活動日誌−活動日誌

【11.07.05】 昨日、地方独立行政法人桑名市民病院の第2回評価委員会を傍聴して

病院側の自己評価は甘いのではないか。

メンバーは、元三重大学長、三重大学病院院長、桑名医師会長、桑名商工会議所会頭、公認会計士の5人です。
1回目に比べて傍聴は減りました。(マスコミ、市会議員)

1、 決算が黒字だというマジック。

決算報告書によると▲117百万円の赤字で、損益計算書では1.3百万円の黒字になっています。損益計算書の計上額と決算額との差は、損益計算書に計上されている資産見返の戻入と減価償却費が決算額には含くまれていません。(消費税については不明)今までは公営企業の経理処理がなされ、今回は地独法上の経理処理で資産見返の戻入が計上されて黒字化されています。副市長等は喜んでいますが、委員からは、民間には理解しにくい財務諸表だと指摘があり、2回目で再度説明がありました。

2、 病院内の改革(?)は進んでいるらしい。(議会は関与できない)

 新しい人事評価制度が導入された。平成22年2月から、管理職、各部署代表及び組合代表で構成する人事評価プロジェクト会議を設置し、法人が期待する行動基準を職員参加のもと策定し、行動評価、能力評価及び業績評価の3要素による人事評価制度を構築し、平成22年度から運用を開始し、オープンな透明性の高い制度になっているという。これによって職員間に給与の格差が生じてきている。医師については平成23年度中に導入予定だが、医師には慎重にとの都合のいい意見が出された。

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