例会は、決算の認定がメインであり、特別委員会が昨年に続いて全員参加型で開かれました。また総合計画の後期基本計画の策定についても特別委員会が設置されて審議されました。
日本共産党桑名市議団は、星野議員が6議案(補正予算2、決算の認定2、条例改正1、後期基本計画の策定)に反対討論、石田議員が1議案(一般会計等の決算認定)と請願(子ども・子育て新システムに反対)に賛成討論を行いました。
また最終日には、人事案件(人権擁護委員の推薦)2議案、4つの意見書提出議案(教育関係)、議員提出議案2議案(総合計画の基本的な計画削除、議会基本条例)それに問責決議案が提出されましたが、「総合計画の基本的な計画削除」には反対しました。
今議会、「議会基本条例」が制定された事は今後の議会のあり方に大きな影響を与えて行きます。(議会だよりの発行や議会報告会の開催)
最終日間際に市長への「問責決議案」を出さざるを得ない状況になったのは遺憾と言うよりも「やっぱりか」と思われます。

「問責決議案」に賛成。辞職勧告の動議も賛成。

2009年11月に水道部の職員が収賄容疑で逮捕され、その他にも水道部で架空工事事件がありましたが職員は免罪されました(市が告訴せず)。2010年3月には環境部の職員が指名業者等(市の職員にも)に対して詐欺容疑で逮捕されました。市は不祥事防止対策を進めているといいますが、所詮これに関わっている幹部にも疑惑のうわさが残っています。やはり外部の人を沢山入れて調査・対策をやっていくべきです。(悪者が悪者を裁くという声も聞こえてきます。)市長に対する問責決議は当然ですが、市長は、この意味を分かってくれているのでしょうか。賛成しなかった5人の市議の良心を疑います。辞職勧告の動議も当然です。3人の逮捕です。それに今回は側近(後援会員以上の身内ともいわれています)の逮捕です。不信任でも良いくらいです。次は12月議会です。

星野公平議員の一般質問

【質問1】県職員管理職の給与カットが行われ、11月から市立の小・中学校校長・教頭先生の給与も8%カットされるが、桑名市はどう考えているか。又、県内市内での経済的・社会的影響は。
【教育長の答弁】校長・教頭の困惑と落胆は大きくモチベーション低下は避けられないが、実施されるなら教育に関係する事に使って欲しい。
【市長公室長の答弁】マイナスは想像出来ないが、被害を受けた産業に回されればプラスも。

【質問2】役所内で市税の滞納問題で、銃刀法違反の刃傷事件が起こったが、事件の詳細説明と今後の対策は。
【総務部長の答弁】相談内容など個人に関わることは言えない。相談者の生活状況・実態を把握し、それぞれに見合ったきめ細かな対応に心掛ける。(法令に則り)

【質問3】学校での「防災教育」は、どの様に行われているのか。住民の方がたくさん学校に避難してきた場合、市と学校とのタイアップは。
【教育部長の答弁】学校では、防災計画を作成し、発達段階に応じた防災教育を避難訓練と合わせて計画的継続的に実施している。「学校防災緊急対策プロジェクト」を設置し抜本的な見直しについて検討している。
【市民安全部長の答弁】住民対応の1名を決めているが、状況によって増員する。

【質問4】桑名のエネルギー対策について、原発ゼロの宣言を要望し、「桑名市地域新エネルギービジョン」について質し、私の夢である木曽三川河口に風力発電と潮流を利用した小水力発電の複合施設建設を語る。

【質問5】入札方式については、「電子入札システム」では談合は無くならない事を述べ、現在桑名市で進行中の2つの部局のプロポーザル入札について質す。上下水道部で審査委員会に外部の人を入れず、内部の人だけ行っているのは何故か。「桑名市庁舎耐震補強工事」の審査委員会は公開されるのか。
【上下水道管理者の答弁】幅広い分野での有識者・専門家・学識経験者などの意見が必要な場合は外部を入れるが、今回は日々使用しているシステムの改善・更新だから必要ない。
【総務部長の答弁】第1回審査委員会で、2次審査は非公開に決定。(上下水道部では2次審査は公開で行われました。)

2011年9月議会反対討論

1、議案第47号 平成23年度桑名市一般会計補正予算(第3号)
1つは、駅前複合ビル「サンファーレ」建設に伴う国支出金の返還の判断。2つは、陽だまりの丘の子育て支援・生涯学習の複合施設の建設の無計画性。3つは、住民基本台帳を使っての要援護者台帳作成。
2、議案第49号 平成23年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)
今回の事件は、ADR(裁判外紛争解決手続)の長所を悪用して、不当な要求を相手の名を隠して丸呑みしようとしている。
3、議案第51号 平成22年度桑名市水道事業会計の認定について      
1つは、使ってもいない長良川の水を長良系の水と名前を変えて高く買っていること。2つは、水道修繕センターの設置は除外された業者にとって死活問題。
4、議案第52号 平成22年度桑名市下水道事業会計の認定について 
料金の値上げと地方公営企業法の一部適用は議会の監視機能を低下させる。
5、議案第53号 桑名市市税条例等の一部改正について
金持ち優遇の株式等配当所得などに対する軽減税率の延長。
6、議案第55号 桑名市総合計画後期基本計画の策定について
?総合計画の基本構想に反対してきた。?前期における進捗状況の判断に納得
できない。?後期基本計画作成の方針と構成に問題がある。?部門別計画で賛同できないものが沢山ある。

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